100切りに必要な練習の考え方

最初に書きますが、90台でのラウンドに特化した練習はありません。

しかし、こういった点を気を付けて練習すると90台でラウンドできますよといったアドバイスと捉えてもらうと嬉しいです。もちろん、80台が出る可能性だってあります。

ここでは、概要をざっくりと書いていきたいと思います。

では、いきましょう!

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90台でラウンドするイメージ

さて、このサイトでの目標は100の壁を切ること、つまり90台でラウンドすることです。
皆さんは、90台でラウンドするということを、どれだけイメージしているでしょうか?
「何となく100を切りたい」と思うだけでは、90台のイメージが具体的に湧かないと思います。

90台でラウンドする一番の秘訣は、自分のパーを90に設定することです。
18ホールの基準打数は、ご承知の通り、ほぼ72で設定されています。
しかしながら100の壁を越えられない方のパーオン数は、おそらく18ホール回っても数回というところではないでしょうか?
しかし、何も焦ることはありません。パーを90に設定していれば、パーオンしなくても十分なのです。
例えば、距離の長いホールのティーショット、残りが200ヤードのセカンドショット、
ピンまで40ヤードのアプローチ・・・。
こういった場面で、皆さん、思い通りのショットがどれだけ打てるでしょうか?
と言うよりも打てるようであれば、もっと高いレベルでラウンドしています。

そうだよなぁ。

少なくとも練習場で10球打って、9球が思い通りに打てるようになれば、
それなりの自信が生まれるのでしょうが、そのレベルまで達するのは難しいことです。

まず、自分の技術、レベルを謙虚に受け入れ、ラウンドする心構えが必要です。
林や池やバンカーなどのハザードは徹底的に避け、パー4のホールの場合、3オン2パットの5で上がれば、自分の中でパーと思うことです。
万が一つのショットを夢見て、怪我を大きくするよりも、まず、「ボギーで上がれば上等!」
と発想を変えることが、100を切る近道となります。

90台のラウンドを分解

パーを90に設定したあとは、90台でラウンドするショットの内訳のお話です。
皆さんも当然、得意クラブ、不得意クラブがありますよね?
私もあります。
そこでパー90を基準にしたときの、打数内訳目標を自分で設定します。
私が実践してきた例を挙げるとすると、

ティーショット(ウッド)14
アイアンショット 44
パッティング 32

ということになります。
パッティングの得意不得意によって目標を変えたり、また、アプローチやフェアウエイウッドを別にカウントすることも可能ですが、大切なのは、前述の通り内訳の目標を設定して、それに合わせた技術を習得することです。

僕はパッティングの目標数を36に設定しよう。

90台ラウンドに必要な技術イメージ ~ティーショット~

90台でラウンドするショット内訳を書きましたが、では、90台でラウンドするのに必要な技術の概要はどこにあるのでしょう。
この記事を読んでいらっしゃる方は、100プラスアルファで回られる方が多いと思いますので、それを前提にお話致します。
まずお話することは、90台でラウンドするためには、必ずしも全てのクラブを使いこなせなくても、全く問題ないということです。
実際シングル級の方は5本くらいあれば、70台でラウンドできちゃったりもします。事実私も、今では7本で70台でまわれます。

シングルって凄いな。

それでは、90台でラウンドするのに必要な技術のイメージをお話します。

ティーショット


ドライバーが得意な方は問題ないですね?
ドライバーが不得意な方に必要な技術は、「それなりに200ヤードくらい飛ばす」ことです。
90台でラウンドするためには、極論から言えば、豪快なドライバーショットは不要です。
1ラウンドで必要なドライバーショットは最大で14回です。
例え1回、今日イチの300ヤードショットが出ても、あとがOB連発では90台のラウンドは遠くなります。欲張りは禁物です。
90台でラウンドするのに必要なことは、パーオン+1打でグリーンに乗せることですから、大切なのは距離より方向性です。
常にフェアウエイがキープできれば完璧ですが、打てる範囲のラフでもOKです。
ドライバーが不得意な方は、3番ウッド、5番ウッドを使って200ヤードくらい飛ばすという戦法でも全く問題ありません。
力まず、欲張らずが肝要だと思います。

必ずしもナイスショットでなくてもいいんだ。

90台ラウンドに必要な技術イメージ ~アイアン&パッティング~

アイアンショット


最も良く使うショットです。つまり練習でも中心になると思いますが、大切なのは、俗に言う、得意クラブを作ることです。
100チョイで回れる方は、それなりにアイアンが打てる方と思いますので、2本の得意クラブを作られることをお勧めします。
1本は6番か7番、もう1本は9番かウエッジです。
女性の方は、ユーティリティーでも良いかと思います。

私はユーティリテーを得意クラブにしよう。

以下に練習のお話をしますが、習得する技術のレベルとしては、6番か7番で打ったとき、ベストショットの20%以内くらいの範囲でバラつきを抑えること。
9番かウエッジでアプローチしたときに、グリーンのどこかに乗せられることです。

 

パッティング


パティングの目標は、グリーン内から2パットでカップインすることです。
これは、得意不得意、グリーンとの相性がありますので、厳密には出来ませんが、
90台でラウンドするという目標設定のためには、1ラウンドで36以内を目標にすべきです。

36ってのが、なかなか難しいんだよなぁ。(*´Д`*)

3パットでいつも撃沈という方は、何よりも距離感の練習です。相当に難しいグリーンや傾斜に乗らない限りは、方向性よりも距離感が大切。

最初は10mを超えるパッティングで、1m以内に寄せるのは難しいかもしれません。

しかし、実践編で書いた通り、距離感は練習で何とでもなります。ラウンド前の練習も良いのですが、これはウォーミングアップの意味合いが強いです。本当に上達を目指すのであれば、ラウンド後にパッティング練習をすることをお勧めします。

これは、パッティングが上手いと言われるプロが実践していることでもあります。

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