【推測】リハナの試行錯誤

ステップアップツアーの賞金ランキング1位を快走するリハナさん。
既に今季3勝を挙げているので、もうこのまま来季レギュラーツアー前半戦の出場権は大丈夫。
・・・2022年の第1回リランキングまでのレギュラーツアー出場権は確保ということですね。

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リハナの現在地は?

しかし、リハナさん、山陰ご縁むす美レディース以来、成績は、いまひとつという感じです。
調子、そのものと言うのもあるかもしれません。
ただ、スイングを見る限り、ある試行錯誤をしているんじゃないかとも感じます。

 

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今季、リハナさんは、ステップアップツアー中心に参戦。
17試合で、1800万円を獲得しています。

一方で、今季出場したレギュラーツアーは、スポット的に10試合。
¥8,704,000 の獲得は、ランキングで95位。最高成績は、楽天スーパーレディースの4位タイです。

リハナ、レギュラーツアーで戦うために

それで、あくまで推測ですが、ある試行錯誤をしているのではと思います。
それは、飛距離アップ。
リハナさんのドライビングディスタンスは、234.26ヤード。
現在のツアーでは、50位以内には入れない数字です。

ステップ中心に参戦してきた彼女が、レギュラーツアーで戦うには、やっぱり飛距離が欲しい。
そのために、スイングの改良や、トレーニングを積み、試行錯誤してるんじゃないかと推測します。
特に、トップからの切り返しで、そのような動作を少し感じます。

飛距離アップ、スイング改造とは一口に言っても、容易では無いです。
例えば、勝みなみさんが日本女子オープンをぶっちぎりで勝ちましたが、尋常ではない飛距離アップと引き換えに、それまでのスコアメイクには苦労しました。
飛びぬけた飛距離アップは、2020年の開幕前に出ていましたので、1年以上はかかった訳です。
2021年のリゾートトラスト レディスで優勝を飾りましたが、そこまでの成績は出ていませんでした。

来季の活躍に期待したいリハナ

勝さんは、ここへきて、やっと飛距離を活かし、他のアイアンやショートゲームとも相まって結果が出たということだと思います。
飛距離アップは成績を残す必要条件だと思いますが、十分条件では無いのが難しいところです。
欠点が少なく、基本に忠実な、オールラウンドタイプのリハナさん。
2001年生まれと年齢も若く、今後が期待できるゴルファーの1人。
しかも、プロデビューの地を日本ツアーに求めた、応援したくなる選手です。

何か、リハナさんのことを一生懸命書いているのは、世の中で少数だと思います。
もっと、スポンサー筋と言うか、企業の皆さんも注目してサポートがあればと願うのですが。
メデイアの方も、もう少し、取り上げてもらえないものでしょうか。

コメント

  1. どんぐり より:

    今週のサロンパスカップでリハナちゃんが優勝争いしてますね
    地上波でも沢山映って注目度、人気が飛躍的に上がるんじゃないかな
    イボミさん以来の外国人(韓国)スター選手になれそうな逸材なので、期待してます。最近の女子ゴルフ界は若手の台頭が凄いですが、日本人選手に固まりすぎているように思います
    数年前のように色んな国の選手が入り混じって活躍する環境のほうがツアーもレベルアップするんじゃにかな。
    それにスポーツは、人種や国境を越えて交流を深め合えるのが一番の魅力ですからね

    • 座和座和 より:

      コメントありがとうございます。

      ツアーのレベルアップを考えると、多くの外国籍選手がプレーできるようになることは良いと思います。
      一方で、単年登録廃止の背景には、「外国籍選手の活躍が目立ちすぎ」というファンの声が大きかったのも事実の1つです。
      現在では、プロテスト合格がツアー出場の条件となっていて、リハナさんは韓国でのプロテスト受験を選択せず、
      日本でのプロテスト受験とツアー参戦、つまり日本でのプロデビューを選び精進してきました。
      ただし、今後を考えると、日本経済の停滞により、賞金総額の大幅増は難しい面もあり、高額賞金獲得の可能性がある、USLPGAに多くの選手の目が向かざるを得ない面があると思います。

      一方で、韓国、台湾の若手選手にとっては、総合的に日本ツアーを選択する可能性もあると思います。
      台湾のウーチャイエン選手なども楽しみです。