悪天候で大会初日がキャンセルとなり、2日間36ホールの短縮競技となった中京テレビブリヂストンレディス。
2日目の第1ラウンドで、1日13バーディーというツアー新記録が出ました。
圧巻のスコアでのロケットスタートは稲見萌寧さんです。
大会初日はキャンセルに
悪天候により、開始時間を遅らせたのですが、コース状況はプレーするに至らず。
初日はキャンセルで2日間36ホールの短縮競技となりました。
大会2日目 第1ラウンド
迎えた大会2日目の第1ラウンド。
天候は回復し、ほぼ無風という絶好のコンディション。
未明まで降った雨により、コースはウェットなものの、悪くないコンディション。
つまり、例年よりグリーンは止まるようになり、攻めて行けるようになりました。
そんな中ですが、首位は、とてつもないスコアが出ました。
ホールバイホールがこちら。
見事に赤丸だらけで、数えないと分からないですね。
13バーディー2ボギーの61。出したのは、稲見萌寧さんです。
13バーディーは、さすがに聞いたことないぞと思っていたのですが、記録でした。
それまでの記録は11バーディー。それを2つ上回りました。
2ボギーがあるので、スコアは61ストロークですが、これはツアー最少タイです。
※サントリーレディスで勝った、当時のキムヒョージュアマが11バーディー、ノーボギーでしたね。
それにしても、異次元のスコア、記録には間違いありません。
ロケットスタートを切った稲見萌寧さんは当然ながら首位。
2位とは5打差で最終日を迎えます。
第1ラウンドの上位陣。全体がこちら。最終日のペアリングがこちら。
オーガスタナショナル女子アマ優勝の梶谷翼さんは、予選カットとなりました。
梶谷翼さんは、稲見萌寧さんと同組。相当な衝撃だったと思います。
大会最終日
衝撃的な稲見萌寧さんのスコアを受けての最終日。
実は、最終日の入り方が難しいのではないかと思っていました。
第1ラウンドだけで-11とは言っても、2位とは6打差。
冷静に考えれば、優勝が決まったわけではありません。
稲見萌寧 優勝を決めた1番ホール
迎えた最終日の1番ホール。
フェアウェイから稲見さんは、躊躇することなくピンをデッドに攻めてバーディー。
この日も自分のゴルフを貫くという信念と渾身のショット。
これで、勝負は決まったと思いました。
最終日は風も出て、後続の選手のスコアに出入りはありましたが、稲見さんは圧勝でした。
最終日の上位陣。全体がこちら。
上位陣を見ると、ホステスプロが1位から3位です。
稲見萌寧のブリヂストン契約用品とクラブセッティング
それで、稲見萌寧さんはブリヂストン契約と言っても、クラブ契約はフリーです。
契約を受けているアイテムは以下の通りです。ブリヂストンのページがこちら。
今大会で頑張った選手
短縮競技となったこの大会ですが、2日目にもチャージがありました。
今季ここまで目立った成績がなかった、プレイヤーズ委員長の青木瀬令奈さん。
ベストスコア65を出し、4位に食い込みました。
今季は予定通りに行くと、ミヤギテレビ杯のあとにリシャッフルがあります。
これはシード選手も対象となるので、全く気を抜けないシーズンなのです。
また、地元の野澤真央さんも、お母さんキャディーと共に健闘です。
こちらも、シード権獲得に向けて、良い結果だと思います。
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