100切りに必要なティーショットとは?
100切り1丁目1番地の記事で、スコアマネジメントの話を書きました。
そこから考えると、ティーショットは18回のみで、ドライバーを使うにしても、ほぼ14回です。
ですから、スコア的には、「それほど重要ではない」と考えても良いと思います。
事実、シングルプレイヤーになった私は、ドライバーを含めてウッド系を全く使わなくても70台でラウンドできます。
それでは、100切りに特化して、必要なティーショットを考えましょう。
100切り特化型なので、普通のレッスンものとは、だいぶ書くことが違います。
ドライバーショットの考え方
まず、多くの人はパー3以外で、ティーショットにドライバーを選択するでしょう。
もちろん、最も遠くに飛ばすことができるクラブです。
ここから、18ホールが始まるんだという気になりますよね。
そうそう、まずはナイスショットで!
まぁ、まぁ、そう力まずに。
気楽に1番ホールのティーショットに臨みましょう。
スタートホールのティーショットでのチェックポイント
少し実践と被るところがありますが、分かりやすい例えから入ります。
ドライバーは飛ばせるクラブですけど、いつでも良い当たりが出るわけじゃないですよね。
「今日イチ」って表現がある通り、アマチュア、特に100切りレベルの腕前では、大抵は自分が期待するように当たらないのです。
1番ホールから今日イチは出ないかなぁ。
では、どんな目標設定をするかですけど、できるだけ平均してまぁまぁの当たりを狙います。
一般の男性アマチュアがドライバーで打つ平均飛距離は、実際220ヤードくらいなものです。
それを、良しとするならば、1番ホールの目標値は、
200ヤードくらいを、見える場所に打つことです。ラフでもOKです。
女性の場合は、150ヤードと置き換えていただいても結構です。
そこそこが目標なのですから、まず、飛ばす、強振する必要は全くない。
最も大切なのは、リズム、タイミング、バランスなのです。
そこそこのドライバーショットを打つ練習
さぁ、それでは、そこそこのティーショットを打つ練習をしましょう。
なぜ、そこそこのティーショットが必要なのかはわかりますよね?
それは、ドライバーは最も遠くに飛ばせるように作られているクラブであると同時に、最も長いクラブでもあり、最も曲がり幅の大きいクラブだからです。
10%ルールの話を書きました。
これを200ヤード飛ばすドライバーで置き換えるならば、前後左右で20ヤードまでの範囲ならば、良しと考えなければなりません。
逆に100切りを目標とするならば、最もやってしまっていけないのは、2打目が打てない場所に打つことなのです。
つまり、OBや林、隣のホール、極端なチョロとかですね。
大きなミスにならないための練習が必要になるのです。
リズム、タイミング、バランス
220ヤード飛ばせる人が、200ヤードしか打たないのは、逆に難しいのです。
力を緩めると、正しい軌道でドライバーは振れなくなります。
ですから、飛距離を落とす場合でも、リズム、タイミング、バランスは大変重要です。
何が、フルスイングと違うかと言えば、スタンスとスイングの幅です。
ですから、ショートゲームやアイアンショットの時にも書いた、ショートスイング練習の大切さが、ここで出てくるのです。
そして、リズム、タイミング、バランスを崩す大きな原因は、上半身の力みです。
あるある。
これを無くせば、まず、そこそこのショットを打てる準備は整っていると言えます。
最近のクラブは良く出来ています。
リズム、タイミング、バランスさえ良ければ、勝手にクラブがボールを運んでくれるという意識を持って大丈夫ですし、事実、その通りです。
100切り寸前のスコアで悩んでいる方で、大きく曲げたり、まともに当たらないショットが出てしまう方は、まず、スイングの形よりも全体の流れを意識してください。
程よい力加減でバランス良く振ってやれば、少なくとも大きなミスは防げます。
あまり、どこにクラブを上げるか?とかに神経質になる必要はありません。
リズムだけ考えて、ちゃんと無理のないフィニッシュができていればOKです。
それを自然とできるようになる、オススメドリルを2つ紹介しますね。
150ヤードしか打たない練習
これは、最初から150ヤードを狙わなくても構いません。
えっ?これだけのスイングで、あんなに飛ぶの?とわかってもらうのが目的です。
両足のスタンスを10cmくらいしか開かずに、イメージはハーフスイングのアプローチで。
・・・実際にはもっと振り幅は大きいのですが、力の入れ具合のイメージは半分です。
意外と飛ぶものなんです。
コツでもないのですけど、ちゃんと腕のローテーションは、やって下さいね。
力は全然入れなくて良いですけど、クラブが勝手に動いていくイメージで。
どうでしょう?
芯に当たれば、どれだけ飛んでます?少なくとも100ヤード以上でしょう。
慣れてきたら、スリークオーターで打ちます。200ヤード近くは飛びますよね。
じゃぁ、本当に力を抜いて振って見るとどんななのか?
REC CHECKでデータ的に検証してみました。
参考まで、フルスイングのデータがこちら。
マン振りして、ミスショットしたときと比べると、どうでしょう?
リズム良くスイングできれば、アプローチの感覚でもドライバーだったら150ヤード飛ぶのです。
そもそも、ドライバーは、そのように作られているクラブだって、再認識できますね。
ステップ打ちドリル
とは言っても、本番でこのアプローチ打ちをするわけにもいかない。
・・・やっても、良いのですけどね。
リズム、タイミング、バランスを整えるスイングに有効的なドリルがステップ打ちです。
これは、利点は、2つ。
リズムやタイミングが取れ、自然と切り返しができること。
体幹で打つ感覚が身に付くことです。
ステップ打ちは、まつしま。さんもオススメのドリルです。こちら。
100切りに必要なティーショットのまとめ
さぁ、今回は、100切りに特化した、ティーショットについて書きました。
スイングのことを言い出したら、色々な理論もあって、キリが無いです。
追々、書いていきますが、今回は、手っ取り早くスコアメイクにつながる方法に特化しました。
「スイングは良いのに」とか、「あのショットは良かったのに」と言われつつも、上がってみれば100オーバーという方には参考になると思います。
コメント
座和さんこんばんは‼️
こちらにコメントを書くのははじめてです。これからも記事楽しみにしていますね。
ドライバーの精度を上げるのはまず最初にスコアやゴルフの内容に直結しますよね。
まつしま。さん
こちらでは、お初ですね。ありがとうございます。
自己流なりのやり方を中心に書いていこうかと思っています。
やっぱり、スイングとスコアメイクって、微妙に違うと思うのです。
完璧なスイングを追い求めるのも悪くないのですが、それにこだわりすぎるとスコアに結びつかないようにも思えます。
特に100切りレベルだと、少し意識や考え方を変えるだけで、5打くらいは変わると思っています。
ステップ打ちのドリル引用させてもらいました。
これからも、よろしくお願いします。