勘違いあるあるシリーズの第6弾は、「捻転」です。
これも、ゴルフスイングには、良く出てくる言葉ですよね。
飛距離アップには、必須と言っても良いかと思います。
既に書いた、体重移動やスイング軸の話と関連があります。
勘違いあるあるのカテゴリーはこちらです。
捻転とは、どことどこなのか?
最初のうちは、捻転と言っても、わかったようなわからないような。(;^_^A
捻転というのだから、捻じるのだろうというのはわかります。
ゴルフの場合は、上半身と下半身の捻転ですね。
これに差を作ることが、飛距離の源にもなるというわけです。
捻転を表現する昔風の言い方
これは、昭和の時代にはポピュラーで私も言われた表現です。
肩90度、腰、45度。
つまり、正面を向いた状態から、それぞれの角度をひねる。
それがトップの位置だと教えられました。
何だか、乱暴にも、建築現場用のでっかい三角定規をあてがわれました。(;^_^A
それで、正しい体重移動と軸ができれば飛ぶという話です。
うーむ、これもわかったような、わからないような。
そんな私に先輩は定番のひと言。
「あとは、トラックいっぱい打て!」でした。
何とも、切ない時代の話です。(*´Д`*)
捻転を考えてみた
捻転とは上手く言ったもので、文字通り捻じるんですね。
つまり、回転ではない。
では、どこをどう捻じるのかと言えば、ざっくり言えば下半身と上半身。
では、上半身と下半身の境目はどこかと言えば、腰ですよね。
腰を45度、そして肩を90度捻じり上げて、切り返せば良いという理屈です。
問題は、いきなりそこにいけるわけがなくて、そこまでの一連の流れです。
つまりテークバックや切り返しのタイミングやリズムも関連するのですね。
捻転をやってみた
最初は、腰45度、肩90度を意識しすぎて、どうも上手くいきません。
今考えると、「完全に手でその位置まで持ってきた」からです。
これでは、捻じりが生まれるはずもないですよね。
そこで、思ったのが、タイミングよく徐々に捻転と捻転差を作っていくこと。
雑巾を絞るようなイメージでやっていくと、良い感じにもなりました。
この、「雑巾を絞る」というのも、グリップなどにも良く出てくる表現です。
ぎこちなくも飛距離はアップした
試行錯誤を重ねながらですが、飛距離はアップしました。
難しかったのが、「捻転差」なので、これは、試行錯誤でタイミングを合わせました。
クラブの動きに応じて、腰と肩が捻じり上げられていき、ダウンスイングでは、徐々に逆になる。
つまり、全く同じタイミングでは、差が生まれないからです。
実は、これに関連して言えば、のちのち、切り返しでの難しさを体験します。
それでも、その時点では、「ある程度」できて、まずまず満足でした。
今思えば、同調気味だったのですが、ドライバーの飛距離は220ヤードほどになりました。
捻転差を意識できるドリル
捻転差だけではないですけど、とても効果的なドリルがあります。
体重移動と、捻転のタイミングについて、ごちゃごちゃ考えずにやる。(笑)
そうすると、自然とタイミングがつかめますし、速く振ることもできるようになります。
ステップ打ちのドリルは、まつしま。さんも紹介されています。
コメント