オーガスタナショナル女子アマ2023

史上最多10人の日本人選手が出場した、2023年のオーガスタナショナル女子アマ。優勝は女子世界アマチュアランキング1位のローズ・チャン。日本人選手は3人が決勝に進出し、馬場咲希さんが5位に入りました。

オーガスタナショナル女子アマ 2023出場日本人選手 | 女子プロゴルフPlus+
さて、今年もこの季節がやってきました。オーガスタナショナル女子アマは、3月29日に開催となります。優勝の有力選手である馬場咲希さんも現地入りしています。さ...
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優勝はプレーオフを制した、ローズ・チャン

優勝争いはプレーオフとなり、女子世界アマチュアランキング1位のローズ・チャン選手が-9で優勝しました。


オーガスタナショナル女子アマ2023日本人選手、今回は10人が出場しましたが、決勝ラウンド、オーガスタナショナルGCでプレーしたのは3選手でした。
3選手の順位、注目選手の今後をおさらいしていきましょう。

オーガスタナショナル女子アマ2023 5位馬場咲希

日本勢最上位となったのは、世界アマチュアランキング3位の馬場咲希さんでした。

2ホールで“+3”から中断2時間を爆睡 馬場咲希がオーガスタでベストスコア
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 最終日(1日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇6310yd(パー72) 前半インで見せたすさまじい勢いが、後半2ホールで一気に消えかかった。馬場咲希(東京・代々木高)は4つ伸ばして折り返したアウト3番でこの日初めてのボギーをたたいた。続く4番(パー3)は...

今大会、決して調子は良くなく、ショットは荒れていました。
加えて最終日は悪天候のため2時間の中断。
それを爆睡で乗り切って、最終的には5位に入り、実力の片りんを見せました。

馬場咲希さんはこのままアメリカに滞在し、出場権のあるメジャー、シェブロン選手権に備えます。

オーガスタナショナル女子アマ2023 9位荒木優奈

自身で前戦となるアジアパシフィック女子アマでも3位。
日本人最上位となった荒木優奈さんも見事に決勝に進出。
通算+1の9位で大会を終えました。

「夢の舞台ってすごい」 オーガスタ9位の荒木優奈は帰国のち台湾へ
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 最終日(1日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇6310yd(パー72) 初出場の荒木優奈(宮崎・日章学園高)が通算1オーバー9位タイに入り、5位タイの馬場咲希(東京・代々木高)とともにトップ10フィニッシュを決めた。 「マスターズ」直前のオーガスタナショ...

オーガスタナショナルGCでのプレーは一生の想い出になると思います。
次戦は休む間もなくですが、JGAナショナルチームのエース格として、台湾で行われる、ネイバーズトロフィーチーム選手権に挑みます。

オーガスタナショナル女子アマ2023 22位六車日那乃

自身2度目の今大会出場となった、六車日那乃さん。
前回は決勝ラウンドに進出できなかったので、今回が初のオーガスタナショナルGCでのプレー。
決勝進出の嬉しさはあるものの、思うような成績が出なかった悔しさも。

六車日那乃がかみ締めるうれしさと悔しさ「難しいコースになるほど悪いところが…」
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 最終日(1日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇6310yd(パー72) 2年連続2度目の出場で初めて最終ラウンドに残った六車日那乃(むぐるま・ひなの、日本スポーツウェルネス大)は「77」で回り、5オーバー22位で戦いを終えた。 「大勢のギャラリーがすごく...

六車日那乃さん、今年の目標は、JLPGAプロテスト合格。
そこに向けて調子を上げていきたいところです。

2021年優勝の梶谷翼は米国留学へ

さて、この大会は2021年優勝者の梶谷翼さんも出場しました。
この2021年大会をピークに、不調の波に入ってしまった梶谷さん。
2022年度はプロテストも最終から受験可能な資格がありましたが受験もしませんでした。

今大会もそのポテンシャルを発揮できず予選敗退となりました。
今後ですが、国内のプロテストは受験せず、アメリカの大学へ進学します。

梶谷翼は米国で大学進学の意向「こっちで活躍できるプロに」
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 事前(28日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州)◇6410yd(パー72) 梶谷翼が米国のオレゴン大学への進学を目指していることを明かした。昨年途中からカリフォルニア州の語学学校に通っており、「(大学を)4年で卒業して、こっち(米女子ツアー)で活躍できるプロ...

昨年から渡米し、語学学校に通っていました。
9月の新学期からは、アメリカのオレゴン大学に進学予定です。

周囲の期待は大きいでしょうが、自分の人生です。
まだ19歳。悔いのない選択をしてほしいと思います。

悔しさの残る吉田鈴

さて、昨年は決勝ラウンドまで進出した吉田鈴さんは、予選敗退となりました。


あまり大きく報道されることはないのですが、お姉さん、吉田優利さんの話も出てきます。
姉ならではだと思いますが、厳しい指摘もありました。

身に染みた姉の叱咤 吉田鈴の悲壮な決意「今の自分を壊せるように」
◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 2日目(30日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州)◇6410yd(パー72) 吉田鈴は通算5オーバー44位となり、前年大会(20位)に続く2年連続での最終ラウンド進出を逃した。「いいプレーはしたと思うんですけど、ミスが多いですね。厳しいホールで耐えたんですけ...

スイングの前に指摘されたのはフィジカル面。「シード選手の中にそんな身体は一人もいない。もうちょっと意識した方がいいし、自覚を持った方がいい」。飛距離を伸ばすためではなく、クラブを思い通りにコントロールするための体づくりの必要性を説かれたという。

吉田鈴さんは、惜しくも2年連続最終プロテストでは合格ならず。
3度目の正直となるプロテスト合格に挑みます。

オーガスタナショナル女子アマ2023最終結果

最終結果は、こちらの公式サイトでチェックしてください。

予選を通過ならなかった7選手の順位は以下の通りです。

44T/+5/吉田鈴
56T/+7/新地真美夏、寺岡沙弥香
59T/+8/伊藤二花
63T/+9/橋本美月
70/+14/上田澪空
72/+18/梶谷翼

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