東京オリンピック開催中に初開催となった楽天スーパーレディース。初代チャンピオンは、ミレニアム世代を代表する選手で初優勝が期待されていた吉田優利さん。最終日は5連続バーディーを奪取するなど、圧巻のプレーでツアー初優勝を飾りました。
大会概要
大会名称:楽天スーパーレディース
開催コース:東急グランドオークゴルフクラブ (6,568 Yards/Par 72)
開催期間:7月29日~7月31日
賞金総額:8,000万円
優勝賞金:1,440万円
出場人数:127人
決勝進出順位:2R終了時 70位タイまで
決勝進出人数:79人 (143=-1までのプロ 79人、アマ 0人)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
大会URL:こちらです。
放送予定
今回は、いわゆる電波の放送はありません。
無料のインターネット中継のみですが、3日間中継されます。
7月29日(木)1日目<LIVE>
【1CH】11:15-17:50(予定)
【2CH】10:30-12:30/13:30-17:50(予定)
7月30日(金)2日目<LIVE>
【1CH】11:15-17:50(予定)
【2CH】10:30-12:30/13:30-17:50(予定)
7月31日(土)3日目<LIVE>
【1CH】9:00ー15:00(予定)※表彰式終了まで
【2CH】8:00ー9:30/10:00ー12:30(予定)
解説:飯島 茜、一ノ瀬 優希、佐伯 三貴※2CHは練習場および9番ホール中継を予定。
※配信開始時間は変更となる場合があります。
ペアリングと見どころ
初日のペアリングがこちら。
アウトスタートの1組目が2020年度プロテスト合格のルーキーを集めましたね。
1組 06:45 山田彩歩、後藤未有、植手桃子
注目点は、何しろ、暑さとの戦いでしょう。
例年、この時期は、北海道や軽井沢など避暑地での戦いになります。
今回は兵庫県開催ですから、ツアーで最も暑い中でのプレーとなりそうです。
予選ラウンドの結果
今回のコースは、高低差やトリッキーな部分も少なくオーソドックス。
トップ選手であれば、ボギーが出にくいコースとコンディションでした。
優勝争いはグリーン上の勝負といった様相になり、2日目を終わっての上位陣。
高橋彩華さんが、もはや定位置かのように-13と単独首位。
とは言え、上位陣は、非常に混戦。
加えて、-10の4位タイまでの9選手中、6選手が初優勝を狙う選手です。
最終組とその前の2組を中心とした優勝争いが見られそうです。
最終日、注目のペアリング。
15組 09:50 西郷真央、吉田優利、高橋彩華
最終日も圧巻伸ばし合い
迎えた最終日も上位陣は伸ばし合いました。
その中、バックナインで圧巻のプレーを見せた選手が飛びぬけました。
吉田優利 圧巻の5連続バーディーで優勝!
伸ばし合いのバックナイン。
ここで圧巻のプレーを見せたのが、吉田優利さんでした。
パー3の12番、8Iから鋭いショットがピン手前2メートルへ。落ち着いてバーディーを決め、首位に立っていた濱田茉優に並ぶ。続くパー5の13番は、ピン左奥5メートルが決まる。単独首位へ立った。
そして、14番=3メートル、15番=3メートル、16番で1メートル。バーディーラッシュで独走態勢を構築した。一方で、こんな舞台裏を明かす。「きょうは、きょうです。いいプレーをすることだけを思い描いた。おかげで気持ちが良いスタートを切れたと思います。1日を振り返ると、キーホールはボギーを叩いた2番かもしれない。私の場合、18ホールの勝負は、バーディーやボギーといったスコアに変動があった時、スイッチが入るきっかけになるから」と話した。
最終日のバックナインでの5連続バーディーは見事です。
同世代の古江彩佳、西村優菜の両選手に続き、ツアー初優勝を飾りました。
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底力はある、しかし爆発力勝負で吉田さんが勝ち切るパターンは読み切れませんでした。
しかし、この1年間、着実に力を付けてきた証が結実した優勝と思います。
レギュラーツアーで健闘のリハナ
優勝も狙える位置からスタートのリハナさん。
さすがに伸ばし合いの展開では、優勝まで届きませんでした。
しかし、そのステディーなプレーは、着実にステップアップしています。
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今後の活躍にも期待が持てます。
最終の上位陣。全体がこちらです。
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