思いがけぬ強風と難しいピンポジションで大混戦となった、2022年のmeijiカップ。最後はイミニョンさんが混戦を制しましたが、ルーキー櫻井心那さんの健闘も光りました。レギュラーツアー参戦は2試合目。ステップアップツアーの賞金ランキング1位のポテンシャルは?
大混戦となった2022年のmeijiカップ
3日間トーナメントですが、まれにみる大混戦。
リーダーボードの渋滞っぷりがハンパありません。
首位が-5でしたが、予選カットラインは+2の44位タイでした。
つまり、7打差の中に53選手いて優勝を争う。
札幌国際カントリークラブ 島松コースは決してスコアの出ないコースではありません。
つまり、少なくとも30人くらいには優勝可能性がある展開でした。
櫻井心那(さくらいここな)とは?
レギュラーツアーの参戦が2試合目なので、一般的にはなじみ薄かもしれません。
プロフィールとしては、2004年2月13日生まれのJLPGA最年少プロ。
2021年度のプロテストを現役高校生で合格しました。
出身は長崎日本大学高等学校で、2021年九州ジュニアゴルフ選手権に優勝しています。
プロテスト合格後のQTは117位と成績が出なかったため、2022年は下部ツアーを中心に参戦です。
そして、その成績が秀逸です。
カストロールレディース終了時の、賞金ランキングスタッツ。
順位 | 氏名 | 金額 | 優勝回数 | 試合数 |
1 | 櫻井 心那 | ¥7,350,500 | 1 | 8 |
2 | 大林 奈央 | ¥6,525,400 | 1 | 6 |
3 | 脇元 華 | ¥6,290,666 | 1 | 4 |
4 | 平井 亜実 | ¥4,680,000 | 1 | 8 |
5 | O.サタヤ | ¥4,654,666 | 1 | 7 |
8試合に出場し、予選落ちがなく、優勝1回。
賞金レースではトップに立っています。
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ゴルフサバイバル6月の陣に出場
ステップアップツアーはスカイAで全戦中継されているので、ファンはご承知でしょう。
私も、「期待の新星」という位置づけで、記事を書いています。
一方で、下部ツアーを見ない方には、ゴルフサバイバルが初見だったと思います。
6月の陣に登場し、その圧倒的な飛距離は存在感を残しました。
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最後まで優勝を争ったmeijiカップ
そんな櫻井さんですが、レギュラーツアー登場は2戦目。
しかし、持ち前の強さを発揮し、最終日は最終組という位置からスタートしました。
何せ、ペアリングが、鈴木愛、上田桃子なので、ビビります。(笑)
しかも前日のペアリングも、イミニョン、若林舞衣子なので、「ザ・レギュラー」です。
しかし、最終日も2番で左に外しダブルボギーを打った後は、本当に良いプレーでした。
大混戦…最終局面。
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最終の結果は2位とはなりましたが、今後も期待できるポテンシャルです。
最後まで素晴らしいプレー✨
通算8アンダーで大会を終えた #櫻井心那 選手にお話を伺いました🗣#JLPGA pic.twitter.com/nqv93RLyDP— JLPGA_official (@JLPGA_official) August 7, 2022
櫻井心那のこれから
何せステップアップツアーが主戦場でしたので、ほぼ初登場2位のようなものです。
JLPGAには規定があり、3位以内に入れば、次戦への出場権が出てきます。
つまり、NEC軽井沢には出場ということになると思います。
第1回のリランキングは、この試合前までで、117位でした。
今回の結果と次戦の頑張りで上昇すると思います。
また、推薦出場などもらえれば、第2回リランキングにかかる可能性があります。
櫻井さん本人は、今季はステップと思っていたでしょうが、チャンスが到来とも言えます。
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