【まとめ版】古江彩佳が2週連続優勝 マスターズGC レディース2021

シーズンもいよいよ後半戦のマスターズGCレディースは高額賞金大会として認知されています。特に賞金シードを狙う選手にとっては、正念場とも言える大会です。2020年は大会が中止でしたので、前回優勝者は、2019年の柏原明日架さん。ツアー2勝目でしたね。

Vで実感 柏原明日架、収穫の秋|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

2021年は、1日あたり1000人ながら、有観客開催となります。

大会概要

大会名称:NOBUTA GROUP マスターズGC レディース
開催コース:マスターズゴルフ倶楽部 (6,571 Yards/Par 72)
開催期間:10月21日~10月24日
賞金総額:20,000万円
優勝賞金:3,600万円
出場人数:108人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 50位タイまで (予定)
主催:延田グループ、スポーツニッポン新聞社、IMG
公認:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
大会URL:こちらです。

放送と中継の予定

今大会は、テレビ放送とインターネット中継の両方があります。
まずは、放送の予定。

【BS-TBS】(予定)
10月23日(土) 14:00~14:54(LIVE)
10月24日(日) 14:00~16:24(LIVE)

【GAORA】(予定)
10月22日(金) 13:00~16:00(LIVE)

【CS ゴルフネットワーク】(予定)
10月23日(土) 8:00~10:30(LIVE)
10月24日(日) 9:00~11:30(LIVE)※最大延長12:00まで

インターネット中継は、いわゆる公式の位置づけとなった、GOLFTVです。

【GOLFTV配信時間】(予定)
10月21日(木)8:00~(INスタート)
10月22日(金)9:30~
10月23日(土)9:00~
10月24日(日)9:30~
※変更になる場合があります。

出場選手とペアリング

4日間大会ですので、予選ラウンドのペアリング2日間が発表になっています。
初日がこちら、2日目がこちらです。

初日アウトスタート後半は、注目選手が多いペアリングです。
ライブ放送の時間帯を意識したペアリングと推測されますね。

21組 09:50 西郷真央、吉田優利、勝みなみ
22組 10:00 西村優菜、原英莉花、渡邉彩香
23組 10:10 古江彩佳、小祝さくら、上田桃子
24組 10:20 渋野日向子、青木瀬令奈、鈴木愛
25組 10:30 稲見萌寧、高橋彩華、柏原明日架
26組 10:40 山下美夢有、ペソンウ、イボミ
27組 10:50 笠りつ子、宮里美香、キムハヌル

大会の見どころ

高額賞金大会ですので、賞金女王や、シード権には強い影響がある大会です。
但し、2023年度からは、ランキングがポイント制に一本化されます。
現在は唯一最大に近い賞金ランキングですが、来年の今頃は位置づけが変わっているかもしれません。

キムハヌル引退

大会前に大きなニュースが飛び込んできました。
ツアー6勝のキムハヌルさんが、この試合で引退ということです。

キム・ハヌルの引退試合 古江彩佳は地元で2週連続Vなるか
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前情報◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72) 賞金総額2億円、優勝賞金3600万円をかけた秋の高額大会が、21日に開幕する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1日上限1000人の有観客で開催される。 コロナ禍の影響で昨年大会は中止となり、...

年齢的なものもあるでしょうけど、コロナ禍で大きな影響を受けた1人でしょう。
引退試合となるこの大会は、良いプレーに期待したいです。

シード権争い

あまり知られていないのかもしれませんが、来季のシード権を決めるランキング。
従来は賞金ランキングのみでしたが、今年から、賞金とポイントの2つになっています。
ですから、その両方から見る必要がありますね。

賞金ランキングがこちら、メルセデスランキングがこちら
多くの試合に出て上位が多い選手はメルセデスランキング上で有利ですし、一発浮上を狙う選手は、今大会のような高額賞金大会が重要性が高いことになります。

シード権については、確定するのが、エリエールレディスですので、今回を含めて、5試合。
TOTOは出場選手が限られますので、実質、残りは4試合となります。

注目のアマチュア選手

日本女子アマチャンピオン、尾関彩美悠さんが出場します。
先週は、ステップのうどん県レディースでローアマ。
力を示していますが、11月に行われる最終プロテストへの調整はどうでしょうか?
ステディーなプレーが信条ですので、伸ばし合いも想定されるプロテストに向け、良い準備をしたいです。

大会初日

初日の朝からGOLFTVの中継があり、注目組は、ほぼ全ホール見ることができました。
有観客試合ですが、木曜日から、かなりのギャラリー数でしたね。

そんな中、選手は、かなりグリーンに手こずったように見えました。

ささきしょうこ 首位発進、地元でハッスル|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

(天候:曇り 気温:15.0℃ 風速:2.0m/s)
《グリーン=スティンプ:11 2/3フィート コンパクション:22mm》

久しぶりに、グリーンが、ほぼ12フィートという速さ。
ファーストカットの無い設定のため、ラフに入るとなかなか厄介で総合力を試されます。

いつもとは少し違う上位陣。実力者は2番手以降という感じですね。

そんな中、大変苦労したのが渋野日向子さん。

全てをなんとかしたい…渋野日向子は今季ワースト「78」
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日(21日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72) 「悔しいです。めっちゃ悔しいし、何やっていたのかなっていう一日でした。全体的に本当に良くなかった」と渋野日向子は思わず、下を向いた。 この日は1バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「78」。前...

本当に初日は全てがかみ合わずといった内容でした。
明日以降、出遅れた選手たちの頑張りに期待。
そして、-2から-3といったスコアで密集している実力者にも注目です。

大会2日目

上位陣の密集は変わらず、全体的に、じわっとスコアが伸びた2日目でした。

ささきしょうこが首位キープ

初日に単独首位に立ったささきしょうこさんが伸ばして首位キープです。

ただし、上位陣は混戦ですので、決勝ラウンド2日間は分からないですね。
今年は例年に比べて難しい気がしますが、65から66くらいは1日で出るコースです。

そんな中、初日叩いてしまった渋野日向子さん。
2日目に追い上げましたが、残念ながら予選落ちとなりました。

渋野日向子9戦ぶり予選落ち「見ての通り、情けない」
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(22日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72) 渋野日向子は5バーディ、3ボギーの「70」とスコアを伸ばしたが、初日「78」の出遅れが響き、カットラインに2打届かない通算4オーバー65位で大会を終えた。 「見ての通り、情けない内容でした...

米女子LPGAツアーから復帰し、なんだかんだ言いながら優勝を含めTOP10でした。
今週は、しぶこの週では無かったということでしょう。

キムハヌル引退でサプライズ

キムハヌルさん、日本ツアーの引退がこの試合。
2日目が終わった今日、有志によってサプライズがありました。

「ありがとうキム・ハヌル」 サプライズの花束に号泣
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(22日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72) 夕暮れ迫るパッティンググリーンでサプライズイベントが催された。2015年から日本ツアーに本格参戦し、今大会で現役を引退する32歳のキム・ハヌル(韓国)に有志の選手らが別れの花束を贈った。 ...

韓国人選手はもちろんですが、日本人選手も参加です。

申ジエやペ・ヒギョンら韓国勢はもちろん、原英莉花、稲見萌寧、上田桃子、柏原明日架ら日本人選手も集まり“スマイルクイーン”との別れを惜しんだ。

上位陣と注目選手

2日目終わりの上位陣。全体がこちらです。

上位陣で目立つのは、髙木優奈さんが首位と4打差。
高額賞金大会なので、上位入賞は、非常に大きい意味を持ちます。

それから、こちらも最終プロテストを控える有力アマの尾関彩美悠さん。
しっかりと上げてきていますので、両選手とも決勝ラウンドに注目です。

(天候:晴れ 気温:18.5℃ 風速:2.1m/s)
《グリーン=スティンプ:12フィート コンパクション:22.5mm》

大会3日目

大会3日目にして、風が出てきました。天候は秋晴れです。

(天候:晴れ時々曇り 気温:15.5℃ 風速:5.7m/s)
《グリーン=スティンプ:11 2/3フィート コンパクション:22.5mm》

速いグリーンと風に手を焼き、多くの選手がスコアメイクに苦労した日となりました。
そんな中、5バーディー、ノーボギーで首位に立ったのは、古江彩佳さんです。

古江彩佳-パーフェクトラウンドで首位浮上|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

まぁ、古江彩佳さんのときだけ、風が吹いていないかのように完璧に近い内容。
難しいグリーンでも、タッチが非常に合っています。

優勝争いのポイント

まず、3日目終わりの上位陣を見て見ましょう。全体がこちら

当然、好調の選手が上位ですが、優勝争い、タイプとしては2つに分かれると思います。

古江彩佳、菊地絵理香、ユンチェヨン、金澤志奈といった選手は、「運び系」。
勝みなみ、西郷真央、笠りつ子といった選手は、「飛ばしショット系」という感じを受けます。

運び系選手は、本当に、振っていると言うより、キャリーを把握し、運んでいるイメージです。
一方、勝さんや西郷さんは、飛距離や弾道で、直線的に攻めてくる。
この対比が面白い優勝争いを生みそうです。
コースコンディションやセッティングを見る限り、どちらが有利とは言えません。
ユンチェヨンさんは、こういった、点で攻めるコースは得意ですね。
じわじわと上位に来ているイメージがあります。

健闘していると思う選手

上位陣に食い込んできていると思うのが、脇元華さん。
3日目を終わり、全てアンダーパーなので、頑張っていると思います。
賞金ランキング88位なので、ジャンプアップの絶好の機会です。

それから、-4は10位タイの、宮田成華さん。
宮田さんも賞金ランキング75位なので、ここで上位に来ると、相当額が加算されます。

髙木優奈さんは少し落としてしまったのですが、頑張りどころ。
高額賞金大会なので、本当に1打違えば賞金も違います。

優勝を争うであろう、最終から3組のペアリングです。

10組 10:30 金澤志奈、笠りつ子、脇元華
11組 10:40 永峰咲希、ユンチェヨン、西郷真央
12組 10:50 勝みなみ、菊地絵理香、古江彩佳

大会最終日

大会最終日は、風もなく穏やかな天候ながら、難しいピンポジション。
伸ばし合いとはならない展開の中、実力者が優勝争いとなりました。

(天候:曇り時々晴れ 気温:14.3℃ 風速:1.5m/s)
《グリーン=スティンプ:12 1/4フィート コンパクション:23mm》

グリーンが日に日に、速く、そして硬くなりましたね。

緊張をはねのけ優勝は古江彩佳

最終的に優勝となった、古江彩佳さん。
それでも内容は、いつもの優勝とは違っていました。
古江さんが勝つときは、序盤、自分で流れを作っていき、優勝まで走りきるパターン。
ニコニコ&スタスタです。

それが、今回の最終日は、表情も硬かったです。
地元と言うこともあり、緊張感が強かったかもしれません。
それでも1番、2番でバーディーを奪うと、抜群の安定感で首位を譲らず。
最終18番は見て分かるほどの緊張でしたが、勝ち切りました。

兵庫へ凱旋V 古江彩佳2週連続の激勝|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

見事な優勝でした。おめでとう!

注目選手と健闘した選手

大会を通じて注目した選手と健闘した選手を書いておきます。

最終日に頑張った高木優奈

注目選手の1人は高木優奈さん。
実は最終日のベストスコアは、全体で68だったのですが、高木さんは69と頑張り、順位を上げました。
最終順位は、単独の13位、賞金は高額大会なので、¥3,300,000です。
この結果、獲得賞金は、¥26,359,425で、ランキングは56位にまで上げました。
単年登録選手の高木さんが来季ツアーに出場するには、JLPGA正会員になることが必須。
そのためには、ツアー優勝、シード権獲得、プロテスト合格、の3つの道しかありません。
プロテストはTOTOの週ですが、高木さんは、テストと同時に、TOTOもエントリーしています。
どちらの選択をするにせよ、ぎりぎりの戦いです。

華と成華の健闘

5位タイには、宮田成華、脇元華と仲良く、「華&華」です。
両選手とも久しぶりのTOP10フィニッシュが高額大会。
賞金ランキングは、宮田成華53位、脇元華69位と上げました。
残り試合は限られますが、次の目標に向かって励みとなる結果です。

ヤング・キム?と一瞬思った、宮田さん。

胸を張れる、西郷真央の2位

西郷真央さん、この大会も最終日追い上げて2位。
同じ2位と言っても、試合ごとにその内容は上がっています。
今大会で言えば、最終日はベストスコアで追い上げての2位です。
立派ですし、良く頑張れていると思います。

西郷真央 猛チャージで1差2位|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
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ローアマは、尾関彩美悠

順当と言えば順当ですが、尾関彩美悠さんが、-1の22位タイでローアマです。
いよいよ、再来週は、プロテストの最終に挑みます。

最終の上位陣。全体がこちらです。

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