【櫻井心那2勝目】2022山陽新聞レディースカップ

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将来のスターが育つステップアップツアー、山陽新聞レディースカップが岡山県で有観客開催。昨年は双子の岩井ツインズ、明愛さんが妹の千怜さんに続いて優勝しました。

岩井明愛 攻めまくり優勝 山陽新聞レディースカップ2021
山陽新聞レディースカップ2021は、台風の影響で1日キャンセルとなり2日間競技に。台風一過のあとは、各選手、攻めのゴルフを展開。初日-6と抜け出した岩井明愛さんが、最終日も攻め続け、最後はウォーターショットも披露。派手な優勝劇は、2大会連続で双子姉妹の優勝となりました。

今年は渋野日向子さんの妹、明治大学2年生の暉璃子さんが推薦で出場。初のプロツアー登場です。

目次から興味ある項目へジャンプできます。

2022 山陽新聞レディースカップ 大会概要

大会名称:山陽新聞レディースカップ
開催コース:東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ (6,360 Yards/Par 72)
開催期間:9月16日~9月18日
賞金総額:3,000万円
優勝賞金:540万円
出場人数:120人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 60位タイまで (予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
共催:山陽新聞社
大会URL:こちらです。

2022 山陽新聞レディースカップ 放送予定

放送はいつものスカイAです。

■スカイA
9月16日(金)8:00~11:15、12:30~16:30
9月17日(土)8:00~11:15、12:30~16:30
9月18日(日)8:00~11:00、12:00~16:00

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2022 山陽新聞レディースカップ 出場選手

出場選手が発表になっています。初日のペアリングがこちら
注目組をピックアップします。

10組 09:14 平井亜実、@秦悠栞、吉川桃、川満陽香理
11組 09:25 小橋絵利子、@渋野暉璃子、仁井優花、石川怜奈
12組 09:36 森岡紋加、@森愉生、O.サタヤ、成田美寿々
13組 09:47 東風花、奥山友梨、大林奈央、西木裕紀子
14組 09:58 丹萌乃、須江唯加、櫻井心那、西山ゆかり
15組 10:09 成澤祐美、種子田香夏、浜崎未来、藤本麻子

今週は、レギュラーツアーの東海クラシックが同時開催です。
この時期、レギュラーツアーへの参加はリランキングでも上位に絞られます。
このため、先週の選手権からステップへと参戦する選手も数名います。

注目は、浜崎未来選手。
もう少しリランキング順位が高い、または推薦が得られていたならばレギュラーツアーもありました。
浜崎さんは、このところ好調です。例えば以下の成績を残しています。

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 9T
ニトリレディスゴルフトーナメント 13T
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 10T
浜崎未来 注目の女子プロゴルファー
2020年度プロテスト合格の93期生である浜崎未来さん。島根県出身の女子プロゴルファーとしては3人目。NEC軽井沢72ゴルフトーナメントではTOP10に入り注目されました。日本女子プロゴルフ選手権でも10位タイ。そのプロフィールと期待値について見てみます。

本来であれば、レギュラーツアーで上位に入り、ポイントを稼ぎたいところでしょう。
しかし、この大会は岡山県開催で、故郷の島根県には近いです。
そういった意味からの出場もあるかと思います。
浜崎未来さんの、ステップ登場は今季2試合目となります。

また、ステップの賞金ランキング1位を走る櫻井心那さんにも注目。
この成績をキープできれば、来季レギュラーツアー前半戦出場権が獲得できます。
どれだけ賞金を加算できるかだと思います。

そして、しばらく試合が無かった平井亜実さんは、調整準備万端との話です。
この試合は、優勝と2位が大王製紙エリエールレディスに出場できるので狙いたいですね。

注目の@渋野暉璃子さんですが、これは、上位と言うより予選通過狙いでしょう。
岡山県育成枠という感じの推薦だと思います。
アマチュアとしての実績は、森愉生の方が格上と見ます。

2022 山陽新聞レディースカップ 予選ラウンド

9/16~17にかけて、台風接近による天候が不安定な中、予選ラウンドが行われました。
同時期に開催されているレギュラーツアーと同様、ルーキー勢の活躍が目を惹きます。
やはり、川﨑春花さんが日本女子プロゴルフ選手権を勝った。
川﨑さんは、直近のステップアップツアー優勝者でもあり、刺激は強いと思います。

予選ラウンドを終わっての上位陣。全体がこちら

POS PLAYER SCORE 1R 2R 3R TOTAL
1 櫻井 心那 -11 68 65 133
2 宮田 成華 -10 68 66 134
3 小林 夢果 -8 66 70 136
4T 山内 日菜子 -6 69 69 138
4T 篠原 まりあ -6 72 66 138
6T 永嶋 花音 -5 68 71 139
6T 篠崎 愛 -5 68 71 139
6T 種子田 香夏 -5 69 70 139
6T フェービー・ヤオ -5 71 68 139

初日は、小林夢果さんが、-6で首位発進。
そして、断続的な雨と風で荒天となった2日目は、櫻井心那さんが爆発。
8バーディー、1ボギーの65、通算-11で一気に首位に出ました。
小林夢果、櫻井心那の両選手とも、2003年度生まれの94期生。
つまり、川﨑春花さんと同期、同学年の選手です。

また、単独2位には、宮田成華さんがいます。
宮田さん、2日間のプレーは、初日が-4で2日目が-6で共にノーボギー。
天候が安定しない中で、素晴らしいプレーを披露しています。

さて、予選カットがある2日目。
予選カット自体は+1、46位タイの60選手となりました。
一方で、より悪天候予報の出ている最終日。
そのため、セカンドカットも同時に行われました。
最終日にプレーできるのは、30位タイまでの36選手です。

注目の渋野暉璃子さんは、わずかに予選通過なりませんでした。
しかし、試合出場歴から考えて、まだまだ発展途上であると思います。

さて、セカンドカットに関連し、最終日のスタート時間が変更となっています。こちら

4組 07:30 永嶋花音、篠崎愛、種子田香夏
5組 07:40 フェービー・ヤオ、山内日菜子、篠原まりあ
6組 07:50 小林夢果、宮田成華、櫻井心那

2022 山陽新聞レディースカップ 最終日

最終日は接近する台風の影響も考慮。
セカンドカットを通過した36選手が無事に18ホールを消化することができました。

94期生の櫻井心那が圧勝

2日目を終えて首位に立った、櫻井心那さんが、ステップ2勝目を飾りました。

いやー、強かった。
台風接近の影響で、強風はこの上無いというコースコンディション。
その中で、伸ばしていった強さは本物です。
-15という優勝スコアは大会レコード。
あの、河本結さんの記録を、悪コンディションの中、塗り替えました。

レギュラーツアーでは、2戦連続94期生の優勝ですが、ステップも94期生。
現時点で、最年少JLPGA正会員の櫻井心那さん。見事です。

大王製紙エリエールレディスへの出場権

この試合は1位と2位が姉妹大会である、大王製紙エリエールレディスへの出場権がありました。
優勝の櫻井心那さんと、2位から篠原まりあさんが出場権獲得です。
櫻井さんは、後半戦もステップ中心の参戦スケジュールを組むと思います。
狙うは賞金ランキング1位で、来季前半戦の出場権。
願わくば、大王製紙エリエールレディスでの上位争いを期待したいと思います。

2022 山陽新聞レディースカップ 最終結果

最終の上位陣です。全体がこちら

POS PLAYER SCORE 1R 2R 3R TOTAL
優勝 櫻井 心那 -15 68 65 68 201
2T 篠原 まりあ -10 72 66 68 206
2T 小林 夢果 -10 66 70 70 206
2T 宮田 成華 -10 68 66 72 206
5 篠崎 愛 -8 68 71 69 208
6T 丹 萌乃 -7 74 68 67 209
6T 宮澤 美咲 -7 71 69 69 209
8T 藤田 かれん -6 74 67 69 210
8T 種子田 香夏 -6 69 70 71 210
10 奥山 友梨 -5 68 74 69 211

櫻井心那さんは、この優勝で540万円を獲得。
賞金ランキング1位の座を確固たるものにしました。
ここからステップアップツアーも連戦です。
賞金ランキング2位までは、レギュラーツアー来季前半戦の出場権がゲットできます。
何しろ、QT免除というのは非常に大きい。
各選手の活躍に期待します。

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