フォンスーミン逆転優勝!ユピテル・静岡新聞SBSレディース2021

2020年は、プレーオフの激闘の末、リハナさんが勝った、ユピテル・静岡新聞SBSレディース。
2021年も無観客ですが開催されます。
放送予定、ペアリング、見どころから、日を追って結果を書いていきます。

大会概要

大会名称:ユピテル・静岡新聞SBSレディース
開催コース:静岡カントリー浜岡コース (6,516 Yards/Par 72)
開催期間:6月18日~6月20日
賞金総額:2,000万円
優勝賞金:360万円
出場人数:108人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 50位タイまで (予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
共催:株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社
大会URL:こちらです。

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放送予定

まずは、いつものCS放送「スカイA」、ゴルフ専門サイト「スカイAゴルフLIVE」 ※生中継
6月18日(金)8:00~11:00、12:30~16:30(予定)
6月19日(土)8:00~11:00、12:30~16:30(予定)
6月20日(日)8:00~11:00、12:00~16:00 (予定)※CS放送は13:55終了

そして、今回はインターネット中継があります。
WEBライブ中継
【ユピテル・静岡新聞SBSレディース公式HP】
http://www.at-s.com/ys_ladies/

6月18日(金)競技開始~競技終了まで生中継(予定)
6月19日(土)競技開始~競技終了まで生中継(予定)
6月20日(日)競技開始~競技終了まで生中継(予定)

ペアリングと見どころ

初日のペアリングがこちら。注目したいのは、この2組ですかね。
リハナさんは、22日からある最終プロテストを受けると思います。
そうすると、日曜日に、静岡から静ヒルズに移動する選択をしたと言うことですね。

17組 10:45 小野祐夢、ヌック・スカパン、小楠梨紗
18組 10:55 リハナ、藤田光里、西山 ゆかり

それから、この大会は、リモートギャラリーなるものが導入されます。
オンラインのZOOMで参加する形式ですが、ちょっとイメージが湧かないです。
各日、50名が参加可能とのこと。詳細はこちら

大会初日 倉田珠里亜が首位発進

全体的にあまり天気は芳しくない予報の中、まずまずのコンディションでした。
去年とは、少し違うホールを使う18ホールのレイアウト。
2日目は悪天候が予想されるので、初日は各選手とも伸ばしたい気持ちだったでしょう。

そんな中、素晴らしいスタートダッシュを決めたのが。倉田珠里亜さんでした。

初日の上位陣。全体がこちらです。

応援選手の1人、高木萌衣さんが久々に上位なので、こちらが緊張します。

大会2日目 倉田珠里亜が首位キープ

予報通りに雨と風で厳しくなったコンディション。
そうなると、スコアは、上下で別れます。
2日目を終わっての上位陣。倉田珠里亜さん、雨の中でも好調でした。

雨の中ですが、プレーリズムも落ち着いているし、ショットも良い。
2日間で10バーディー、1ボギーと独走態勢です。

倉田珠里亜が初優勝へ5打差独走/ステップアップツアー
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ステップなので、5打差があっても安全圏とは言えませんが有利であることは確か。
あとは、最終日に倉田さんが、自分のプレーが出来るかどうかでしょう。
後続もビッグスコアは出ない感じなので、優勝争いは倉田さんのスコア次第です。

今回、1番、10番ホールとも選手がティーショットで立ちにくそうですね。
それと、パー5が長いので、チャンスホールとも言い難い感じです。

また、来週にプロテストを控える、前年覇者のリハナさん。
2日目までは、あまり調子が出ていないようなので、そこが気がかりです。

大会最終日は終盤大混戦に

2位以下に5打差をつけてスタートした、倉田珠里亜さん、伸ばせませんでした。
悪いというゴルフでは無かったと思うのですが、後続が伸ばしました。
結果は、2つ落としての、-7は優勝まで1打届かずです。

優勝はプレーオフ決着でフォンスーミン

さて、優勝は、-8で並んだ、フォンスーミン、廣田真優、両選手のプレーオフとなりました。
結果は1ホール目で決着。

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◇国内女子下部ステップアップツアー◇ユピテル・静岡新聞SBSレディース 最終日(20日)◇静岡カントリー浜岡コース(静岡県)◇6516yd(パー72) 6打差5位から出た26歳のフォン・スーミン(中国)が逆転でツアー初優勝を飾った。ボギーなしの5バーディ「67」で回り、通算8アンダーで並んだ廣田真優とのプレーオフに突入...

フォンスーミンさん強かったですね。おめでとうございます。

一般的には参戦数も少ないので、なじみが薄いかもしれません。
ステップアップツアー、ウォッチャーは、その強さを知っていたと思います。
2019年のプロテスト合格にわずか届かずで、経過措置的な単年登録選手。
リハナ、後藤未有といった選手と同じ資格での今季参戦です。

と言うことは、22日から始まる最終プロテストを受験する1人です。
第2次予選を勝ち上がった選手にとっては、大きな競争相手となることは確定です。

最終の上位陣。全体がこちらです。

頑張った選手

ちょうど、JLPGAからも記事が出た3人を挙げたいと思います。
この3選手、来週は、アース・モンダミンカップに出場です。

最新情報ーユピテル・静岡新聞SBSレディースー次戦へひとこと|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

廣田 真優

最終日、上がりを3連続バーディーでプレーオフに持ち込みました。
この大会、プレーリズムはとても良かったですね。
優勝までは、もう一皮という感じがします。

倉田珠里亜

惜しかったのですが、「自分の日では無かった」のかもしれません。
ただ、最終日のパッティングだけ、手が動いていなかった。
緊張感がもちろん理由だと思うので、経験になったと思います。
2日目までのプレーは、優勝に値する、素晴らしい内容でした。

小野祐夢

今週は音無しの構えかと思えば、最終日、ベストスコアの66。
一気にリーディングを駆け上がりました。地力ついてきましたねぇ。

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