2020年、西村優菜さんがツアー初優勝を飾った大会。高速グリーンに悩む選手が多数の中、最終日、6打差を逆転する優勝でした。
有観客開催となる本大会、放送予定や見どころから。
大会概要
大会名称:樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント
開催コース:武蔵丘ゴルフコース (6,650 Yards/Par 72)
開催期間:10月29日~10月31日
賞金総額:8,000万円
優勝賞金:1,440万円
出場人数:96人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 60位タイまで (予定)
主催:株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
大会URL:こちらです。
放送予定
今年の大会は、インターネット中継は無く、放送のみとなります。
多いとは言えませんが、CSを含めると、まずまずでしょうか?
決勝ラウンドは、土日共に録画放送です。
【地上波 テレビ朝日系列全国24局ネット】(予定)
10月31日(日) 16:00~17:25(VTR)【BS 朝日】(予定)
10月30日(土) 17:00~18:00(VTR)【CS テレ朝チャンネル2】(予定)
10月29日(金) 13:00~15:30(LIVE)
10月30日(土) 7:30~10:30(LIVE)
10月31日(日) 8:00~11:00(LIVE)※本大会では「GOLFTV」含めインターネット配信はありません。
主催者推薦選考会
大会に先立ち、主催者推薦選考会が行われました。ステップアップツアーも無いことから、多数の選手が参加。
以下、15選手が出場権を勝ち取りました。
吉田弓美子、亀田愛里、保坂真由、福山恵梨、新田彩乃、廣田真優、服部真夕、石山千晶、中園美香、小野 祐夢、@手塚彩馨、@清本美波、@髙木美佑、@小俣柚葉、@深谷琴乃
主催者推薦選考会の結果はこちらです。
出場選手とペアリング
リッシャフルもあり、かなり絞られた96選手という感じがします。
初日のペアリングが発表になっています。こちら。
注目組として、こんなところでしょうか?
14組 09:40 大里桃子、小祝さくら、原英莉花
15組 09:50 渋野日向子、西郷真央、勝みなみ
16組 10:00 古江彩佳、鈴木愛、西村優菜
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大きなニュースとしては、稲見萌寧さんが、腰痛のため欠場です。
先週も途中良い位置まで付けていたので、体調が心配です。
大会の見どころ
2020年大会の印象が強烈に残っています。
西村優菜さんの勝ちっぷりが凄かったですね。
超高速グリーンとなった最終日、バックナインで怒涛のバーディーラッシュ。
ツアー初優勝を挙げました。
ツアーも終盤戦となり、賞金シード、賞金女王争いなどの見どころもありますが、高速グリーンの攻略。
この点が、最大の見どころではないかと思っています。
予選ラウンドの結果
戦前の予想通り、ツアー屈指の超高速グリーンに選手が挑む展開となりました。
大会初日
大会初日の上位陣、全体がこちら。
天候は申し分なく晴れたのですが、強い風が選手を苦しめました。
(天候:晴れ 気温:18.7℃ 風速:9.4m/s)
《グリーン=スティンプ:12 1/2フィート コンパクション:22-23mm》
ベストスコアが-4というのは、最近になく、各選手が苦労した証だと思います。
大会2日目
大会2日目も天候は絶好で、昨日ほどの風はなし。
それでも、この日もベストスコアは-4の68と変わらずの難しさでした。
その-4を出した1人が渋野日向子さんです。
エース解禁とあるのは、昨年の初日、ホールインワンをしたにも関わらず、2日目に叩いてしまい予選落ちを喫したからですね。
最終日は、入っても良いよということでしょう。
事実、初日、2日目とも、パー3でホールインワンを予感させるショットがありました。
(天候:晴れ 気温:17.3℃ 風速:1.7m/s)
《グリーン=スティンプ:12 1/2フィート コンパクション:23mm》
2日目を終わっての上位陣。全体がこちら。
#樋口久子三菱電機レディス🏆#Round2#渋野日向子 #ペソンウ が7アンダーのトップで最終日へ!
1T(-7)#渋野日向子 #ペソンウ
3 (-5)#金澤志奈
4 (-3)#セキユウティン
5T(-2)#高橋彩華 ほか本日の成績表はこちら👇https://t.co/w2M6Dx4sJB#JLPGA#gettysport<Atsushi Tomura/Getty Images> pic.twitter.com/ZtD6PbTTgF
— JLPGA_official (@JLPGA_official) October 30, 2021
予選カットラインは、+6の57位タイの63選手。
これだけ、首位と予選カットラインで差が開くのは珍しい。
それだけ、セッティングが難しいということだと思います。
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優勝争いのゆくえと最終日の展望
さて、最終日は優勝争いです。順当にいけば、一騎打ちの構図。
首位タイで今季初優勝を目指すペソンウは、「ジョークです」と前置きし、「渋野さんには接戦で2度、負けている。今度は私に(優勝を)くださいの気分です」と笑顔で話した。
ペソンウさんの好調ぶりは、頭1つ抜けているように見えます。
思い返せば、しぶこさん初優勝の、2019年のサロンパスカップでも、ペソンウさんとの一騎打ちでした。
とは言え、このセッティングなので、全く予想がつきません。
恐ろしいほど速いグリーンは、下り1mのバーディーパットからの3パットもあり得ます。
最終日、このコースとどれだけ仲良くできるかが勝負だと思います。
2日目、静かに安定したプレーを見せた、金澤志奈さんはナイスプレーでした。
また、5打差があるとは言え、-2にも実力者がずらり。
古江さんや申ジエさんは、乗ってくるとどこまで伸ばすか分からない。
昨年も6打差逆転優勝があった試合です。最後まで目が離せません。
武蔵丘ゴルフコース、
抜群のコースコンディション!グリーンスピード12フィート、日本のトップ選手達も苦戦する難しさ。
その分上手くいった時の嬉しさは格別で、選手達はやり甲斐を感じていると思います。
栄冠は誰が勝ち取るのか、明日の最終日も目が離せません!#三菱電機レディス #LPGA— 大江香織⛳️プロゴルファー (@kaori_ohe) October 30, 2021
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