米LPGAツアー Qスクール中止と渋野日向子の選択は?

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昨日、国内男子ツアーのQT見合わせのことを100の壁で書きました。

いろいろな意見があるとは思いますが、今季がどうなるのかさえ不透明な状況です。
つまり、来季の出場権で言えば、シード権さえ、どう扱うのか判断が難しいのです。
そんな中、米LPGAツアーで発表がされました。
今年のQスクール(日本で言うQT)が中止です。

”米女子ツアー出場権来季持ち越し 渋野日向子が参戦予定の予選会は中止に”

2020年の出場資格を、そのまま2021年に持ち越すというものです。
ですから、2020シード選手は、2021もシードのままです。
また、2019年のQスクール上位通過した、河本結さんも、継続して来季LPGAツアーへの出場権が確保されたと理解してよいかと思います。

一方で、GDO記事の見出しにもなっている、渋野日向子さん。
本来であれば、2020年のQスクール受験からの2021年LPGAツアー参戦を計画していました。
Qスクールが行われないのですから、来季LPGAツアーでの新規参入は、原則なしです。
ただし、予選会からの参戦はできないのですが、この道は残されています。

残された道とは、何ぞやですよね。
その1つは、「5大メジャー大会」での優勝。
しぶこさんは、昨年の全英女子オープン優勝者なので、全てに出場資格があります。
ちなみに、5大メジャーのスケジュール

エビアン選手権 8月6~9日
全英AIG女子オープン 8月20~23日
ANAインスピレーション 9月10~13日
KPMG全米女子プロゴルフ選手権 10月8~11日
全米女子オープン 12月10~13日

それともう1つ、日本で行われるLPGAツアーがありますよね。
TOTOジャパンクラシック 11月6~8日

どれかに優勝すれば、来季LPGAツアー参戦資格が得られます。
もちろん、簡単なことではないですけど。
それでも、難しいにもほどがある全英女子オープンで優勝したのですから可能性はあります。

さて、今季、LPGAツアーはまだ、再開されていません。
リスケジュールも相次いでいて、今日現在の暫定は、以下のようになっています。
7月23日開幕のマラソンクラシック by Danaが最も早い再開予定。
6月から10月に開催延期だった、マイヤーLPGAクラシック ブライズフィールドCCは中止。
10月の同週には、ショップライトLPGAクラシックby Acerが再延期されて開催予定です。
国内女子ツアーに関しても、新しい動きがあったのですが、それはあらためて。

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