2021年のアース・モンダミンカップも2日目が終了。
初日、首位に立った菊地絵理香さんが、危なげないプレーを展開し首位をキープ。
2日目にして、上位陣は実力者が並んできました。
そんな中、実力者、稲見萌寧さんが予選落ちという番狂わせがありました。
順調に首位キープの菊地絵理香
ティーショットの精度が問われる、この大会。
特にラフは厳しいので、フェアウェイキープが重要です。
そんな中、正確性を武器とする、菊地絵理香さんが首位をキープです。
菊地絵理香さんと言えば、「メジャーに強い」というプレイヤーです。
タフなセッティングほど、力を発揮する。
持ち前の正確性と、ショートゲームの上手さが光ってくる訳です。
若返りが進む女子ゴルフですが、今季は、上田桃子、笠りつ子とベテランも勝っている。
菊地さんも、ここで勝ちたい、勝てるという自信があるように見えます。
実力者が並んできた上位陣
2日目を終わると、上位陣の顔ぶれが、納得できるものになりました。
上位陣。全体の結果がこちら。
どちらかと言えば、正確性を持ち味とする選手が多いです。
飛ばし屋という部類では、原英莉花、山城奈々、宮田成華といった選手。
原さんは、この試合、コースを得意としています。
山城さんと宮田さんは、調子が良いと言えると思います。
2日目のベストスコアは宮田成華
2日目のベストスコアは-8、64の大会レコードタイで、宮田成華さんです。
一気に上位陣に食い込んできました。
この調子で一気に最終日まで走れるか?期待します。
髙木優奈もジャンプアップ
最終プロテストを回避し、この試合に挑んでいる髙木優奈さん。
2日目は5つスコアを伸ばし、上位に食い込んできました。
この大会に挑むには、決断も必要だったと思います。
2日目までは、良し。残すは決勝ラウンドの2日間です。
何と言っても高額賞金大会です。
上位に入って、ランキングを上げたいところです。
伸ばして予選通過の吉田優利
初日にオーバーパーを打って、出遅れた吉田優利さん。
2日目はさすがのプレーを見せてくれました。
5つスコアを伸ばし、予選を通過。こちらも決勝ラウンド頑張りたいです。
3日目の見どころ
週末のお天気は、下り傾向です。特に日曜日。
それを考えると、土曜日にはスコアを伸ばしたいところ。
また、決勝ラウンドになると、ピンポジも変わってくるでしょう。
いずれにしても、伸ばし合いの中で、スコアは動いてきそうです。
カギを握る菊地絵理香
まずは、菊地絵理香さんが、どういったプレーをするか。
菊地さんの前回優勝は、2017年までさかのぼります。
TポイントENEOSで勝ったのですが、これも初日の単独首位から勝ち切った。
コースも違うので、一概には言えませんが、3日目がカギとなりそうです。
ベテラン選手の経験値が活きるか?
上位陣を見ると、テレサ・ルー、全美貞、笠りつ子、イボミ、申ジエと30代の選手がいます。
こういったリーディングは今季珍しいのですが、この大会であれば、十分、優勝ラインまでいく可能性があります。
初優勝が狙えるか?西郷真央
西郷真央さんは、昨年の大会でも優勝争いを演じました。
元々の地力がついてきた面もあるでしょうが、このコースとの相性も良さそうです。
昨年のように、最終日まで優勝争いに食い込んでくれるでしょうか?
ミレニアム世代の躍進なるか?
ミレニアム世代、上位では、西村優菜、古江彩佳の両選手が上位です。
古江さんは東京オリンピック代表争いもあり、注目度は高いこの大会。
2日目は、本人が納得できるプレーではなかったと思います。
後ろ姿が、怒っていましたね。
ただし、技術という面では、トップクラスであることは間違いない。
あと2日、どんなプレーを見せてくれるでしょうか?
それから西村優菜さんも、堅実に上位をキープして決勝ラウンドです。
西村さんの良さは、技もさることながらクレバーであること。
難コース、難セッティング、しかも後半になるほど持ち味を発揮します。
こちらにも期待しましょう。
3日目のペアリング
3日目のペアリングがこちら。注目組。
11組 09:40 髙木 優奈、宮田 成華、イ ボミ
12組 09:50 西村 優菜、笠 りつ子、原 英莉花
13組 10:00 堀 琴音、青木 瀬令奈、全 美貞
14組 10:10 西郷 真央、テレサ・ルー、菊地 絵理香
リセットして次へ
稲見萌寧さんが、まさかの予選落ち。
本人、反省の弁もありますが、調子の波もあるでしょう。
切り替えて、次に進むステップで良いと思います。
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