2021年のウォルマート NW アーカンソー選手権。出場した畑岡奈紗さんが優勝。自身、LPGAツアーの5勝目を飾りました。22歳256日での5勝目は日本人プレイヤーとして最速。この試合、畑岡さんは2日連続ホールインワンを達成しており、派手な優勝となりました。
畑岡奈紗は日本人史上最速の5勝目
高校を卒業して、すぐに活躍の場をUSLPGAツアーに求めた畑岡奈紗さん。
ウォルマート NW アーカンソー選手権優勝は通算で5勝目となります。
日本人選手で5勝以上を挙げたのは、岡本綾子、宮里藍両選手に次ぐもので、優勝時の年齢、22歳256日は、最速と言うことになります。
#LPGAWinnerSelfie with 5x Tour winner @nasagolf7355! 🏆 pic.twitter.com/C5rLUzLWF3
— LPGA (@LPGA) September 26, 2021
2日連続のホールインワンも達成
優勝もさることながら、途中経過が凄かったです。
何と、初日と2日目に2日連続のホールインワンを達成しています。
Two aces
One trophyWhat a weekend for @nasagolf7355! 🔥 pic.twitter.com/D12BjF2XIR
— LPGA (@LPGA) September 27, 2021
本当に「What a weekend」。なんて週末だ!ですね。
警報発令ってのが、アメリカらしい表現です。
🚨 ACE ALERT! 🚨
TWO DAYS.
TWO ACES.@nasagolf7355 takes the lead with her second ace of the week at the @NWAChampionship! pic.twitter.com/Exr2kUm7pU— LPGA (@LPGA) September 25, 2021
簡単では無かった道のり
高校を卒業したての女子が単身、最高峰のアメリカツアーへ挑む。
これが簡単ではないことは、容易に想像がつきます。
畑岡奈紗さんの5勝は以下の通りです。
初勝利・6打差/2018年「ウォルマート NW アーカンソー選手権」
2勝目・2打差/2018年「TOTOジャパンクラシック」
3勝目・3打差/2019年「キア・クラシック」
4勝目・6打差/2021年「マラソンクラシック」
5勝目・1打差/2021年「ウォルマート NW アーカンソー選手権」
最終日も前半は、一時、後続に4打差をつけていました。
しかし、最終的には1打差の優勝。
さすがに、畑岡さんも優勝が容易でないプレッシャーがあったと思います。
最終の上位陣。全体がこちら。
さらなる高みを目指して
畑岡奈紗さんの実力は誰もが認めるところです。
しかし、あと1歩届いていないのが、メジャーのタイトル。
過去、2回はプレーオフまで残りながら優勝には届いていません。
また、日本のエース格として出場した東京オリンピック。
ここでもメダルには届かず、銀メダルを獲得した稲見萌寧さんが脚光を浴びました。
しかし、実力は本物です。
遠くない将来に、メジャー優勝が待っていると思います。
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