2023ブリヂストンレディス初日観戦記 アト連編

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ブリヂストンレディスの初日、朝一番から観戦に行きました。
もちろん、お目当ての組があり帯同したのですが、帯同観戦が終わっても、まだお昼。
せっかくなので、もう1つの目的、アト練も見ました。

経験上ですが、このアト練習をしっかりやる、良い球筋を打つ選手は伸びしろが高い。
過去の経験でも、初優勝前の、渋野日向子、古江彩佳、吉田優利。
こういった選手は、あぁ、優勝が近いだろうなという練習をしています。

さて、今回のトピックを何人かの選手ごとにご紹介します。

櫻井心那 2023ブリヂストンレディスの初日アト練習

ラウンド後の練習も、約3時間、フルメニューでやっていました。
ショット、アプローチ、バンカー、そしてパッティング。
ショット練習では、ティーアップした球をウェッジで打つ練習も20球ほど。
これを均一の入射角、スピン量にするのは難しいのですが、重点的に取り組んでいました。
櫻井さん、初日のスコアは-2と決して悪くはなかったのですが、上(優勝)を目指すために、足りない部分は一日でも早く克服したい気合が見えました。

途中、金澤志奈さんが、ぴょんぴょんと楽し気に参入。
何かと思えば、この2人。
ウェア契約が、and per seなのですね。

金澤志奈さんのインスタをチェックしていれば、今後、そんな写真がアップされるかもしれません。

渋野日向子 2023ブリヂストンレディスの初日アト練習

初日の+5と叩いてしまったのでは、各種報道もされているところです。
人気選手が久し振りの帰国、そして初戦ともなれば、それは注目もされます。
しかし、現在の体調はと言えば、必ずしも良くない。
本人が深刻には語りませんが、左手故障の影響は少なくないと思います。
最近の試合での練習ラウンドも、ウェッジとパターだけでラウンドしていましたしね。

そんな渋野日向子さんがアト練習に登場したのは、ホールアウト後、約2時間過ぎ。
その間、多くのメディアに対応していたと思います。

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黙々とドライビングレンジの左端で練習し、その後、パッティングも練習を続けました。
怪我の影響も心配ですし、求められるからメディア対応も多いのでしょうけど、それだけ時間のかかることがルーティーンで求められるのも大変な立場です。

馬場咲希 2023ブリヂストンレディスの初日アト練習

この大会は、「ホステスアマ」として出場の馬場咲希さん。
注目選手なので、ギャラリーも大変多かったです。
馬場咲希さんもメディア対応に追われ、アト練習に来たのは、渋野日向子さんのあと。

その登場の仕方が面白かった。
今大会、キャディーはパパさんが務めているので、プッシュカートを使用。
アト練には、馬場咲希さん本人がプッシュカートを引いて登場しました。
何だか、「可愛いゴルフ屋さん」みたいです。
パッティンググリーンで練習している櫻井心那さんと笑顔であいさつし、ドライビングレンジに行くと、渋野日向子さんに挨拶、と言うか話。
20分くらいでしょうか?結構長く話をしていました。

両者とも深刻そうな雰囲気ではなかったので、今後のUSLPGAツアー、メジャー関連での話があったかもしれません。両選手とも、全米女子オープンには出場しますしね。

それにしてもですが、馬場ちゃんは、ファンからの人気だけではない。
屈託のないキャラクターは、ツアー選手、関係者とも良好な関係を築いていて、非常に溶け込んでいるという印象を受けました。

さて、その飛距離ですが、中京ゴルフ俱楽部石野コースのドライビングレンジ。
最も奥にあるのが黄色い旗で、200ヤード。
その後ろ20ヤードくらいにはネットがあって、その高さは10m以上。
馬場咲希さんがドライバーを振ると、ネット上段にバンバン当たります。
キャリーで240~250くらいは普通に出ている計算になるので、ランを加えれば、その飛距離は相当なもの、言われるところの270ヤード近辺だと思われます。

リハナ 2023ブリヂストンレディスの初日アト練習

リハナさんもアト練習に来たのは遅かったです。
と言うのも初日は-6と2位での好発進。
4番ホールでホールインワンも決めたので、メディア対応もあったと思います。

さて、ドライビングレンジでの練習はウェッジやアイアンを中心の練習でした。
球筋を見ていましたが、これが実に良いです。
直近の2戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで3位、RKB×三井松島レディスで7位という成績が物語る通りですが、ショットの安定感は抜群です。

「球筋の良さ」は何を指すかですが、方向性はもちろん、弾道とスピン量が適正で、球が思うようにコントロールできている状態です。
思った通りに重く球が飛んで行き、そして止まる。
コンパンクションが硬くなった昨今のセッティングでは、特にこの要素が重要で、飛距離と言う面では劣るリハナさんにとっては生命線とも言える技術で、今後の活躍が楽しみとなりました。

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