2021年の女子ゴルフも夏、7月になりました。
資生堂レディスは無観客開催ですが、見どころが2点あります。
1つは、史上最大、スーパーヘビー級の放送とインターネット中継があること。
もう1つはプロテスト合格ほやほやの93期生、9選手が参戦することです。
大会概要
大会名称:資生堂 レディスオープン
開催コース:戸塚カントリー倶楽部 (6,570 Yards/Par 72)
開催期間:7月1日~7月4日
賞金総額:12,000万円
優勝賞金:2,160万円
出場人数:132人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 60位タイまで (予定)
主催:株式会社資生堂、資生堂ジャパン株式会社
公認:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
大会URL:こちらです。
放送予定
今回は、自分が知る限り、女子ゴルフ史上最大の規模だと思います。
基本は、テレビ朝日系列のCS、BS、地上波ですが、ABEMAとYouTubeでも中継があります。
※詳細は、こちら。
ひと言で言えば、ほぼ全部見れます。内容を転載しておきます。
■7月1日(木)
CSテレ朝チャンネル2
あさ7:00~午後4:00(生中継)ABEMA
あさ7:00~よる6:30(生中継)YouTube
あさ7:00~午後4:00(生中継)■7月2日(金)
CSテレ朝チャンネル2
あさ7:00~午後4:00(生中継)ABEMA
あさ7:00~よる6:30(生中継)YouTube
あさ7:00~午後4:00(生中継)■7月3日(土)
CSテレ朝チャンネル2
あさ7:00~午後3:00(生中継)ABEMA
あさ7:00~午後4:00(生中継)YouTube
あさ7:00~午後3:00(生中継)■7月4日(日)
CSテレ朝チャンネル2
あさ7:00~ひる1:00(生中継)ABEMA
あさ7:00~午後5:30(一部録画)YouTube
あさ7:00~ひる1:00(生中継)テレビ朝日系列地上波
午後1:55~3:20(生中継)
※副音声ありBS朝日
午後3:17~4:20(生中継) ※最大延長 よる6:54CSテレ朝チャンネル2
よる7:00~よる9:00(地上波録画)
ペアリングと見どころ
4日間大会ですので、2日目までのペアリングが出ています。
初日がこちら、2日目がこちらです。
テスト合格ほやほや9名が出場
いきなりですが、最大の注目は93期生が9選手出場します。
そう、先週、プロテストに合格したばかりの選手です。
プロテスト合格組は後藤をはじめ、阿部未悠、植手桃子、工藤優海、篠崎愛、浜崎未来、平井亜実、松本珠利、薮田梨花の計9人がツアーの新会員となって出場する。
平井亜実さんが出ます。ゴルサバ以来なので、半年ぶりにプレーを見れますね。
また、アマチュアから合格した選手は、実質、初めて見る選手も多いです。
※高校選手権で、少し見たくらいです。
個人的な注目組
その他、個人的な注目組は、優勝争いという意味からここです。
42組 12:45 山下美夢有、西郷真央、稲見萌寧
コースセッティングは中野晶プロ
今回のコースセッティングは、中野晶プロです。
明日から #資生堂レディスオープン が開催‼️コースセッティングは #中野晶 が担当!今大会の見どころコメントです📝#戸塚カントリー倶楽部 pic.twitter.com/aYddOcxy9y
— JLPGA_official (@JLPGA_official) June 30, 2021
大会前コメント集
コメント集、1は注目選手。2はプロテスト合格の出場選手ですね。
中止となった大会初日と2日目
終日降り続いた雨により、大会の初日と2日目は中止。
3日目の朝も雨。大会の開催が危ぶまれましたが、短縮競技で開催されました。
大会3日目 第1ラウンド
大会3日目にして、ようやく第1ラウンドのこぎつけました。
コース関係者、大会関係者の皆さんの努力に感謝です。
俺たちは一度たりとも諦めていない。#戸塚プライド pic.twitter.com/eUBHXDL8id
— 資生堂 レディスオープン公式 (@shiseidoopen) July 3, 2021
本来よりティーイングエリアを前に出す、緊急対応。
418ヤード短くセッティングされたコースは、バーディー合戦。
このレベルの選手がプレーすると、一気に上位が密集します。
暫定の上位陣がこちら。ホールアウト持ち越しの選手もあり、展開は全く読めません。
特筆は、プロテスト合格組の中から1人。素晴らしい成績が平井亜実さん。
5バーディー、ノーボギーは、上位進出が十分に狙える位置です。
大会最終日
大会最終日は、まず第1ラウンドの残りを消化。
そして、9:20から、決勝ラウンドとなりました。
予選通過は-1でしたが、セカンドカットが実施され、-2、49位タイまでの67選手による最終日となりました。
優勝は鈴木愛
予選ラウンドは、多くの選手がアンダーパーだったのですが、終わってみれば納得の顔ぶれがそろう結果となりました。
上位陣。全体がこちら。
西郷真央、勝みなみといった選手が終盤まで優勝の可能性を残しましたが、勝ったのは、鈴木愛さん。
混戦の中、16番でのチップインイーグルが決め手となりました。
2017年、19年賞金女王、鈴木愛がツアー17勝目を飾った。19年の最後の優勝から596日。優勝インタビューでは開口一番、「長かったなと思います」と涙を流した。「味わったことがないくらい毎日苦しくて、ゴルフをやめようかと本当に考えて、今年も苦しくて練習をやってもうまくいかない。長い道のりだと思いました」
健闘した平井亜実
プロテスト合格から1週間余り。
この試合でもちろん、全てを語ることは出来ませんが、一時期はリーダーボードの上位に。
最終的には31位フィニッシュでしたが、可能性を感じさせてくれる試合でした。
平井 亜実(31位タイ:-3)
「あす、移動して、あさっての日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯の予選会に出場します。がんばります。優勝を意識することはなかった。トップの選手のスコアを見ながら、バーディーを取るぞと思っていました。すごいデビュー戦になった。雨で中止があったり、時間が遅れたりしましたが、最終日は悔しいゴルフになってしまいました。足りない部分が分かったので、良い経験になった」
プロテスト合格までには時間がかかりました。
それでも、今後の伸びしろを考えると期待の出来るプロです。
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