100切りに必要なアプローチ

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100切りに必要なアプローチの考え方

90台でラウンドするために大切になるのは、パッティングという話を書きました。

次に大切となるのは、グリーン周りのアプローチです。

これが苦手だから、100が切れないという方も多いかと思います。

この前も行ったり来たりで、気が付けば8叩いちゃったよ・・・。

しかし、100切りレベルであれば、アプローチの技術や練習で、特別に難しいことはありません。

と言うか、難しいことはやらなくても、全然大丈夫です。

むしろ難しいことをやろうとして、失敗するケースが多いのです。

詳しく書いていきますね。

まずは転がせるかどうか見極める

見出し通りなのですが、転がせるものであれば転がすことから考えましょう。

例えば、花道でグリーンまで10ヤードだったとします。

こういった場合、無理にウェッジを使う必要はありません。

パターの方が寄りそうと思えば、迷わずパターを選択で良いと思います。

特に冬であれば芝は枯れていて、上級者でさえもウェッジの歯を入れていくのは難しいのです。

パターを使っても良いんだ。

基本はピッチエンドラン1本

アプローチと言えば、いろいろな打ち方があります。

プロの華麗な技に憧れる方も多いでしょう。

では、スコアメイクを第一に考えた場合、どんなアプローチを選択するのか?

答えは1つ、ピッチエンドランです。

だって、渋野日向子さんだって、ほぼピッチエンドラン1本で全英を制したのです。

マジか!

もちろん、さらに上を目指すのであれば、いわゆる、アプローチの引き出しは必要ですけど。

私たちアマチュア、特に100切り目標であれば、ピッチエンドラン1本で全く問題は無いと考えます。

ピッチエンドランではクラブを変えるか?変えないか?

次に、これは好みや意見が分かれるところなのですが、「サンドウェッジ1本で打ち方を変える」か、「打ち方を変えずにクラブを変える」かです。

私は自分が実践してきた経験から、100切りには、打ち方を変えずにクラブを変えるピッチエンドランをオススメします。

サンドウェッジの58度や56度も使いますし、エッジまでの距離、ピンまでの距離を考えると、8番アイアンくらいまでは、十分、1つの打ち方で大丈夫です。

90台でラウンドするということは、ボギーオンすることが目安です。

2パットでいくことを考えれば、パー4だと、とりあえず3打目で乗せればOKなのです。

逆に言えば、無理に寄せに行く必要は無いとも言えます。

失敗しないアプローチの考え方

あえて、「失敗しない」を見出しにしています。

「成功させる」のではなく、失敗しない、つまり、リスクをできるだけ減らしたいのです。

プロのように、スピンを効かせてギュギュっと止める球は、憧れです。

でも、そういった技術はシングル、それも上級のシングルになってからで大丈夫なのです。

では、失敗しないアプローチのイメージですが、「ポーンッと打って、トロトロ転がす」です。

そのためには、シャローに緩やかな角度で、クラブのヘッドを動かしてやれば良いのです。

ヘッドを鋭角に入れれば、スピンを多く効かせることができます。

ただし、スピン量をコントロールできなければ、寄らないのです。

スピンをコントロールする技術は上級の部類になります。

それならば、最初からキャリーとランの割合で、シンプルに考えた方が楽ですし、失敗する可能性も減ります。

失敗しないピッチエンドランの打ち方

シャローに打つと書きましたが、具体的に書きます。

基本は、振り子のイメージで良いです。

そして、ボールの位置は真ん中より、少しだけ右足寄り。

振り幅の基本は8時~4時程度。ポイントは2点です。

1点目、何よりも大切なのは、スイングスピードを変えないこと。

インパクトで加速して強く入ってもダメですし、緩んでもいけません。

打つよりも、振るイメージ。同じスピードでスイングする、途中に球があるという意識です。

男性の場合、振りすぎてしまう傾向が強いので、要注意です。

確かに腕で打ちにいっちゃうんだよなぁ。

2点目は、手首の角度を保つことです。

球を上げようとしてすくってしまう、つまり手首を折ってしまい、失敗するのですね。

角度は常に一定で、4時方向に振り抜くことが大切です。

クラブのソールを滑らせてやるくらいの意識でちょうど良いです。

決して、「打ちにいかない」ように。

振り子スイングをするときの注意点

実は、「手首の角度を保つときの、力の入れ具合」が最も重要なカギとなります。

強すぎても、弱すぎても良くない。

では、どういった強さが良いのかと言えば、手首の角度が変わらない範囲で、できるだけ弱くがオススメです。

できれば、シャフトやヘッド、そして腕の重みを感じるくらいの感覚が欲しいです。

決して、角度を保ちたいからといって、強く握りすぎれはいけないのです。

手首の角度は保たれますが、スイングの幅やリズムに狂いが生じがちになります。

なるほど、ガチガチはダメってことだね。

私は緩まない程度に強く握らなきゃ。

さて、振り子と言えば、「何かに似てる」と思いませんか?

パッティングと同じイメージを持つ

これは、シャンクの防止、リズムが早くなることの防止にもなります。

ショットをするようなアドレスでなく、パッティングと同じアドレスで構えます。

イメージは若干、吊るような感じで、打つのではなく、ストロークします。

対処療法的ですが、失敗率は最も少ない方法です。

まとめ

100切りに必要なアプローチはピッチエンドラン

打つのではなく、振り子のように振る

振り幅は8時~4時で、一定のスピード

手首の角度を変えず、強く握り過ぎない

こういった点を注意すれば、あとは自然とクラブがボールを運んでくれます。

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