メジャー、ANAインスピレーションの翌週になりました。
今週は、ポートランドで、キャンビア・ポートランド・クラシックが開催です。
波乱の始まり
試合前に、この大会は波乱な出来事があったのですね。
それは山火事。まずは、3日間大会に短縮になりました。
そして、会場自体は火事の直接被害はないのですが、大気汚染が、かなりあるようです。
ALBA記事にある通り、ブルック・ヘンダーソンは早くから欠場を表明。
また、ここへきて、畑岡奈紗さんも欠場を決意しました。
大会概要
大会名称:Cambia Portland Classic(キャンビアポートランドクラシック)
開催日:2020年9月18日~20日
開催コース:コロンビアエッジウォーターCC (オレゴン州)◇6478yd(パー72)
出場の日本人選手
畑岡奈紗さんは欠場ですが、日本人選手は、5人が出場します。
渋野日向子、河本結、野村敏京、上原彩子、山口すず夏の各選手です。
初日のペアリング
初日のペアリングが発表になりました。こちら。
放送予定
いつものWOWOWになりますね。
9/19(土)午前7:30 第1日
9/20(日)午前7:30 第2日
9/21(月)午前5:00 最終日
それで、前回から導入された、専用カメラによる放送があります。
これ、本当に専用カメラなので、最初っから最後まで、渋野日向子です。
大会初日
まずは、大会初日は日没サスペンディッドになりました。
それも、何と言うか、朝から大気汚染と雨で、既に夕方のようでした。
本来であれば、ポートランドは住みやすいし、風光明媚なところなんですけどね。
さぁ、初日、渋野日向子さんは、バーディー先行で、これは!?と期待をさせてくれました。
そうなんです。アウトコースは順調。
後半も耐えていたのですが、17番ですね、ダブルボギー。
そこで日没順延になり、感じの良くない終わり方でした。
プレーを見る限り、ドライバーとパッティングは悪くない。
ただ、ウェッジの距離が付かないですね。
100ヤード前後、縦の距離感とスピンコントロール。
このあたりが課題で、パー5でバーディーを獲り切れていない感じでした。
さぁ、切り替えて2日目にいきましょう。
大会2日目
初日が日没サスペンディッドとなった2日目。
渋野日向子さんは、ファーストラウンドを1ホールプレーし、セカンドラウンドに進みました。
2日目は4バーディ、1ボギーの69、通算-4の21位で決勝ラウンドに進みます。
昨日、課題として挙げた、ウェッジでのスピンコントロール。
それを1番手上げて、スピンをかけないショットをしてきた。
何と言うか、この修正能力には脱帽です。
ですから、ショットは絶好調でバーディーチャンスは多数でした。
スコアは69だったのですが、65でもおかしくない内容です。
この試合から試しているクロスハンドのパッティング。
試行錯誤だと思いますが、決まってくると、スコアもついてくると思います。
その他日本勢、野村敏京選手が、イーブンパーの65位で予選通過。
上原彩子と河本結の両選手は1オーバー81位、山口すず夏さんは9オーバー136位で予選落ちです。
河本結さんが、インタビューで落ち込んでいたのが、気がかりです。
見ている限りでは、そんなに悪いとも思わないのですが、理想とは違うということでしょうか?
大会最終日 優勝はジョージア・ホール
波乱の幕開けとなったこの大会も最終日を迎えました。
まず、全体は、2日目までと同様、スコアを伸ばす展開となりました。
結果は、
ジョージア・ホール選手が、-12で並んだプレーオフを制して優勝。
彼女は、しぶこさん前年の全英女子オープン優勝者で、ツアー2勝目です。
4アンダーの21位タイで2日目を終えた渋野日向子さんの最終日。
は4バーディ、1ダブルボギーの70とスコアを伸ばし、通算6アンダー。
スコアは伸ばせたのですが、順位は24位タイ。つまり全体のスコアが上がったのです。
2日目も書きましたが、ショットの調子は悪くないです。
心身共に上向きな状態だと感じますので、次戦に期待しましょう。
全体スコアはこちらです。
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