ノードクイスト優勝 AIG全英女子オープン2021

2021AIG全英女子オープンが始まります。コースはスコットランドの難関、カーヌスティ。日本勢は7選手が参戦します。注目の出場選手、ペアリング、放送予定です。

大会概要

8月19日(木)~8月22日(日)
コース:カーヌスティゴルフリンクス (スコットランド)
賞金総額:450万ドル (優勝賞金:67.5万ドル)
公式HP:こちらです。

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出場選手とペアリング

出場選手と、初日と2日目のペアリングが発表になりました。

古江彩佳が日本勢先陣 畑岡奈紗は世界1位のネリー・コルダらと同組/全英女子組み合わせ
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 事前情報◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72) 19日に開幕する海外メジャー最終戦の予選ラウンドの組み合わせとスタート時間が17日、発表された。古江彩佳が日本勢の先陣を切って、初日午前7時58分(日本時間午後3時58分)に、前週の「スコ...

日本人選手の部分を転載しておきます。

<日本勢の予選ラウンド組み合わせ&スタート時間>
初日/2日目(カッコは日本時間)
07:58(15:58)/12:38(20:38)古江彩佳、リディア・コー、ジェニファー・カップチョ
08:09(16:09)/12:49(20:49)畑岡奈紗、ネリー・コルダ、チャーリー・ハル
08:47(16:47)/13:27(21:27)梶谷翼(アマ)、カトリオナ・マシュー、マデレーネ・サーストレム
12:38(20:38)/07:58(15:58)渋野日向子、アリヤ・ジュタヌガン、オースティン・アーンスト
12:49(20:49)/08:09(16:09)笹生優花、ブルック・ヘンダーソン、レキシー・トンプソン
13:27(21:27)/08:47(16:47)原英莉花、ギャビー・ロペス、ジェニファー・ソン
13:38(21:38)/08:58(16:58)青木瀬令奈、チ・ウンヒ、シャイアン・ナイト
※すべて1番スタート

放送予定

いつもは局別ですが、今回は時系列で。
放送は恒例の3局。地上波がテレビ朝日、BSがWOWOW、CSがゴルフネットワークです。
また、これにインターネットのABEMAが加わります。

日程 放送時間 チャンネル 放送予定内容
2021/08/19(木) 18:30-02:00 ゴルフネットワーク AIG女子オープン(全英女子) 初日
2021/08/19(木) 19:00-02:15 WOWOWライブ AIG女子オープン(全英女子) 初日
2021/08/19(木) 20:00-02:30 ABEMA AIG女子オープン(全英女子) 初日
2021/08/20(金) 00:50-02:20 テレビ朝日 AIG女子オープン(全英女子) 初日
2021/08/20(金) 15:00-21:30 ABEMA AIG女子オープン(全英女子) 2日目
2021/08/20(金) 19:00-02:15 WOWOWライブ AIG女子オープン(全英女子) 2日目
2021/08/20(金) 19:00-02:00 ゴルフネットワーク AIG女子オープン(全英女子) 2日目
2021/08/21(土) 00:50-02:20 テレビ朝日 AIG女子オープン(全英女子) 2日目
2021/08/21(土) 17:00-03:00 ABEMA AIG女子オープン(全英女子) 3日目
2021/08/21(土) 19:00-02:00 ゴルフネットワーク AIG女子オープン(全英女子) 3日目
2021/08/21(土) 20:00-02:30 WOWOWライブ AIG女子オープン(全英女子) 3日目
2021/08/22(日) 00:30-02:30 テレビ朝日 AIG女子オープン(全英女子) 3日目
2021/08/22(日) 11:30-03:00 テレビ朝日 AIG女子オープン(全英女子) 最終日
2021/08/22(日) 17:00-02:00 ABEMA AIG女子オープン(全英女子) 最終日
2021/08/22(日) 20:00-04:00 WOWOWライブ AIG女子オープン(全英女子) 最終日
2021/08/22(日) 20:00-03:00 ゴルフネットワーク AIG女子オープン(全英女子) 最終日

AIG女子オープン(全英女子) テレビ放送予定-LPGAツアー 米国女子
AIG女子オープン(全英女子) 米国女子ツアーのテレビ放送予定です

テレビ朝日のサイトがこちら
WOWOWのサイトがこちら
ゴルフネットワークのサイトがこちら
ABEMAのサイトがこちら

大会の見どころ

何と言っても、舞台は、スコットランド。あの、カーヌスティです。
男子の全英オープンの会場の1つとしても知られる、代表的なリンクスコース。
ジャック・ニクラウスをして、「世界で最も難しいコース」です。

女子で開催されるのは初となります。
昨年のロイヤルトゥルーンも相当の難コースでしたが、今回はそれを凌ぐかもしれません。
優勝スコアがアンダーパーになるかどうか?
もしかすると、オーバーパーでの優勝もあるかもしれません。
「1日に四季がある」と言われる、スコットランドのリンクスでの戦いです。

予選ラウンドの結果

スコットランドのリンクスには珍しく、風も弱く、穏やかな天候。
それもあって、難関カーヌスティですが、上位選手はスコアを伸ばす展開となっています。
日本人選手は7名が参戦しましたが、4選手が予選を通過し、決勝ラウンドに進みます。

予選を通過した各選手の所感を書いておきます。

5位タイ-5 笹生優花

リンクスコースなのですが、そのポテンシャルを十分に発揮しています。
持ち前の飛距離に加え、ショートゲームも秀逸なので、大きくスコアを崩す気配がありません。
ティーショットが荒れなければ、十分に優勝争いに加わるプレーぶりです。

12位タイ-4 渋野日向子

まずは、昨年打ちのめされたリンクスコースで、見事、挽回しました。
要因は大きく3つあると思います。

安定したショートゲーム

グリーンを外す場面も散見されたのですが、アプローチとパッティングが非常に好調です。
ピンチの場面も、かなり凌いでいる印象を受けます。

冷静なプレー振り

初日の10番、フェアウェイバンカーからのショットを除けば、概ね冷静にプレーができています。
通常のコースと違い、リンクスでは、リンクス仕様のプレーが求められますが、ここまでは対応できていると感じます。

持っているツキ

もちろん、ショートゲームの上手さは光っているのですが、ミスしたショットが、大トラブルにならない位置にとどまっていることが多く、これは、彼女が持っている運としか言いようがありません。
充分に優勝が狙える位置ですが、決勝ラウンドの鍵はティーショットだと思います。

23位タイ-2 畑岡奈紗

畑岡さんも、今回は地力で予選通過を果たしています。
彼女のプレースタイルからして、リンクスよりもアメリカのコースが得意なはずです。
飛距離も世界基準で平均は出ますし、カギを握るのはパッティングだと思います。
元々がジャストタッチ派ですが、リンクスは遅めのセッティングになります。
強めのストロークができるかがキーポイントに見えます。

45位タイ、イーブンパー 古江彩佳

古江彩佳さん、初日は+2と出遅れてしまいました。
決勝進出のために、是が非でも2日目はアンダーパーが必要。
2日目はしっかりとスコアを伸ばし、予選通過を果たしました。
飛距離はこのフィールドでは飛ばない部類に入るので、勝負は正確性とショートゲーム。
ある意味、決意を持って、エビアン選手権から全英女子オープンに臨んでいます。
エビアンでは上位フィニッシュ、古江式ゴルフを貫いて上位進出を狙いたいです。

決勝ラウンドの見どころ

やっとと言うか、3日目にして天候は風が出る予報です。
風が出るとリンクス、特にカーヌスティは、加速度的に難易度が増します。
15番や18番は、多くの選手がパーオンに苦しむでしょう。
特に18番は、クリーク(バリーバーン)の手前にレイアップせざるを得ない場面も容易に想像できます。

風が吹けば、本当に別コースです。
10打くらい、前日から落とす選手がいても全く不思議ではありません。
全英女子オープンらしい、我慢の3日目になりそうです。

大会3日目、まさにムービングデー

決勝ラウンドにして、初めての雨。少しだけリンクスっぽくなりました。
とは言え、風は弱く、上位陣はスコアを伸ばす展開。

まずは、早いスタートだった古江彩佳さんが、5バーディー、ノーボギーのナイスラウンド。
一気に上位に顔を出してきました。

古江彩佳が「67」 通算5アンダーと伸ばして上位浮上
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 3日目(21日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72) 気温16.7度、どんよりとした空、断続的に霧雨が降る全英らしい天候となったムービングデー。通算イーブンパー45位から出た古江彩佳が5バーディ、ノーボギーの「67」でプレーし、通算5...

カーヌスティとは言え、古江さん本来のボギーフリー。
18番ではバリーバーンをワンバウンドで超えるという離れ業でしたね。

そして、渋野日向子さん。
アウトは絶好調で、一時期は単独首位に立ちました。
しかし、インコース、特に12番からかなぁ。
少しのミスから流れが悪くなり、連続ボギーで後退してしまいました。

「メンタルの弱さが光った」 渋野日向子は悔しい4連続ボギー
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 3日目(21日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72) 「タイミングよく自分も悪くなっていった。自分のメンタルの弱さがすごく光り、なかなか成長できていないなと感じた」。雨脚が強まるとともに、渋野日向子のプレーは様変わりした。 曇り空の下...

首位とはストローク差がありますが、何せ、カーヌスティでのメジャーです。
顔ぶれは変わったものの、首位のスコアは、さほど伸びていません。
まだまだ上位が狙えると思うので、切り替えて各選手、臨んで欲しいです。

古江彩佳15位 渋野日向子18位で最終日へ
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 3日目(21日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72) 「65」をマークしたアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と、ナンナ・コルツ・マドセン(デンマーク)の北欧勢が通算9アンダーの首位で並び、最終日を迎える。 1打差の通算8アンダー3...

最終日の組み合わせとスタート時間です。

「AIG女子オープン(全英女子)」組み合わせ&スタート時間(1/3)
最終日 スタート 日本時間 組み合わせ 9:10 17:10 アンドレア・リージェニファー・カップチョ 9:20 17:20 クリスティーナ・ウォルフローラ・デービース 9:30 17:30 ジェシカ・コルダ朴仁妃 9:40 17:40 チェ・チェラアナベル・フラー(アマ) 9:50 17:50 アディティ・アショクロ...

大会最終日

上位陣が混戦の中迎えた最終日。史上まれに見る、優勝争いとなりました。
特に、最終組より10組以上前からスタートした、ミンジー・リー選手がクラブハウスリーダー。
最終日は-8というスコアを叩き出すという、優勝争いは混とんとなりました。

優勝は、ノードクイスト

もはや、優勝スコアさえ想像できない混戦の中、最終的に優勝はノードクイストでした。
2位以下も大混戦でしたので、本当に頭1つ抜け出した優勝でした。
上位陣。全体のスコアはこちら

健闘も紙一重だった日本勢

最終日に期待の集まった日本勢ですが、優勝までは届きませんでした。結果は以下の通り。

世界に迫った古江彩佳

どのプレイヤーよりも小柄っぷりが目立った古江彩佳さん。
それでも中盤までは、十分に優勝が狙える位置でした。
特に、11番のパー4で、ワンオンからのイーグル、13番バーディーは秀逸でした。
エビアン選手権でも4位になり、手応えと課題も見つけた欧州遠征だったと思います。

優勝を狙って攻め続けた渋野日向子

-4と首位と5打差からのスタートだった渋野日向子さん。
これは完全に優勝狙いだったと思います。
象徴されるのが、1番、2番と連続バーディー。
難関カーヌスティで、全てバーディーを獲るというくらいの意志を感じました。
もちろん、そう上手くはいかなかったのですが、その気迫と覚悟には拍手を送りたいと思います。

「現状すべてを吐き出した」 渋野日向子メジャー最終戦は34位
◇海外女子メジャー◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 最終日(22日)◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850yd(パー72) 18位から出た2019年大会覇者の渋野日向子は5バーディ、4ボギー2ダブルボギーの「75」で回り、通算1アンダー34位で今年のメジャー最終戦を終えた。 「本当にすごく悔しいラウンド...

悔しさも今後に活かそう、畑岡奈紗、笹生優花

畑岡さんも、自身初のメジャー制覇に向け全力投球でした。

プロ転向時に掲げた“目標”は叶わず それでも畑岡奈紗は成長を実感「これからもメジャーは続く」
悲願達成は、来年以降に持ち越しとなった。畑岡奈紗の最終日は、1イーグル・3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「72」で終了…

また、全米女子オープン優勝の笹生優花さんも健闘しましたが、3日目に体調を崩しました。
最終日は痛み止めを飲みながらのプレーは不本意でしょう。

同一年での“全米&全英タイトル奪取”は失敗も 笹生優花は学びの4日間に感謝…その収穫は?
同一年で全米&全英制覇の2冠達成は叶わなかった。笹生優花は、5つのバーディを奪うも、9番のトリプルボギーなどもたたり、トータ…

しかし、両選手とも、まだまだこれからチャンスは、必ず訪れると思います。
畑岡さんも、インタビューで答えている通り、これからもメジャーは、そして挑戦は続きます。

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