最近の標準的なクラブセッティングだと、ウッドが1番、3番5番。
ユーティリティーが2本か3本、その下が5番か6番のアイアンが多いと思います。
クラブセッティングに良い、悪いはありません。
ただし、ここへ来て、7番ウッドの良さが見直されてきています。
何よりも顕著なのが、最高峰である、PGAツアー。
従来であれば、フェアウェイウッドの下は、ロングアイアンでした。
しかし、屈強なPGAツアーの選手でも、ロングアイアンを抜き出した。
これは、典型的なパワーヒッターである、ダスティン・ジョンソンも然り。
現在はユーティリティーを2本入れたセッティングとなっています。
何故ユーティリティーなのか?
ユーティリティーを入れる理由はいくつかあると思います。
1つは、弾道の高さ。
PGAツアーのセッティングだと、グリーンは硬くて速い。
ですから、球が上がりやすいユーティリティーを入れるということです。
もう1点は、やはり簡単であること。
操作性はアイアンには劣りますが、ミスショットの許容範囲が広い。
PGAツアーの選手だって、ロングアイアン全てがナイスショットという訳にはいかないのです。
アマチュアのセッティングは?
PGAツアーの選手でさえ、ユーティリティーを入れるようになった現在。
当然ながら、アマチュアもバッグに入れるのが常識化しています。
それで、5番ウッドの下となると、ロフトが21度から23度。
番手で言えば、メーカーによって違いますが、3UTや4UTになります。
では、はたしてそれで良いかという疑問も湧きます。
7番ウッドが注目を集める理由
ユーティリティーが、一般的にアイアンより易しいのはご承知の通り。
しかし、「誰にとっても易しい」訳ではありません。
そこで、選択肢として出てくるのが7番ウッドです。
フェアウェイウッドの方が、ソール幅も広く、球も上がりやすい。
ですから、「皆が使っているから」という理由で、無造作にユーティリティーを入れる必要はありません。
なるほど。
事実私のセッティングにユーティリティーはありません。
7番ウッドが23度で、その下が25度の5番アイアンです。
7番ウッドがオススメのゴルファー
1つの目安として5番ウッドが相性良く打てるという方は、7番ウッドも選択肢に入ります。
私の場合がまさにそうで、ユーティリティーだと、どうしても方向が出にくい。
ですから、7番ウッドの方が、「使えるクラブ」となっているのです。
これからのセッティングでは、7番ウッドもアリ。
事実、男性アマチュアと飛距離が近い女子プロは、7番ウッドを入れる選手が増えています。
2021年度版7番ウッド
石井良介プロによる、2021年版の試打レポートがありました。
注目モデル6機種のトラックマンによるデータ計測付です。
6機種は、SIM2 MAX、G425 MAX、RMX、エピックSPEED、スリクソン ZX、TSi2です。
球の高さとつかまりやすさがマトリクスで示されているので、参考になります。
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