菅沼菜々も行う「ステップ打ち」ドリル

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ツアープロの練習というとレベルが高そうですが、実は100切りレベルのゴルファーにも実践できるものがいくつかあります。スライスに悩む100切りゴルファーも多いと思いますが、菅沼菜々さんが実践するステップ打ちドリルは、実践的なものです。

スライスが出る原因

アマチュアゴルファーの悩みのうち、80%はスライスとも言われています。
スライスの原因はいくつかあります。
その1つが、アウトサイドインのカット軌道になること。
もちろん、上級者やプロでも、そんな球が出てしまうことがあります。
これに関連して、体が反応すると、瞬間的に手で返して、ひっかけやチーピンも出ます。
ですから、ゴルフというのは、そうそう簡単ではないゲームとも言えます。

菅沼菜々のステップ打ちドリル

2022年8月現在、メルセデスランキング11位。
トッププロの1人と言って良い菅沼菜々さんも、基本に立ち返る練習があります。

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「私はフェードヒッターですが、外からクラブが入りすぎてしまうとカット軌道のスライスが出ます。そんなときに私がやるのがドライバーの『ステップ打ち』。両足をそろえた状態からバックスイングし、クラブがトップに上がりきる前に左足を踏み出します。すると、下半身リードの形になるので、カット軌道を矯正できます」

ステップ打ちドリルのメリット

菅沼菜々さんもそうですが、カット軌道になる原因の1つは上体の力みです。
ステップ打ちをすることで、特別な意識を持つことなく、下半身主導のスイングになります。
コツは、マンブリをしないで、リズム良く、等速で振りぬくイメージです。
また、決して、「当てにいかないで、リズム良く振る」ことも大切になります。

この「ステップ打ち」同様に、「連続素振り」もスイング作りには役立つドリルです。

100切りに必要なショットのレベル

100切りレベルでは、ナイスショットを連続する必要はありません。
ここでも書いていますが、18ホール中、ボギーが9個、ダブルボギーが9個であれば99です。
3パットをいくつかするにしても、ボギーオン率が高ければ、大たたきはしない。
逆に言えば、ティーショットやセカンドショットで、OBやチョロなど、大ミスが少なければ良い。
それなりのショットを続けて、ボギーオンを目指していれば、100切りは可能なレベルです。

是非、このステップ打ちドリルを練習メニューに加えてみてはいかがでしょうか?

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