2021年ニチレイレディスが2年振りの開催。事前チェックは放送予定、出場選手、ペアリングなど。大会の様子は各日で追っていきます。
大会概要
大会名称:ニチレイレディス
開催コース:袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース (6,550 Yards/Par 72)
開催期間:6月18日~6月20日
賞金総額:10,000万円
優勝賞金:1,800万円
出場人数:120人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 60位タイまで (予定)
主催株式会社:ニチレイ
大会URL:こちらです。
放送予定
【地上波・BS放送】
6月19日(土) 13:00~14:30 (BSテレ東)
6月20日(日) 16:00~17:15 (テレビ東京系列・BSテレ東)
【インターネット配信】
6月19日(土) 14:29~競技終了まで (テレビ東京スポーツYouTubeチャンネル)
全体としてはライト級なのですが、土曜日にインターネット配信があります。
BSの放送が終わってからのリレー形式ですね。
どうせなら、日曜日も、逆パターンでインターネット配信をして欲しいところ。
そうすれば、地上波にも数万人は流れると思うのですが。
ペアリングと見どころ
初日のペアリングが発表となっています。こちら。
初日は中継も入らないので、あまり演出的なペアリングは無い感じですね。
注目は、このあたりでしょうか?
16組 10:00 古江彩佳、青木瀬令奈、小祝さくら
17組 10:10 稲見萌寧、 西村優菜、原英莉花
何しろ、来週には、賞金総額3億円の、アースモンダミンカップがあります。
ここへ照準を合わせたいと思っている選手も、かなりいると思います。
第2回のリランキングも絡みますので、対象選手は頑張りどころです。
また、個人的に応援の髙木優奈さんは出場します。インスタートです。
22日から始まる最終プロテストを受験すると思いますので、千葉から静ヒルズへ移動になりますね。
大会初日 田辺ひかりと全美貞が首位発進
大会初日は、若干風があったものの、悪くないコンディション。
今大会の調子が、そのまま出る感じのリーディングです。
首位に立ったのは、2選手です。
初優勝を狙う、田辺ひかりさんと、ベテラン、全美貞さん。
しかし、上位陣は、詰まっての混戦。全体がこちらです。
大会2日目 森田遥と全美貞が首位併走
大会2日目は、予報通りの雨。
この時期、袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コースのラフはキツいです。
それでも、好調選手は伸ばしてきますね。
2日目終わりの上位陣。全体がこちら。
この大会は、ベテランが強いという傾向があります。
ビッグスコアが出にくいことと、ラフを避けたマネジメント力が必要な要素です。
そして、フェアウェイやグリーンを外したところからのパーセーブ。
このあたりが、優勝へのポイントとなると思います。
首位の2人が-8なので、優勝スコアは-11前後でしょうか?
そう考えると、6位タイくらいまでの選手にチャンスはありそうです。
「コースは相変わらず難しく感じるけど、そのぶん割り切った気持ちで頑張れるのでそこは良いかな。結果的に勝てたらいいが、下からも伸ばしてくると思うので負けじと伸ばせるように、落とさないように一生懸命やりたい」
期待選手の記事も出ます。
日本国内ツアー復帰の河本結さん。
上位ですが、最終日は冷静に行った方が、チャンスが出ると思います。
鼻息荒く行き過ぎる面があるので、ホールごとにメリハリをつけたいです。
そして、好調を維持の吉田優利さん。
記事にある、お姉ちゃんとは、昨日まで日本女子アマを戦った、妹の鈴(りん)さん。
4位と頑張ったので、お姉ちゃんも頑張りたいってことですね。
吉田さんは一発勝負をかけても失うものは何もありません。
最終日にベストスコアを出す勢いで行って欲しいと思います。
最終日のペアリングがこちら。優勝を狙う注目組は、
12組 09:50 金澤志奈、田辺ひかり、河本結
13組 10:00 穴井詩、全美貞、森田遥
大会最終日 優勝はプレーオフ決着へ
この大会、何故かベテラン勢が強いということは、事前にも書きました。
それを裏付けるかのような最終日となり、やはり、ベテランが勝ちましたね。
プレーオフを制したのは申ジエ
怖いと思って、最終日の注目に敢えて入れなかったのですが、やっぱり来ました。
申ジエさんが、最終日66と追い上げ、首位の全美貞さんをとらえプレーオフへ。
このプレーオフが凄かった。4ホール目で決着したのですが、全ホール、バーディーです。
3ホール目まで、両者ともバーディーだったというのも凄い話です。
最終の上位陣。全体がこちら。
一見して分かる、年齢層の高さ。
この2年ほどは、ほぼ主役が黄金世代以下の女子ゴルフ。
しかし、この試合、上位に来た選手で、黄金世代以下は、吉田優利さんのみです。
ベテランが強いというジンクスは続きました。
技術という面では、若手も遜色が無いと思うので、独特の攻略があるコースです。
頑張った吉田優利
と言うことなので、頑張ったと思うのは吉田優利さんですね。
インコースでラッシュをかけ、15番までに4バーディー奪取。
難関の名物ホール16番は勝負に出ましたが、さすが16番ホールで難しかったですね。
ダブルボギーで優勝争いから脱落したのですが、勝負はかけました。
「普通には狙えなかった。わりと勝負に出た。右からフックで回そうと思っていたが、抜けてしまった」と目の前の木に当ててしまい、4オン2パットのダブルボギー。17番(パー3)もグリーンを外してボギーをたたいた。
「チャンスがきたら狙いにいく回数を増やしていきたい。そうすればいつかちゃんと勝てる日が来るのかなと思っています」。勝負どころでのチャレンジは失敗に終わったが、手応えはある。
調子は、確実に上向きだと思います。
長丁場となる、アース・モンダミンカップに期待しましょう。
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