ゴルフのスイングは上級者やプロでさえ、厳密には日替わりになります。ましてや、アマチュアゴルファーであればなおさらのことです。実際のラウンドで、スイングの修正は難しい。チェックする項目は、グリップやアドレス、そして、ボールの位置です。
スイングは日替わり
そもそも、機械では無いので、スイングは日によって変わります。
ツアープロでさえ、試合前の練習で違和感を感じることは少なくないです。
アマチュア、ましてや月イチゴルファーでは、スイングが違うことは、普通だと考えた方が現実的だと思います。
それを踏まえて、実際のラウンドで、どのように対応するかが大切になると思います。
本番では敢えてスイングは変えない
スイングが変わったと言っても、その場での修正は難しいものです。
チェックポイントがあるならば、それを確認してみるのも良いと思います。
一方で、想定外のミスが多発するときは、別の観点からチェックすることも大事です。
チェックするのはスイング以前の部分、グリップ、アドレス、球の位置ですね。
ボールの位置は違っても良い
皆さんは、どのようにボールの位置を決めますか?
当然、正しいアドレスを決めてから、ボールの前に構えると思います。
もちろん、基本的には正解です。
しかし、自分が実践しているのは、少し応用的なものになります。
素振りを前振りとして予行練習する
バンカー以外では、ソールを付けた素振りをすることが許されています。
これを利用しない手はありません。
どのように利用するかですが、以下の手順を踏みます。
2:実際に打つ大きさで、素振りをして、芝をサッとする。
3:ヘッドの落下地点から逆算してアドレスに入る。
つまり、芝をすった位置を基準にアドレスをするということです。
芝の上にボールがあるのですから、球を打つというより、ボール下の芝をする。
その上に、ボールがあるので、自然と当たるという感覚です。
ですから、素振りのための素振りになってはいけません。
あくまでも予行演習としての意識を持って、素振りをします。
つまり、「前振り」ということになりますね。
傾斜のあるライでは、意外と、このルーティーンを普通にやっていませんか?
等速、等圧、等リズムだけを意識する
当たる準備はできたので、あとは、普通にスイングするだけです。
この普通が難しいのですが、意識は素振りと同じ速度、同じ圧力、そしてリズムです。
直前にイメージを出した素振りをして、芝をすっているのですから、それだけに集中すれば打率は高まります。
ゴルフスイング 必ずしも正論だけが正解ではない
本来はアドレスを決めてから打つのが正解だと思います。
一方で、それが上手くいかないときは、工夫が必要です。
この、工夫する力こそが、ゴルフ力を高める要素の1つだと思います。
毎日のように練習し、毎週のようにラウンドできれば、不要なことかもしれません。
しかし、エンジョイゴルファー、たまにのラウンドでは、大過なくプレーを進めていきたいですね。
逆に言えば、練習でも球の位置を変えながら打ってみることも必要です。
どの位置なら打てるのか、ボール位置によって、球筋はどう変わるのか。
それを知っておくことで、本番力は上がると思います。
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