岩井明愛 攻めまくり優勝 山陽新聞レディースカップ2021

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山陽新聞レディースカップ2021は、東海クラシックと同じ開催日程です。その放送予定と見どころです。
2021年のステップアップツアーも、終盤戦。
賞金ランキング2位以内に入れば、2022年レギュラーツアー前半戦の出場権が得られます。

大会概要

大会名称:山陽新聞レディースカップ
開催コース:東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ (6,367 Yards/Par 72)
開催期間:9月17日~9月19日
賞金総額:3,000万円
優勝賞金:540万円
出場人数:120人(予定)
決勝進出順位:2R終了時 60位タイまで (予定)
主催:一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
大会URL:こちらです。

放送予定

いつものスカイAですが、土曜日の放送時間には注意。
野球の阪神戦が入っているので、13:55で放送打ち切りとなります。
※終了後「スカイAゴルフLIVE」にて生中継って、遠回しな書き方ですが、CSの放送は打ち切りということです。

CS放送「スカイA」、ゴルフ専門サイト「スカイAゴルフLIVE」 ※生中継
9月17日(金)8:00~11:15、12:30~16:30
9月18日(土)8:00~11:15、12:30~13:55 ※終了後「スカイAゴルフLIVE」にて生中継
9月19日(日)8:00~11:00、12:00~16:00

出場選手、ペアリング、見どころ

初日のペアリングがこちら
ステップの前回大会は、岩井姉妹をはじめ、ルーキーが大活躍でした。
この試合も焦点の1つになると思います。

13組 09:47 岩井明愛、河野杏奈、小野祐夢、竹山佳林
14組 09:58 桑木志帆、リハナ、川満陽香理、山本薫里
15組 10:09 小倉彩愛、岩井千怜、村田理沙、石川怜奈

注目されるのが、ステップアップツアーの賞金ランキング。
年間で2位以内であれば、来季、レギュラーツアー前半戦出場権が得られます。
この試合前のランキングは以下の通りです。

リハナさんの1位は当確でしょう。
2位以下がなかなかの混戦なので、今週は、小野祐夢さんが出場しますね。

17日開幕 山陽新聞レディースカップ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

岩井明愛が抜け出した予選ラウンド

台風の影響のため、初日がキャンセル。2日間大会となりました。
例年、伸ばし合いとなるこの試合ですが、風で若干難しかったか。
それでも、今週は岩井ツインズの姉、明愛さんが、抜け出しました。

とは言え、安全圏と言える差ではないので、2日目、最終日が楽しみな展開です。

驚きの展開、そして終盤の優勝争い

ステップの試合は、実力も伯仲で、しかも、発展途上の選手が多数。
ですから、最終盤まで結果は分からないというのが定番です。

とは言え、最終日の終盤は面白かったですねぇ。
予選ラウンドで抜け出した、岩井明愛さんが、全く守ることなく攻めまくる。
圧巻は16番で、グリーンオーバーしたアプローチを奥から直接カップイン。
優勝する人には、こういったのってあるなぁと思いきや、続きがありました。

同じ最終組で回る、アマチュアの永嶋花音さん。
30mはあろうかというロングパットをぶち込んだ。
絶句ものの両者のプレーは、最終の18番まで来ました。

それでも、2位に3打差をつけて迎えた、ドラマが起きる18番。
果敢に2オンを狙った永嶋花音さんは、グリーン手前のバンカー。
しかし、寄せてバーディーは狙える位置ですが、首位までは届かない。

一方で、-10まで伸ばしていた岩井明愛さんは、普通にパーでも良い訳です。
それが、こちらも果敢に2オン狙い。しかし、手前のバンカーから池へ。
当然、1打罰でバンカーから4打目と思いきや、躊躇なく選んだのがウォーターショット。

しかし、球は全部が沈んでいて、どう考えても出る状況ではないです。
それでもチャレンジして、当然、池から池。
でも、再チャレンジして、今度は5打目が出てグリーン奥のラフへ。
結局5オン2パットのダブルボギーは1打差での逃げ切り優勝となりました。

岩井明愛優勝 姉妹で2試合連続優勝は史上初

何ともドラマチックな展開でしたが、前回大会は、ツインズ妹の千怜さんが優勝。
連続する2大会を姉妹で制したのは史上初です。

岩井ツインズで連勝 明愛-ドラマチック初V|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトです。

いやはや、何とも表現のし難い優勝でしたが、若さですかねぇ。

この試合の上位陣。全体がこちらです。

山陽新聞レディースで頑張った選手

この大会で、印象に残った選手を2人挙げておきます。

2位 @永嶋 花音

本来であれば、2020年度のプロテストに合格し、プロとして挑みたかったこの大会。
残念ながら、2020年度のプロテストは、最終まで進むも合格はならず。
ちょうど、2021年度のプロテストに向けて頑張っている中での試合です。
良い経験になったと思いますし、楚々とした感じはプロになっても人気が出そうです。

5位 小倉彩愛

地元、岡山の大会で、安定したプレーを展開し5位に入りました。
最終ホールだけは、目一杯攻めた結果でしょう。
しかし、この大会のようなプレーを積み重ね、レベルアップしていけば、より一層の成績が望めると期待できます。

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