さぁ、いよいよステップアップツアーも開幕します。
春に開催予定で、延期となっていた開幕戦。
rashink×RE SYU RYU/RKBレディースです。
大会概要
大会名称:rashink×RE SYU RYU/RKBレディース
開催コース:福岡カンツリー倶楽部 和白コース 福岡県福岡市東区上和白1318-1
(6,332 Yards/Par 72)
開催期間:8月18日~8月19日
賞金総額:1,500万円
優勝賞金:270万円
出場人数:120人(予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
共催:RKB毎日放送株式会社
特別協賛:ニンジニアネットワーク株式会社
放送予定
いつものスカイA、やっとのスカイAです。
CS放送「スカイA」、ゴルフ専門サイト「スカイAゴルフLIVE」 ※生中継
8月18日(火) 8:00~11:00、12:30~16:30(予定)
8月19日(水) 8:00~11:00、12:30~16:30(予定)
出場予定選手
出場予定選手は、こちらなのですが、異変とも言って良いことがあります。
下にリンクした、「でんさんのブログ」をご覧ください。
8月13日現在ですが、QT50位以内の選手が20名エントリーしています。
本来であれば、これら選手は、ステップに出ることはありません。
と言うのも、理由は2つ。
1つは、ステップアップツアー本来の目的は、このように規定されています。
JLPGAツアーに出場資格を持たない選手および新人を対象に、試合経験を積ませることによる育成・レベルアップを目的とし、1991年から始まったトーナメントです。
ですから、レギュラーツアーに参戦できる選手は、本来出場しません。
また、規定でも、同じ週に開催される場合は、ステップアップツアーへ出場できません。
2つめの理由も、これに関連します。
つまり、今季に限って言えば、同じ週に、レギュラーツアーがありません。
それは、当初開催予定だった、CAT Ladiesが中止となったためです。
そのため、移動はハードになりますが、軽井沢から福岡へ参戦ということになるのですね。
レギュラーツアーの試合がないといった現状、こういった例外的な話も出てくるのです。
ペアリングと見どころ
これは出場予定選手にも関連します。
QT上位選手がかなり出ますので、いわゆる「厚いフィールド」になっています。
ALBA記事にある通り、注目の1人が、後藤未有さんでしょう。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは、最終日最終組。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントが終わりました!
結果は残念でしたが学びの多い試合になりました!
たくさんの応援ありがとうございました☺️
今回は推薦で出させていただきました。
貴重なチャンスをいただきありがとうございました!!!! pic.twitter.com/bq90zfRtDP— 後藤 未有 miyu goto (@mg___0929) August 16, 2020
本来であれば、QTの順位からして、ステップが主戦場の彼女。
推薦が出たため、軽井沢への参戦となり、強行軍で福岡に移動です。
思いもよらずと言ったら、失礼でしょうか?
最終日最終組となったので、着替える時間もなかった。
そのため、最終日のウェアのまま、福岡に移動したようです。
開幕に先立ち、初日の組み合わせが発表された。先週のレギュラーツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」2日目には首位タイに立った19歳・後藤未有は、昨年覇者の吉川桃、元賞金シード選手の藤本麻子、西山ゆかりらとの注目組でプレーする。
レギュラーツアー通算7勝の吉田弓美子は金田久美子、青山加織、小貫麗と同組。先週の軽井沢で10位タイに入った前田陽子は木戸愛、仲宗根澄香、サイ・ペイイン(台湾)と初日をともにする。
ペアリングはこちらになります。
大会第1日
普段はレギュラーツアーに参戦している選手も多数参加したこの試合。
レベルの高い内容の初日となりました。
特にアウトコースの最終組近くは、レギュラーツアー?と思うほど。
各選手とも、「さすが」と思わせる内容でした。
おそらく、史上最高の厚いフィールドのステップだったかもしれません。
当然、レギュラー組や実力者が、上位です。全体の順位は、こちら。
あれ?首位は無名のアマチュア、島袋ひのさん。
本当に自分も全く知らなかったので、調べてみました。
現時点のアマチュアランキング上位。全体はこちらです。
上位陣は、自分も、ある程度知っています。
島袋さん、ずっと順位を追いかけても出てこない。
名前検索でやっと出てきました。
うーむ、ランキング194位。これでは自分も知らないはずだ。
最終日、どのようなプレーをするのか、大変、興味があります。
一方で、上位を占めているレギュラー組。
ここの選手たちが黙っているとも思いません。
目の離せない、最終日となりそうです。
軽井沢で健闘した、後藤未有さんも、地元でしっかりと優勝を狙える位置です。
国内女子下部ツアー開幕 アマチュア島袋ひのが首位発進 後藤未有は2打差4位#島袋ひの #後藤未有 #rashink×RESYURYU/RKBレディースhttps://t.co/OLK70C6wsD
— GDOニュース (@GDO_news) August 18, 2020
10年ぶりのステップ参戦となった、吉田弓美子さん。
サービス精神が旺盛で、インタビューも面白いです。
アイアインのキレもさすがで、インパクト音が違いますので、お見逃しなく。
大会最終日 優勝は植竹希望
初日に引き続き、2日目も大混戦。
後半に入っても、一時は-6で首位が6人並ぶという状況でした。
ステップアップツアーですから、この時点では、優勝の予想なんて立てられません。
その中優勝したのは、植竹希望さんでした。
個人的には、意外にもと感じる、初優勝です。
そう思うには訳があって、植竹さんは、いわゆる黄金世代。
高校生時代から強く、レギュラーツアーにも出場していました。
実際に観戦もしたのですが、恵まれた体格と完成度の高いスイング。
彼女たち世代が高校生時代に、私は、「ゴールデンエイジ」と書いていました。
しかし、植竹さんは確か怪我をしてしまったのですね。
それでクラブを握れない日があり、本来の力を発揮するのに時間がかかったという印象です。
さて、この試合は軽井沢のレギュラーからの直行組が31選手。
優勝はこの中と予想していましたが、植竹さんもその一人でしたね。
これからはずみがつく優勝だと思います。
さて、期待された地元、後藤未有さんは最終日伸ばせませんでした。
地元でコースを知っているからこそ、攻められなかったかな?
ローアマは、初日首位の島袋ひのさん。頑張りました。
上位陣。意外と軽井沢組以外の健闘目立ちます。全体の最終結果はこちらです。
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