勘違いあるあるシリーズ、第7弾は、「ビハインドザボール」です。
最初、聞いたときは、カッコえぇ!と思いました。英語だから?(;^_^A
特にスライスに悩む方、体が開いてしまう方には、役立つ言葉です。
ビハインドザボールとは?
ビハインドザボールというのは、直訳するとボールの後ろ側です。
ただし、ボールの後ろ側を見ても何もありません。
そもそも、後ろ側って、どっち?って話ですよね。
これは、ゴルフスイングの用語です。
インパクト時にクラブがボール追い越すことを意味します。
わかる方はわかりますが、言葉で説明するのは難しいですね。
関連する、頭を動かさない
スイング軸のところで出てきた、頭を動かさないという話。
実はこれに関連する部分があるのです。
つまり、トッポオブスイングでは、若干右側に頭は動いて良いです。
しかし、ダウンスイングからインパクトまでは、動かさないことが賢明です。
それこそスイング全体が安定しますし、正確なインパクトを生むことができます。
ビハインドザボールの効用
スイングの安定とともに、もう1つ大きな効用があります。
それは、「インパクト時にヘッドが走る」ということ。
つまり、ヘッドスピードの向上とともに、飛距離アップも望めます。
ビハインドザボールの難しいところ
これがですね、「人間の本性」ともいうべき部分です。
誰でも、自分が打った球を、早く確認したいじゃないですか?
ですから、インパクトをする前から、球の行方を見る動作に入っているのですね。
頭を動かさず、ヘッドが先に動くのですから、打球をすぐ目で追ってはいけない。
でも、「見ちゃダメと言われると、見たくなる」そんな欲望との戦いでもあります。
ビハインドザボールをやってみた
とは言え、「言うは易し行うは難し」です。
後ろを意識し過ぎた最初のころは、こんなミスが出てしまいます。
無理からぬことと思いますし、私も最初はそうでした。
大事なのは、インパクトゾーンでの体の動きは水平であると意識すること。
膝、腰、肩、こういった部分の軸はインパクト時に傾きません。
その中で頭を残すと、結果的にビハインドザボールになります。
そして、あら不思議で、インパクト時に結果として腕も伸びるのです。
ビハインドザボールにも使える練習ドリル
練習ドリルは、いつもの、まつしま。さんのブログから。
体の突っ込みを抑えるドリルですが、これも効果的です。
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