長年、キア・クラシックとして親しまれていたこの大会。
2022年からは、韓国のテレビ局、JTBCがスポンサーとなり大会名称も変わりました。
日本勢は、畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子の3選手が参戦です。
翌週はメジャー、シェブロン選手権があり、前哨戦となります。
2022JTBCクラシック大会概要
2022/03/24~2022/03/27
アビアラGC(カリフォルニア州)
賞金総額:$1,500,000
2022JTBCクラシック放送予定
テレビ放送は、WOWOW。インターネット中継はGOLFTVです。
\メジャー前哨戦/
⛳JTBCクラシック⛳第1日 3/25(金)午前6:00
第2日 3/26(土)午前6:00
第3日 3/27(日)午前6:00
最終日 3/28(月)午前6:00アメリカ本土に戻っての戦い🔥
メジャーに向けて各選手の士気も高まる
このトーナメント、絶対に見逃せない👀
是非、早起きをお願いします✨#WOWOW pic.twitter.com/Y5A0DeaHKr— WOWOWゴルフ (@wowowgolf) March 15, 2022
WOWOWの放送予定は以下の通り。サイトはこちら。
第1日 3/25(金)午前6:00
第2日 3/26(土)午前6:00
第3日 3/27(日)午前6:00
最終日 3/28(月)午前6:00
2022JTBCクラシック出場選手とペアリング
ペアリングが発表になっています。こちら。
日本勢は3選手が出場します。
08:06 AM 畑岡奈紗、リディア・コ、レオナ・マグワイア
01:50 PM 渋野日向子、アラナ・ユーリエル、サバンナ・ビラウビ
※いずれも現地時間。日本時間だと、古江さんの組が23:40となります。
渋野日向子さんは、あまり名前の知らない選手とのペアリング。
ここは、同じく昨年末の最終予選会を通過した3選手となります。
事前にチェックしておきたいニュース、まずは渋野日向子さん。
ツアーメンバーとなってから、アメリカ本土での戦いは初です。
タイでは、TOP10に入りましたが、調子を上げていけるでしょうか?
そして、畑岡奈紗さんは、ギア関係で大きな変更があります。
長年愛用していたスリクソンのドライバーをチェンジ。
ゼクシオエックスで臨みます。
また、アイアンは変わらず、スリクソンのZ785ですが、シャフトを変更。
スチールから、複合モデルのトゥルーテンパーのスチールファイバーi95に変更。
そして、ボールも、今回からZスター XVです。
この時期の変更ですから、次週のメジャーをにらんでだと思います。
2022JTBCクラシック大会初日
好天のもと、大会初日が行われ、上位陣は伸ばし合いです。全体がこちら。
日本人選手、初日の結果です。
渋野日向子:42位 2バーディ、1ボギーの71
古江彩佳:67位 3バーディ、3ボギーの72
首位は、コジンヨン選手の65、7バーディー、ノーボギーです。
上位陣は伸ばし合っていますので、上位進出のためには、アンダーが必須ですね。
2022JTBCクラシック大会2日目
大会2日目も伸ばし合いの中、好調な選手が上位陣を占めます。
タイで優勝の、マドセン選手が単独首位の上位陣。全体がこちら。
日本勢の最上位は、畑岡奈紗さんで9位タイです。
畑岡さんは地力でここまで来ている気がします。
一方で、初日は時差ボケで思うようにプレーできなかった古江さんも挽回。
渋野日向子さんは、調子上がらずといった中ですが、ともに予選は通過しています。
何しろパー5でバーディーが獲れていない中ですから、耐えていると思います。
やはり、パッティングが決まっていない影響が強いです。
2日間のパット数は「35」と「34」。グリーン上の苦戦を物語る数字と裏腹の通算1アンダーは安定してグリーンをとらえられている証拠でもある。「あと2日間でパー5が8ホールあるので、1個は獲りたい!」。控えめな意気込みを上回るバーディ量産で鬱憤(うっぷん)を晴らしたい。
決勝ラウンドでのジャンプアップに期待しましょう。
渋野日向子:47位タイ 通算-1 初日71、2日目72
古江彩佳:47位タイ 通算-1、初日72、2日目71
2022JTBCクラシック大会3日目
大会も3日目を終えました。上位陣。全体がこちら。
ナンナ・コルツ・マドセンが首位をキープ。
途中、崩れかけたところもあったのですが、獲るところは獲ってくる。
切り替えが早いと同時に好調なんだと思います。
日本勢も伸ばして最終日に向かいます。
まずは、リーダーボードに名前がある畑岡奈紗さん。
今回は16番ホールが名物設定で、252ヤードのパー4。
ここを3Wでワンオン狙いして、池に入れてボギー。
それでも粘っての、首位と5打差の6位なので、最終日は爆発しましょう。
さて、地道にスコアを上げてきたのが古江彩佳さんです。
16番のパー4に象徴されるように、3日目は伸ばし合いをさせるピンポジ。
逆に言えば、リスクも多いのですが、古江式ゴルフでノーボギーです。
このスタイルで、どこまで上位に食い込めるかが見どころですね。
さて、渋野日向子さん。
こちらも、ある意味、しぶこらしさのプレー。
パーオン率が低くても、チップインバーディーを2つ。
逆にバーディーパットが決まらなかったので、ストレスもありますね。
こちらは、爆発もあり得る最終日です。
渋野日向子:28位タイ 通算-5 初日71、2日目72、3日目68
古江彩佳:28位タイ 通算-5、初日72、2日目71、3日目68
2022JTBCクラシック大会最終日
大会最終日は、ドラマチックな結末となりました。
ゲームの多くはマドセン選手がリードしていたのですが、新星が追い込みました。
タイのアタヤ・ティティクル19歳がツアー初優勝
ティティクル選手は19歳ですが、アマチュア時代から実績は素晴らしいものがあります。
安田祐香さんが、日本開催で勝った、第2回のアジアパシフィック女子アマ。
その前年に第1回が行われたのですが、当時16歳ティティクル選手が優勝しています。
また、彼女は、安田祐香さんが優勝した第2回大会でも2位。
それから、全英女子オープンに出場し、渋野日向子さんが勝ったときのローアマです。
何しろ、総合的に力の強い選手です。
早くもその力をLPGAツアーで発揮してきたかと思います。
最終日は64と追い込んで、マドセン選手とのプレーオフを制しました。
上位陣。全体がこちら。
2022JTBCクラシック 日本勢の結果
残念ながら、日本勢は優勝争いには食い込めず。
畑岡奈紗さんの16位が最上位でした。
古江彩佳:32位タイ 通算-6、初日72、2日目71、3日目68、最終日71
渋野日向子:72位タイ 通算+3 初日71、2日目72、3日目68、最終日80
渋野日向子さんが、最終日に80と叩いてしまいました。
もう、これは切り替えしか無いですね。
切り替えについては、ご承知の通り、世界一級品ですから。
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