開幕前日 選手意気込み一気読み

いよいよ明日から開幕する女子ツアー、アース・モンダミンカップ。
タイトルにある、一気読みは自分が読んだ記事をまとめたという意味です。
備忘録的に書き残しておきたいと思います。

まずは、これが本音だろうなぁの上田桃子さん。

上田桃子「開幕戦なのに『久しぶり~』」の違和感
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(23日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) 徹底した感染予防策に無観客試合という異例のシーズン初戦が112日遅れで開幕する。上田桃子は練習ラウンド終了後、リモート会見で「大会が開幕することになってからはあっという間。いよいよ開幕かというのが率直な気持ち」...

例年なら開幕戦は3月で、会場では「今年もよろしくお願いします」という挨拶が飛び交うのが恒例だが、今年は「開幕戦という雰囲気ではない。『久しぶり~』という感じではあったけど、これまでの開幕戦とはちょっと違うなという印象でした」と違和感を口にする。

これが、選手の本音かもしれないです。

そして、優勝を争うであろうの、注目選手たち。
去年の賞金女王、鈴木愛さん。

不安の開幕戦に名参謀 女王・鈴木愛は清水キャディとタッグ
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) 賞金女王の鈴木愛は2020-21シーズン開幕戦を前にアイアンの不安を口にした。「すごく悪いというわけではないが、下(地面)から打つような(短い番手の)クラブの調子が良くない。練習場では打てるけど体の開きが早くな...

優勝請負人と言っても良いでしょう。
清水キャディを起用。2度目のタッグです。
鈴木さんからは威勢の良い声は出てませんけど、これはいつも通りです。

そして、誰もが注目している渋野日向子さん。

渋野日向子「先輩として見せなきゃ」ルーキーと同組/開幕前日の一問一答
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) 渋野日向子が2020-21シーズン開幕を翌日に控えイン9ホールの練習ラウンドを行い、感触を確かめた。前日「15%」と答えた状態は「筋肉痛もとれてきて、ちょっと上がりました」。予選同組は横峯さくらと昨年プロテスト...

記事には一問一答が出ています。一部を転載します。

―横峯、西村と同組
(ペアリングを)見た瞬間は「さくらさんと回れる」と思って。昨年の「PRGRレディスカップ」の第2 ラウンド以来で、とても久しぶりなので楽しみな気持ちでいっぱいです。西村さんもプロとして初めて試合だと思いますので、無観客ではありますけど、みんなで盛り上げられたらいいなと思います。

思い起こせば、一昨年のこの大会がレギュラーツアーデビュー戦。
ホールインワンを達成して、600万円をゲットした。
また、去年は4位に入り、その賞金で全英への切符をもぎ取ったのです。
相性は悪くない大会です。

さて、優勝候補の1人と目される畑岡奈紗さん。

畑岡奈紗は海外メジャー優先表明も渡米時期は「全英女子」次第
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) ちょうど2年前の2018年6月24日、畑岡奈紗は「ウォルマート NW アーカンソー選手権」で米ツアー初優勝を飾った。「ちょうど、きょうの練習ラウンド中に『コロナがなければ、今どこにいるはずだったか』という話にな...

去年は何しろ強さを見せつけた。
米ツアーに主軸を置きながら、国内メジャー2勝。
他を寄せ付けない強さだったのです。
また、中断前の米ツアーでも、2戦連続2位となっています。
自粛期間の試合勘だけが懸念されるところでしょうか?

さて、米ツアー組という面からはこの選手も、河本結さん。

河本結は米ツアーで通用するプレースタイルを磨く 再開初戦から参戦へ
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) 今季から米ツアーに挑戦している河本結は今週も米国にいるはずだった。コロナ禍で主要ツアーの延期や中止が相次ぎ、日本ツアーが復活戦の場に。「この会場に来て雰囲気を味わうと、幸せというか、試合だなという雰囲気に感動し...

ニチレイレディス特別編のプレーを見ても、仕上がりは好調と見ます。

同じ黄金世代からは、原英莉花さん。

厳戒ムードに原英莉花 「新しい時代が来たんだな」 昨年の悔しさ生かす“秘密特訓”も敢行
厳戒ムードに原英莉花 「新しい時代が来たんだな」 昨年の悔しさ生かす“秘密特訓”も敢行

去年は、息詰まる優勝争いを魅せてくれました。
ここも注目でしょう。

さて、原英莉花さんと同じくジャンボ軍団からは期待のツアールーキー。
西郷真央さん。現役高校生でプロテストに合格した逸材。
去年の日本女子アマチャンピオンでもあります。

ジャンボの秘蔵っ子・西郷真央がプロデビューへ 「堂々とプレーしたい」
ジャンボの秘蔵っ子・西郷真央がプロデビューへ 「堂々とプレーしたい」

西郷さんの立ち位置からすると、失うものは何もありません。
行くだけですね。

同じツアールーキーでも、優勝候補の一角に挙げられるのが安田祐香さん。

安田祐香が不安と緊張のプロデビュー 初日は記念すべき“トップバッター”でスタート
安田祐香が不安と緊張のプロデビュー 初日は記念すべき“トップバッター”でスタート

アマチュア時代の抜群の実績に加えて、鉄壁のメンタル。
レギュラーツアーでも21試合に参戦して、予選落ちは1度しかありません。
開幕戦から、期待が高まるというものです。

さて、同じ滝川二高の同級生で、一足早くプロになった古江彩佳さん。

プロ初のシーズンを前に古江彩佳は戸惑い? 「どうなっていくか分からない…」
プロ初のシーズンを前に古江彩佳は戸惑い? 「どうなっていくか分からない…」

どうなるかわからないは、偽らざるを得ない本音ですね。
しかし、スイングの安定感は抜群です。

そして、同級生の西村優菜さんは、何としぶこさんと同組デビューとなりました。

プロデビュー戦で注目組 渋野日向子と同組の“プラチナ世代”西村優菜は「いい経験ができたら」
プロデビュー戦で注目組 渋野日向子と同組の“プラチナ世代”西村優菜は「いい経験ができたら」

西村さんは常に平常心を保っている、クレバーなプレイヤーです。
レギュラーツアーの参戦数は少ないのですが、長く日本アマチュアランキング1位でした。

そして、ここも触れておかなければならないでしょう。

韓国勢の参戦は、国内入国規制のため、限られるのが何とも惜しいのですが。
日本にとどまることを選択し、今回参戦となった、李知姫さん。

韓国勢わずか二人… 李知姫が帰国しなかった理由は「移動のリスク」
韓国勢わずか二人… 李知姫が帰国しなかった理由は「移動のリスク」

一気に若返った女子ツアーではベテランとなる40歳の健闘にも期待です。

そして最後は、特別な想いで開幕を迎えたであろう、この選手。
青木瀬令奈さんは、プレイヤーズ委員長で迎える開幕戦です。

選手まとめ役としての苦悩 青木瀬令奈が心を痛める外国選手の入国問題
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悩むことも多いとは思いますが、まずは自身のプレーに集中してほしい。
選手の人望も厚く、頑張っていると思います。

申ジエから手紙も 青木瀬令奈は新プレーヤーズ委員長で奮闘
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(23日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) 今季から選手の取りまとめ役となるプレーヤーズ委員長に就任した青木瀬令奈は、試合のない期間も多忙を極めた。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)とは毎日のようにメッセージアプリLINEを駆使した情報交換を行い、小林...

長年女子ゴルフを見ているのですが、こういった気持ちで迎える開幕は初めてです。
自分の本音を言えば、誰が勝っても祝福したい気分です。

唯一の心配だったのがこちら。

PCR検査で再検査4人 「陽性者なし」で女子ゴルフ開幕戦開催へ
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72) 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は2020-21シーズン開幕戦「アース・モンダミンカップ」に出場する選手およびキャディ、スタッフが受けた新型コロナウイルス感染に関するPCR検査の結果、4人が再検査(検体不足...

大丈夫です。行けます。

いざ、開幕!

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