2022年の新作ドライバーとして注目は、何と言ってもテーラーメイドでしょう。その名も、STEALTH(ステルス)。1月4日にアメリカで発表されました。日本での発表、そして発売も待たれるところですが、カーボンフェイスのドライバーは過去にもありました。
既にタイガーウッズが使用
大きな注目を浴びることとなったのが、ツアー外競技のPNC選手権。
息子のチャーリー君と一緒にプレーしたキャディバッグに入っていたのが、ステルスでした。
この、数日前に、USGAの適合リストに掲載されたばかりのモデル。
と言うことは、いよいよ発表間近を感じさせるものでした。
ステルスドライバーの概要
インタビュー記事により、いくつかの点が明らかになっています。
ウッズの使用したドライバーはテーラーメイドステルスプラスであり、これは同社が発表した3種類あるステルスシリーズのモデルの一つだった。その他の2種類は、ステルス、そしてステルスHD(ハイドロー)となっている。ステルスプラスには可動式ウェートトラックが搭載されており、ステルスよりも細やかなクラブヘッドの調整が可能となっている。
テーラーメイドの技術者たちは、業界標準となっていたチタニウムからカーボンへ移行する、驚きの動きを見せた。具体的には、戦略的に配された60層のカーボンシートがステルスのフェースを構成しており、これがより良いエネルギー伝達を実現している。テーラーメイドはより薄く、軽量で大型のフェースによる高COR(反発係数)とフェース形状の進化を謳っている。
ステルス発表 その内容は?
そして、1月4日、アメリカにて、ステルスが発表されました。
ウッズ使用時の情報と合わせて、いくつかの内容が明らかになっています。
フェースに60層のカーボン材を採用していることが最大の特徴で、公式ページでは「カーボンウッドの時代へようこそ」と大々的にアピール。軽量で高強度のカーボンをフェースに採用する主なメリットとして、フェース面積の拡大や広範囲で初速性能を高められること、多くの余剰重量をヘッド周辺に配置して慣性モーメントを高められることを挙げている。
ドライバーのヘッドバリエーションは、スタンダードタイプの「ステルス」、スライド式ウェイトを搭載する低スピンタイプの「ステルス プラス」、ドロータイプの「ステルス HD」の3種類。フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを含めたフルラインアップでシリーズ展開される。
タイガーが使用したのは、3タイプの1つ、ステルスプラスですね。
テーラーメイドの技術者たちは、同サイズのチタニウムフェースと比べて40%軽い26gのフェースを作り出すことで、軽量カーボン素材の利点を生かした。この重量の節約により、ステルスのフェース面積はSIM2及びSIM2マックスドライバーより11%、そして2020年モデルのSIMドライバーより20%近く大きくなった。
60Xカーボンツイストフェースにより実現した重量の節約とフェースの大型化と選手たちによるテスティングで、ステルスプラス及びステルスでは、2021年モデルのSIM2及びSIM2マックスに比べ、大幅なボール初速向上が確認されている。
日本での発表と発売が待たれるところです。
1月8日現在、まだ日本での発表はありませんが、昨今の事情からすると予約でもすぐに完売となりそうなので、本当に日々、販売状況をチェックしたいところ。
1月8日時点では、現行モデルのSIM2シリーズがマークダウンとなっています。
カーボンフェースは以前にもあった?
知る人は知っていますが、カーボンフェースのドライバーは過去にもありました。
例えば、2012年発売のグローレリザーブドライバー。
もちろん今回の新製品とはテクノロジーの面など大きく異なります。
魅力的なのが価格で、1万円を切る値段で探すことができます。
流行を追いかけるといった意味では、この機会にチェックするのも一考かと思います。
参考にしたい動画
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