番手選びは柔軟に

「成れます!シングル」今回のテーマは番手選びです。
いくら良い当たりをしても、番手が違っていたら、結果は良くなりません。
つまり、ナイスショットにならないのですね。
それだけ、番手選びは、重要なのです。

番手で距離を決めすぎ?

もしかすると、多くの方は、何ヤードだったら何番と決めつけていませんか?
例えば、150ヤードだったら、7番アイアンとかですね。
これを、「1つの目安」と考えるのは良いと思います。


そこで、考えなければならないのは、その通りに打てる状況は限られるということです。
コースでは、傾斜や風、気温など、いろいろと状況は変わります。
ですから、その場の状況に応じた、番手選びをしなければならないのです。

冬の番手選びでの注意点

冬は当然ならば気温が下がります。
一説には、気温10度で1番手ということも言われます。
一概には言えませんが、真夏と真冬では、30度くらいは違います。
ということは、2番手、3番手は違ってきて当たり前と考えたいです。

中井学プロも同様の考え方ですね。

「『最低2番手』上げてください」プロゴルファー・中井学が教える冬ゴルフでショートさせずに乗せるコツ - みんなのゴルフダイジェスト
冬になると様々な要因でボールが飛ばなくなることから、ショートすることが増える。冬ゴルフでありがちなショートを防いでしっかりピンハイまで打っていくためにはどうしたらいいのだろうか。プロゴルファー・中井学に聞いてみた。

最低2番手と書かれていますが、大げさではありません。
150ヤードを普段7番アイアンで打っているならば、6番や5番、
若しくはユーティリティーを使うというのも、全然アリなのです。

傾斜を見極める

この見極めは、上級者やプロレベルになるほど、シビアになります。
番手選びで言えば、前上がりでは球が上がりやすく、距離は出にくい。
左足下がりであれば、球は低く飛び出しやすいもののロフト角は立つ。
今回の状況では、どちらの球が出るのかを予測する。
こういった知識を元に、番手を選ぶことも大切です。

ラフではライを見極める

これも、奥深いので一概には言えませんが、特にラフですね。
まずは、ボールが浮いているのか、沈んでいるのか。
浮いていればフライヤーになって、通常より飛ぶ可能性がある。
一方で沈んでいれば、ラフにくわれてドロップする場合もある。

どこまでが浅くて、どこまでが深いのかの見極め、これは経験値です。
1つ言えることは、球の近くで素振りをして、抵抗を感じることですね。
これで、少なくとも抜けは良いのか悪いのかは分かります。
番手選びに1つの基準となるでしょう。

番手選びを柔軟に考える技術

特に冬場はグリーンが凍っている場合が多いです。
ともすれば、フェアウェイさえ凍っている。
そうなると、総合的なマネジメントを元に番手も選択しなければなりません。
また、上級者になるほど、球の高低も考えた技術も必要になります。

『冬ゴルフ…低い球の練習!』
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番手選びのまとめ

いずれにしても、番手選びでは、一辺倒の考えで良いスコアは出せません。
多くの方は、残り距離、風、高低差を元に番手選びをしているように見えます。
上級を目指すのであれば、気温、傾斜、ライ、こういった要素も考慮する。
それで、少なくとも自分の番手選択は、状況に応じたものだったかを記録する。
この記録が経験値になり、その後のスコアメイクに役立つと思います。

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