アメリカ USLPGAツアー リシャッフル2023

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アメリカ女子ゴルフ、LPGAツアーでの出場権利はシード権を筆頭に19のカテゴリーに分かれ決定します。そして、シーズン途中に実施されるのがリシャッフル。年度の獲得ポイントに応じて、出場優先順位の見直しが行われます。そのリシャッフルについての解説です。

19に分かれているカテゴリーについては、以下をご参考にしてください。

アメリカUSLPGAツアーの出場資格と優先順位
アメリカの女子ゴルフ、USLPGAツアーの出場優先順位は、カテゴリー数も多く複雑です。最も分かりやすいのはシード権ですが、それ以外の出場資格、優先順位について整理してみました。また、日本で言うリランキングも、「リシャッフル」として、年間2回行われます。

見出しから最新項目へジャンプできます。

USLPGAのリシャッフルと対象選手は?

LPGAツアーのリシャッフルとは、年度内における出場優先順位の見直しとなります。
基となるのは各試合で設定されている、CMEグローブポイントで、この上位順に該当選手の出場優先資格の見直しが行われます。
このリシャッフル対象となる選手は、カテゴリー9以下の選手となります。
カテゴリー8とは、当該年度ポイントレース上位80人。
つまり、リシャッフル時点で当該年度80位以内に入っていると、カテゴリー9以下の選手が一気に出場優先資格が上がります。
ですから、リシャッフルまでにいかにポイントを稼ぐかが、カテゴリー9以下の選手には重要です。

リシャッフルの時期は?

2023年について、LPGAの公式サイトに正式な発表はありません。
しかし、ここ最近の例を見ると、年間で5月と7月の2回が行われます。
2023年、第1回のリシャッフルは、5月11日~14日に行われる、コグニザント・ファウンダーズカップ終了時とされています。

リシャッフルの基となるのはCMEグローブポイント

リシャッフルの基となるのは、CMEグローブポイント、JLPGAツアーで言う、メルセデスポイントです。
このCMEグローブポイントは出場すべての選手に付与されますが、年間シード選手をはじめとするカテゴリー7より上の選手はリシャッフル対象外です。
ですから、カテゴリー9以下の選手にとっては、上位から80位以内に入ることが大変重要です。

最新のCMEグローブポイントランキングはこちらです。※随時上書き更新

日米女子ゴルフツアーでのリランキングとリシャッフル

日本のJLPGAツアーでも年度内で2回の出場優先順位の見直しが行われます。
これは、リランキングと呼ばれるもので、これについて、JLPGAでは独立した項目で、リランキング対象選手の順位を直接確認することができます。

一方で、アメリカLPGAツアーでは、このリシャッフルを独立させた順位の項目はありません。
そのため、CMEグローブポイントの全体順位から、対象選手を抜き出して並び替える必要があります。
つまり、USLPGAツアーのHPでは、日本で言う、メルセデスランキングしか項目が無いことになります。
日米を比較するとアメリカの方がカテゴリーも細分化されていて複雑なのですが、このリシャッフルに対する注目度は低い位置づけと見ることもできます。

日本人選手のCMEグローブポイントとリシャッフル

2023年、4月25日時点における日本人選手のCMEグローブポイントは以下の通りです。
※以下4選手は、シード選手のため、リシャッフル対象外。

10位:古江彩佳 509.875pt ※シード選手のためリシャッフル対象外
15位:畑岡奈紗 409.450pt ※シード選手のためリシャッフル対象外
19位:笹生優花 295.878pt ※シード選手のためリシャッフル対象外
31位:渋野日向子 208.133pt ※シード選手のためリシャッフル対象外

ツアールーキーの出場優先順位

そして気になるのが、カテゴリー14の勝みなみさんと、カテゴリー15の西村優菜さんです。

シーズン前の出場優先順位

勝みなみ:139位(カテゴリー14)※最終予選会上位20人
西村優菜:160位(カテゴリー15)※最終予選会21-45位

そして、シェブロン選手権終了時のCMEグローブポイントは以下の通りです。

勝みなみ:63位 91.600pt
西村優菜:101位 28.995pt

リシャッフルをクリアするための必要ポイントとは?

リシャッフルをクリアするポイントは明確に分かりません。
それは、リシャッフル対象選手の相対的な順位として決まるものなので、絶対的なポイントではないからです。

参考までに2022年、ツアールーキーとして参戦した渋野日向子、古江彩佳両選手の状況を確認します。
両選手とも、シーズン開始当初は、カテゴリー14で、簡単ではない出場順位でした。

しかし、シーズン序盤からポイントを積み重ね、リシャッフルが実施された、コグニザント・ファウンダーズカップ終了時には以下のポイントと順位でした。

23位:渋野日向子 501.625pt
45位:古江彩佳 204.072pt

この結果、リシャッフルで、カテゴリー8の、「当該年ポイントレース上位80人(第1回リシャッフル時点)」に入り、後半戦の出場権を確保したということになります。
実際、渋野日向子さんはこの順位により、シーズン開始当初、優先順位は149番目であったものから、シード選手を含む全体で、99番目と大きく順位を上げました。

リシャッフル実施までは実質残り2試合

さて、2023年の第1回リシャッフル実施までは、残りは以下の3試合となりました。

JMイーグルLA選手権 2023/04/27~04/30 優勝500pt
ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 2023/05/04~05/07 ポイント対象外
コグニザント ファウンダーズカップ 2023/05/11~05/14 優勝500pt

しかし、ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウンは国別の対抗戦。
つまり、CMEグローブポイントの付与は対象外の試合となります。

勝みなみ、西村優菜の両選手は、残り2試合で第1回リシャッフルをクリアするために全力を注ぐことになります。

JMイーグルLA選手権後の順位

最新のCMEグローブポイントの順位が更新されました。
特に勝みなみ、西村優菜の両選手は、第2回リシャッフルまでの間での出場権を得るために、どうしてもポイントレース80位以内となって、カテゴリー8に入りたいところです。

前週まで101位と厳しい順位だった西村優菜さんは、この試合で17位タイと頑張り、ポイントの上乗せとランクアップに成功しました。

69位:勝みなみ 96.925pt
77位:西村優菜 73.995pt

特に西村さんは17位タイに入ることで、40pt以上を加算しました。
次週、ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウンは両選手ともお休みです。
第1回リシャッフルクリアまでは、コグニザント ファウンダーズカップの1試合となります。

尚、80位以内がカテゴリー8になりますが、81位になると、カテゴリー9ではなく、13となってしまいます。もちろん出場ができないことはありませんが、例えば、カテゴリー11(前年エプソンツアーのTOP10)やカテゴリー12(前年ポイントレース81位から100位)の選手の下ということになります。

ここは、何としても残る1試合で、最低でも予選通過、そして上位フィニッシュをして、80位以内のカテゴリー8を目指して欲しいところです。カテゴリー8に入れば、全体としての出場資格順位は100位相当となり、出場はほぼ可能となります。

アメリカUSLPGAツアーの出場資格と優先順位
アメリカの女子ゴルフ、USLPGAツアーの出場優先順位は、カテゴリー数も多く複雑です。最も分かりやすいのはシード権ですが、それ以外の出場資格、優先順位について整理してみました。また、日本で言うリランキングも、「リシャッフル」として、年間2回行われます。

ポイントレース最新順位の見方

CMEグローブポイント、最新暫定順位の見方にはコツがあります。
それは、USLPGAツアーのHP、公式リーダーボードで併記されているからです。

例えば、リシャッフルが実施されるコグニザント ファウンダーズカップ。
日本人選手をMY LEADERBOARDに追加した、私の画面では以下の表示となっています。

これは、3日目スタート前のスクリーンショットですが、西村優菜さんを例に説明します。

左の数字から、T53がこの試合の現在順位、左から3つ目の77がこの試合前までのCMEグローブポイントランキングで、82というのが、PROJECT。つまり現時点での暫定CMEグローブポイントランキングということになります。

ライバルたちの順位を見たいと思ったなら、下にスクロールしていき、FULL LEADERBOARDで確認していくことになります。

確定 USLPGA第1回リシャッフル2023

コグニザント ファウンダーズカップの結果が出ました。速報値ですが、勝みなみ、西村優菜の両選手とも80位以内というリシャッフルをクリアしました。

この試合は予選落ちでしたが、ポイントに余裕のあった勝みなみさんは順位を3つ下げたものの72位。最も崖っぷちだった西村優菜さんは、この試合で31位タイとなりポイントを加算。3ランクアップの74位でリシャッフルをクリアしました。

この結果、勝みなみさんはシーズン前のカテゴリー14(全体順位139位)から、西村優菜さんは、カテゴリー15(全体順位160位)からカテゴリー8へと出場優先順位が上がり、中盤戦以降の出場権を確保しました。120名のフィールドであれば、間違いなく出場可能です。

特に西村優菜さんは、カットラインギリギリで予選を通過し、順位を上げての達成です。
もし予選カットとなっていたならば、リシャッフルクリアならず中盤戦以降の試合もウェイティングやマンデー出場など厳しい道のりでしたが、ここは非常に大きな差です。

その他日本人選手、リシャッフル時のCMEポイントランキング順位は以下の通りです。

古江彩佳:8位
畑岡奈紗:12位
笹生優花:28位
渋野日向子:37位
勝みなみ:72位(開幕当初139位⇒115位)
西村優菜:74位(開幕当初160位⇒116位)

リシャッフル確定の80選手は以下の通りです。USLPGAツアーはリシャッフルの場合、JLPGAツアーのリランキングと違い、シード選手が含まれるのが大きな特徴です。

RANK NAME EVENTS GLOBE POINTS WINS TOP TENS
1  Jin Young Ko 7 1,366.973 2 5
2  Lilia Vu 7 1,346.643 2 3
3  Nelly Korda 8 1,136.533 0 6
4  Georgia Hall 8 1,020.539 0 5
5  Celine Boutier 8 909.833 1 2
6  Ruoning Yin 5 746.250 1 2
7  Atthaya Thitikul 7 730.767 0 5
8  Ayaka Furue 8 672.375 0 3
9  Brooke M. Henderson 7 630.850 1 1
10  Hannah Green 7 585.800 1 1
11  Grace Kim 6 574.100 1 2
12  Nasa Hataoka 8 566.950 0 3
13  Ashleigh Buhai 8 549.700 0 4
14  Angel Yin 5 547.623 0 2
15  Maja Stark 7 526.275 0 2
16  Hyo Joo Kim 6 497.933 0 3
17  Charley Hull 6 476.143 0 2
18  Aditi Ashok 5 441.667 0 2
19  Hae Ran Ryu 6 412.096 0 3
20  Allisen Corpuz 8 391.774 0 2
21  Xiyu Lin 6 389.500 0 1
22  Danielle Kang 6 384.800 0 2
23  Cheyenne Knight 7 366.258 0 2
24  Minjee Lee 5 353.156 0 1
25  Narin An 7 338.200 0 1
26  Hye-Jin Choi 8 337.800 0 0
27  Yu Liu 7 300.757 0 1
28  Yuka Saso 8 295.878 0 2
29  Leona Maguire 7 295.545 0 2
30  Amy Yang 7 287.100 0 1
31  A Lim Kim 6 277.993 0 1
32  Carlota Ciganda 7 273.907 0 1
33  Patty Tavatanakit 8 273.167 0 1
34  Ariya Jutanugarn 8 259.379 0 0
35  Ally Ewing 6 251.800 0 1
36  Stacy Lewis 8 232.918 0 1
37  Hinako Shibuno 7 225.133 0 1
38  Ryann O’Toole 9 222.187 0 0
39  Albane Valenzuela 5 215.160 0 1
40  Jodi Ewart Shadoff 7 211.517 0 1
41  Moriya Jutanugarn 8 208.810 0 1
42  Megan Khang 7 208.424 0 1
43  Madelene Sagstrom 7 205.700 0 1
44  Anna Nordqvist 5 201.817 0 1
45  Peiyun Chien 6 181.800 0 1
46  Perrine Delacour 6 180.583 0 0
47  Linnea Strom 6 179.276 0 1
48  Alison Lee 7 177.000 0 1
49  Gemma Dryburgh 8 169.404 0 0
50  Eun-Hee Ji 7 157.080 0 0
51  Gaby Lopez 8 155.883 0 1
52  Celine Borge 6 155.700 0 0
53  Jennifer Kupcho 8 152.992 0 0
54  Lizette Salas 9 151.635 0 0
55  Chella Choi 7 150.862 0 0
56  Lydia Ko 5 150.050 0 1
57  Maddie Szeryk 6 146.493 0 1
58  Pajaree Anannarukarn 8 140.510 0 0
59  Sei Young Kim 6 140.170 0 0
60  Natthakritta Vongtaveelap 4 138.333 0 2
61  Sarah Kemp 6 132.650 0 0
62  In Gee Chun 5 123.190 0 0
63  Nanna Koerstz Madsen 8 122.366 0 0
64  Paula Reto 9 120.693 0 1
65  Marina Alex 7 118.950 0 0
66  Lauren Hartlage 6 118.258 0 1
67  Matilda Castren 8 115.783 0 0
68  Caroline Inglis 6 112.300 0 0
69  Lucy Li 6 104.082 0 0
70  Wei-Ling Hsu 7 102.823 0 0
71  Amanda Doherty 6 101.400 0 0
72  Minami Katsu 6 96.925 0 1
73  Elizabeth Szokol 6 96.100 0 1
74  Yuna Nishimura 6 94.495 0 0
75  Jenny Shin 7 94.455 0 0
76  Lauren Coughlin 6 93.545 0 0
77  Jaravee Boonchant 6 81.800 0 1
78  Emma Talley 6 80.050 0 0
79  Pavarisa Yoktuan 6 79.860 0 0
80  Frida Kinhult 7 78.667 0 0

尚、第2回リシャッフルは8月、AIG全英女子オープン終了時となります。

確定 USLPGA第2回リシャッフル2023

リシャッフル確定の80選手は以下の通りです。特に第1回リシャッフルでもギリギリ当落線上だった西村優菜さんは、第2回でも最後の対象試合で予選をクリアし、圏外85位から圏内76位に滑り込んだことは素晴らしいことです。USLPGAツアーはリシャッフルの場合、JLPGAツアーのリランキングと違い、シード選手が含まれるのが大きな特徴です。年間通じて参戦している日本人6選手は全て第2回リシャッフルをクリアしました。

RANK NAME EVENTS GLOBE
POINTS
WINS TOP
TENS
1  Celine Boutier 16 2,380.550 3 6
2  Lilia Vu 13 2,068.618 3 4
3  Ruoning Yin 13 1,744.870 2 4
4  Hyo Joo Kim 13 1,741.183 0 8
5  Allisen Corpuz 17 1,619.154 1 5
6  Jin Young Ko 13 1,584.640 2 5
7  Ayaka Furue 17 1,577.325 0 7
8  Nelly Korda 12 1,311.123 0 7
9  Charley Hull 13 1,303.643 0 4
10  Brooke M. Henderson 17 1,292.650 1 2
11  Ashleigh Buhai 16 1,264.671 1 6
12  Leona Maguire 14 1,248.820 1 5
13  Xiyu Lin 14 1,173.586 0 4
14  Yuka Saso 14 1,155.745 0 6
15  Nasa Hataoka 15 1,141.920 0 5
16  Georgia Hall 15 1,111.739 0 5
17  Linn Grant 9 1,019.485 1 2
18  Atthaya Thitikul 14 1,003.684 0 8
19  Cheyenne Knight 16 977.043 1 4
20  Hae Ran Ryu 16 960.071 0 5
21  Angel Yin 12 939.281 0 4
22  Maja Stark 15 893.625 0 5
23  Grace Kim 13 857.036 1 2
24  Carlota Ciganda 15 813.107 0 4
25  Rose Zhang 5 810.050 1 3
26  Minjee Lee 13 806.050 0 2
27  Aditi Ashok 16 799.774 0 5
28  Amy Yang 14 776.650 0 3
29  Jennifer Kupcho 16 727.721 0 2
30  Anna Nordqvist 14 696.292 0 3
31  Pajaree Anannarukarn 16 685.061 1 1
32  A Lim Kim 14 678.480 0 3
33  Ariya Jutanugarn 16 673.517 0 1
34  Hannah Green 13 670.296 1 1
35  Ally Ewing 14 667.633 0 4
36  Megan Khang 15 615.749 0 3
37  Gaby Lopez 16 524.183 0 3
38  Hye-Jin Choi 15 521.858 0 1
39  Elizabeth Szokol 13 520.608 1 2
40  Celine Borge 15 508.832 0 2
41  Yu Liu 17 502.290 0 2
42  Jenny Shin 16 499.807 0 2
43  Danielle Kang 12 483.528 0 3
44  Jodi Ewart Shadoff 15 468.192 0 2
45  Albane Valenzuela 13 465.152 0 3
46  Alison Lee 16 453.431 0 2
47  Narin An 15 427.664 0 1
48  Patty Tavatanakit 16 427.150 0 2
49  Perrine Delacour 14 413.658 0 1
50  Eun-Hee Ji 15 413.060 0 1
51  Matilda Castren 18 412.325 0 1
52  Stephanie Kyriacou 13 411.518 0 2
53  Gemma Dryburgh 16 407.698 0 1
54  Nanna Koerstz Madsen 16 391.633 0 1
55  Madelene Sagstrom 14 369.281 0 2
56  Esther Henseleit 15 346.645 0 0
57  Yan Liu 13 343.143 0 2
58  Stacy Lewis 16 332.625 0 2
59  Andrea Lee 16 330.728 0 2
60  Stephanie Meadow 14 325.175 0 1
61  Linnea Strom 15 319.716 0 1
62  Peiyun Chien 16 318.050 0 2
63  Sarah Schmelzel 18 302.528 0 0
64  Sei Young Kim 14 302.485 0 0
65  Sarah Kemp 15 299.513 0 2
66  Ryann O’Toole 16 298.725 0 0
67  Lindsey Weaver-Wright 13 293.039 0 1
68  Maria Fassi 16 281.139 0 2
69  Hinako Shibuno 13 280.463 0 1
70  Minami Katsu 14 276.230 0 1
71  Moriya Jutanugarn 16 268.026 0 1
72  In Gee Chun 12 265.857 0 0
73  Bailey Tardy 15 260.095 0 1
74  Lindy Duncan 8 249.760 0 1
75  Marina Alex 15 247.700 0 0
76  Yuna Nishimura 14 242.426 0 0
77  Lauren Coughlin 14 234.695 0 0
78  Paula Reto 19 228.242 0 2
79  Emily Kristine Pedersen 14 217.245 0 0
80  Kelly Tan 11 210.800 0 1

もちろん、リシャッフル以外でも上位選手が欠場する場合は、日本のリランキングと同様に順次出場権利が降りてきます。このため、リシャッフル自体が絶対という位置づけではないのですが、少なくともこれをクリアした選手はシーズン最後まで出場権があることになります。※最終戦のCME Group Tour Championshipはランキング60位以内。

後半戦アジアシリーズへの出場権

尚、秋のアジアシリーズはTOTOジャパンクラシックをはじめ共催試合も多く、出場選手が限られます。これらに出場できるポイントランキングは、9月のクローガー・クイーンシティ選手権終了時のランキングを基に決定されます。

日本選手では、年間ポイントランキングで8位:古江彩佳、12位:笹生優花、17位:畑岡奈紗の3選手は出場権を確定させました。一方でその他の選手はと言えば、渋野日向子:71位、勝みなみ:78位、西村優菜:81位となっていますが、アジアシリーズは例年多くの欠場選手が出ますので、確定ではありませんが出場権が降りてくることが濃厚な順位です。

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