コロナ禍の影響で2020年は中止となってしまった、オーガスタナショナル女子アマ。
2019年が記念すべき第1回大会だったので、今年が第2回ということになります。
大会概要と事前情報
この大会は、マスターズGCの招待で出場選手が決定。
試合もマスターズの前週、オーガスタナショナルGCで行われます。
そして、日本からは、梶谷翼、上野菜々子の2選手が出場します。
上野さんはミレニアム世代ですけど、2019年のプロテストは不合格。
アマチュア資格を放棄せず、2020年はホームセンターのアルバイトなどもしていました。
今年のプロテストは、当然受験すると思います。
何せ、吉田優利さんが勝った、2018年の日本女子アマ。
ここでは終盤まで首位、最後に吉田さんが逆転したのですが、上野さんも実力者です。
さて、もう1人の梶谷翼さんは、今や日本女子アマチュアではエース格。
2選手の招待は、最新の世界アマチュアランクで梶谷さん29位、上野さん43位によるものです。
大会は3日間54ホールで争われる。最初の2日間36ホールは、近隣のチャンピオンズ・リトリートGCで行われ、上位30人が決勝に進出。公式練習日をはさみ、最終日の18ホールがオーガスタナショナルGCで行われる。
さて、2019年、第1回の結果だけ、参考まで書いておきますね。
あの、安田祐香さんと笹生優花さんが3位になっています。
日程は3月31日からで、残念ながら中継の予定はありません。
それでも、目が離せない大会です。
予選ラウンド 梶谷、上野決勝進出!
まずは気になる日本勢。予選ラウンドを突破しました。
本来であれば、予選の2日間を分けていこうかと思いましたが、初日が悪天候順延。
ですから、いきなりですが、予選ラウンドが終了し、決勝進出者が決まりました。
第1ラウンドを1オーバーとした梶谷は、第2ラウンドを3バーディ・3ボギーとし、トータル1オーバーの5位タイ。第1ラウンドをイーブンパーで滑り出した上野は中盤にやや苦戦したものの、トータル3オーバー・10位タイで、ともに逆転可能な位置で決勝ラウンドにコマを進めた。
一昨年の第1回大会は、安田祐香さんが3位に入っています。
それを考えると、決勝では、2選手がそれを上回る可能性がある位置での最終日です。
現地時間で4月2日に練習ラウンドを行ない、決勝ラウンドになります。
決勝ラウンドは、あの、オーガスタナショナルGCです。
まずは、予選突破おめでとうございます。
梶谷翼 優勝!
快挙です。
5位タイで決勝に進んだ梶谷翼さんが、プレーオフを制して優勝しました。
おめでとうございます!
この大会は、第2回ですので、日本人としては、もちろん初の快挙です。
2打差5位から出た梶谷は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算1オーバー。単独首位で迎えた後半17番でダブルボギーをたたいたが、最終18番ではグリーン手前から、あと少しでチップインバーディというショットを披露。「70」をマークしてプレーを終えていたミリアッチョとのプレーオフに持ち込んだ。
18番を使用するプレーオフ1ホール目、フェアウェイからの第2打をバンカーのさらに右へミスしたミリアッチョに対し、梶谷は2オンに成功。ミリアッチョがアプローチをバンカーに落とすと、下りのファーストパットをしっかり寄せて2パットで勝ち切った。
梶谷さんはこの優勝により、今年の「全米女子オープン」や「AIG女子オープン」(全英女子)へのアマチュアとしての出場資格を獲得です。
なお、もう1人出場した上野菜々子さんは、19位で大会を終えています。
A new champion at Augusta National.
Tsubasa Kajitani is the winner of the 2021 Augusta National Women's Amateur. #ANWAgolf pic.twitter.com/b6kV7LIITf
— Augusta National Women's Amateur (@anwagolf) April 3, 2021
祝福も続々!
タイガーが祝福のツイートというだけで、偉業っぷりがわかります。
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