ホール別に攻略を考える

ホール別攻略と言っても、事前に全てを把握しなくても大丈夫です。
それは、プロや競技をするようになってからのことですね。
ただし、パー3、パー4、パー5、それぞれに攻略のツボがあるのです。
特に100切りを目指す方向けに書きます。

パー3は外す方向を間違えずに

何だ、いきなり外す方向かいっ！って。(;^_^A
でも、実はパー3はパー5と並んで、実はスコアを落としやすいのです。
100切りレベルの方であれば、パーオン率は低いですよね。
シングルプレイヤーだって、50%前後くらいだと思います。
それでも、自分がシングルでいられるのは、ダボを叩かないから。
パー3でダボになるのは、たいていが難しいセカンドを強いられるパターン。
･･･OBとかチョロを除くとですね。
入れてはいけないバンカーに入ったりとか。

つまり、それなりのところに外せば、乗せることはできる。
2オンすれば、2パットでも、ボギー。
ボギーペースでいけば、スコアは90です。
では、具体的にどこに外すかですが、

これはもうハザードです。

池はもちろん、バンカーも避けたい。
それと、グリーン奥に外すこと。奥からのアプローチは難易度が高いです。

ですから、ダフってもOKで、手前、手前から。
アベレージ80台のスコアまでは、これで十分だと思います。
その代わり、基本的なピッチエンドランだけは、練習しましょうね。

短いパー4の攻略

短いパー4だと、気分的には、「ラッキー」って思いますよね。
例えば、300ヤードちょっとしかないパー4。
そんなとき、ティーショットで無条件にドライバーを持っていませんか？
距離的には、バーディーホールと思うかもしれません。

でも、こういったホールに限って、罠がしかけられています。
大概の場合は、飛んで曲がるとハザードにつかまる。
230ヤード飛ばすと、残りは70ヤード。でも曲がると大けが。
3Wで200ヤードしか打たなくても、残りは100ヤード。
5番アイアンで170ヤードしか打たなくても残りは130ヤードです。

決して、無条件、無意識にドライバーと決めてはいけないと思います。
それぞれのホールは、プレイヤーにマネジメントするように求めています。

長いパー4の攻略

短いパー4の攻略は大丈夫ですか？
つづきと言えば、長いパー4です。
ここのポイントは、まずパーが取れないと思うことです。
･･･100切りできないレベルでの話ですね。

400ヤードパー4だとしましょう。
ティーショットがナイスショットで、230ヤード真ん中。
しかし、残りが170ヤードの計算になります。

すると持つ番手が、5番アイアンやユーティリティ。
それをちゃんとミートして狙ったところに打てるかどうか。
それができる腕前だと、余裕で100は切れていると思います。

では、どうするかです。

ここはシンプルに考えます。
長いパー4は、「いかにボギーであがるか」です。

2打目で乗らないので、3打目で乗せるようにマネジメントする。
小技が得意であれば、寄せたいかもしれません。
ただし、ここで欲が出ると、アプローチをミスするからの大たたきです。

ですから、「3打目で真ん中に乗れば良し」なのです。
そこから確実に2パットであがる。

逆に言えば、2打目で、フェアウェイのどこに運ぶかがカギとなります。

パー5で大たたきしない

チャンスに見えて、意外に叩いてしまうのが、パー5。
ここも、コースマネージメント必須です。

白からだと、480ヤード設定のパー5なんかも多いですよね。
ドライバーで230ヤード打っても、残りは250ヤード。
2オンは出来ないので、ナイスショットしても、3打目勝負です。

100切りが出来ない方は、ナイスショットが3回続く確率は低いです。
それに、大抵の場合、フェアウェイウッドが苦手。
それを踏まえた上で、クラブを選択していくことが大切なのです。

例えば、3Wで200ヤード、7番アイアンで150ヤード、8番アイアンで130ヤード。
これでも十分にパーオンが出来るという理屈なのです。

もちろん理屈通りに行かないので、パーオンできないこともあります。
それでも、手前からの原則とハザードに入れない。
この2つが出来れば、少なくともボギーでは上がれます。

ホール別攻略のまとめ

100切りを目指すのであれば、守りたいのはボギーペースです。
このくらいの腕前であれば、パーオンもいくつかするでしょう。
その中でパーをとれたら、「貯金」です。
逆に言えば、ダボは叩きたくない。

ショットでのミスは仕方ないと思います。
でも、逆に言えば、マネジメント上のミスは事前に回避できる。
ゴルフは、やはり頭を使うスポーツだと思います。