岩井ツインズの姉、明愛さんのクラブセッティングです。豪快なプレースタイルそのままに、パワーヒッターのセッティングとなっています。
岩井明愛は双子姉妹の姉
双子の姉妹プロとして知られる、岩井明愛さんは、妹の千怜さんと同じ誕生日、2002年7月5日、埼玉県で生まれました。
ジュニア時代からその才能は開花しており、埼玉栄高校ゴルフ部出身です。全国高等学校ゴルフ選手権特別大会では、埼玉栄高校を8年ぶりの団体優勝へ導く原動力となりました。
プロテストは高校3年時の2020年に受験予定でしたが、コロナ禍により実施が延期され、2021年6月に行われた2020年度のプロテストに一発合格しています。
また、プロテスト合格に先だって、姉妹ともに4月、武蔵丘短期大学に進学し、2023年3月に卒業しています。つまり、短大に通いながらプロとなり、活動を続けてきたことになります。
順調なスタートを切ったプロ生活ですが、年末のQTでは姉妹ともに中位に終わり、プロデビューはステップアップツアーからになりました。
そして、2021年9月のカストロールレディースで妹の千怜さんが優勝、そして翌戦の山陽新聞レディースカップでは、姉の明愛さんが優勝と、姉妹での連続週の優勝を達成。
さらに、2022年シーズンには、妹の千怜さんがNEC軽井沢72でツアー初優勝を飾ると、翌週のCATレディスで2週連続優勝の離れ業を成し遂げます。
姉の明愛さんは、随所に光る攻撃的なプレーでファンを沸かせましたが優勝には届かず。しかしシード権を獲得し、2023シーズンは姉妹揃ってレギュラーツアー参戦となりました。
KKT杯バンテリンレディス優勝時のクラブセッティング
ツアー初優勝は妹の千怜さんに譲った姉の明愛さんですが、ついに歓喜の時が訪れます。
首位と1打差で迎えたKKT杯バンテリンレディスの最終日、逆転でツアー初優勝を飾りました。
KKT杯バンテリンレディスでのクラブセッティングですが、岩井ツインズはヨネックスと契約を結んでいるため、ヨネックスがメインのクラブセッティングです。
ドライバー:EZONE GT 450 ドライバー(9度)
シャフト:REXIS KAIZA-M(重さ50g台、硬さS、45.75インチ)
フェアウェイウッド:EZONE GT(3番Dタイプ14.5度、5番18度)
アイアン:EZONE FS(6番)、EZONE CB511 フォージド(5番~PW)
ウェッジ:EZONE W501(50度、54度、58度)
パター:スパイダー X カッパーホワイト スモールスラント
ボール:スリクソン Z-STAR XV
特徴ですが、パワーヒッターの典型的なもので、フェアウエイウッドは2本のみで、今時では珍しく、ユーティリティーが無いものとなっています。
5番ウッドの下は、飛び系のアイアンEZONE FSの6番を入れ、これで番手間の飛距離を調整するセッティングです。
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