どちらを選ぶ? ブリヂストン TOUR B XとXS

ゴルフボールの種類は数ある中ですけど、注目の1つがこれでしょう。
タイガー・ウッズも絶賛使用中の、ブリヂストンのツアーBXとXS。
何が、違うのか、どう違うのか?


実際に、ラウンドで打ち比べてみましたので、レポートします。
まずは、メーカーサイトから、仕様を見てみます。
仕様を読み飛ばしたい方は、目次の実打レポートから進んでください。

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BRIDGESTONE TOUR B Xの特徴

メーカーサイトはこちら
キャッチフレーズは、「スピード・コントロールテクノロジー」
ウレタンカバーの3ピース構造。ディンプル数が330個。

ドライバーショットは、高初速×低スピン=飛ぶ。
アプローチショットは、低初速×高スピン=止まる。

キャッチフレーズだけ見ると、もはや、これ以上、何を望む?ですよね。

BRIDGESTONE TOUR B XとXSの違い

以前であれば、スピン系とディスタンス系にざっくり二分して大丈夫でした。
それが、ここ数年は、必ずしも当てはまらない。
つまり、ディスタンス系でも、スピンコントロール性能を加えていますし、
スピン系でも、飛距離性能を向上させているのです。

ただし、この傾向は残っていまして、メーカーサイトでも、こうなっています。
飛距離性能は、ツアーBXが優れ、スピン性能はXSの方が優れている。
それぞれのキャッチフレーズを転載しておきます。

TOUR B Xが、
「風に強い飛びのX」で、「芯を感じるしっかりした打感」

TOUR B XSが、
「スピンとソフトフィールのXS」で、「フェースに吸い付くソフトな打感」

実際に打ってみた条件

ボールを打ち比べて比較するのは、難しいのです。
それはご承知の通り、ゴルフクラブとは違って、練習場で打てないからですね。
今回は、パッティングとアプローチは練習場で複数回を試し打ちしました。
ティーショットを含めた打感については、実際のラウンドでのものです。
複数球をプレーするわけにもいかないので、奇数ホールと偶数ホールで打ち分けました。

実際に打ってみた感覚

まず、Xの方が、若干、球離れが早いように思います。
逆に言えば、初速が速いであろうと推測できます。
打った手応えも、ずっしりというと極端ですが、しっかりあります。
ですから、弾道は強く、風にも強かろうと思います。

一方で、XSの方は、フェースに乗っている感覚が強いです。
ですから、球筋のコントロールはし易い。
曲げようと思えば、曲げやすいということですね。
それと、ショートゲーム。
アプローチにしろ、パッティングにしろ、吸い付く感覚があります。

実際に打ってみた評価とオススメ像

結論から言えば、「性能にそん色無し」です。
つまり、飛距離系と言われる、Xでもスピンは十分にかかる。
スピン系と言われる、XSでも、飛距離が出ます。
ですから、選ぶのポイントは、「打感の好み」なのだと思います。

敢えて違いを挙げると、Xの方が初速と球離れが速い。
これは、飛距離面で有利ですし、サイドスピンも少ないので曲がりにくい。
つまり、ティーショットを重視してプレーする方向けとも言えます。

逆に言えば、アプローチやパッティングを重視してゲームを組み立てたい方には、XSの方が向いているとも言えます。

しかし、これは両方を並べて比較した場合の話です。
ですから、ティーショットを重視する方でも、XSで飛距離が十分だったり、アプローチを重視する方でも、Xでも打感は満足ということもあります。

ですから、気になったら、まずは1スリーブ買って、打ってみることだと思います。

TOUR B Xの購入が、こちら、TOUR B XSが、こちらです。

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