昨日、国内男子ツアーのQT見合わせのことを100の壁で書きました。
2020年度QTの実施に関しまして、新型コロナウィルスの蔓延状況を鑑みて検討を重ねてまいりました結果、当初ご案内しておりました8月下旬から開始予定の全日程を見合わせることといたしました。実施内容及び日程は再検討中ですので、選手、関係者の皆様には、6月下旬以降にお知らせする見込みです。
— JAPAN GOLF TOUR (@JGTO_official) May 20, 2020
いろいろな意見があるとは思いますが、今季がどうなるのかさえ不透明な状況です。
つまり、来季の出場権で言えば、シード権さえ、どう扱うのか判断が難しいのです。
そんな中、米LPGAツアーで発表がされました。
今年のQスクール(日本で言うQT)が中止です。
”米女子ツアー出場権来季持ち越し 渋野日向子が参戦予定の予選会は中止に”
米女子ツアー出場権来季持ち越し 渋野日向子が参戦予定の予選会は中止に#渋野日向子
https://t.co/5SIA5hg6Dj— GDOニュース (@GDO_news) May 20, 2020
2020年の出場資格を、そのまま2021年に持ち越すというものです。
ですから、2020シード選手は、2021もシードのままです。
また、2019年のQスクール上位通過した、河本結さんも、継続して来季LPGAツアーへの出場権が確保されたと理解してよいかと思います。
一方で、GDO記事の見出しにもなっている、渋野日向子さん。
本来であれば、2020年のQスクール受験からの2021年LPGAツアー参戦を計画していました。
Qスクールが行われないのですから、来季LPGAツアーでの新規参入は、原則なしです。
ただし、予選会からの参戦はできないのですが、この道は残されています。
残された道とは、何ぞやですよね。
その1つは、「5大メジャー大会」での優勝。
しぶこさんは、昨年の全英女子オープン優勝者なので、全てに出場資格があります。
ちなみに、5大メジャーのスケジュール
エビアン選手権 8月6~9日
全英AIG女子オープン 8月20~23日
ANAインスピレーション 9月10~13日
KPMG全米女子プロゴルフ選手権 10月8~11日
全米女子オープン 12月10~13日
それともう1つ、日本で行われるLPGAツアーがありますよね。
TOTOジャパンクラシック 11月6~8日
どれかに優勝すれば、来季LPGAツアー参戦資格が得られます。
もちろん、簡単なことではないですけど。
それでも、難しいにもほどがある全英女子オープンで優勝したのですから可能性はあります。
さて、今季、LPGAツアーはまだ、再開されていません。
リスケジュールも相次いでいて、今日現在の暫定は、以下のようになっています。
7月23日開幕のマラソンクラシック by Danaが最も早い再開予定。
6月から10月に開催延期だった、マイヤーLPGAクラシック ブライズフィールドCCは中止。
10月の同週には、ショップライトLPGAクラシックby Acerが再延期されて開催予定です。
国内女子ツアーに関しても、新しい動きがあったのですが、それはあらためて。
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