2021年も第3戦は南国鹿児島。
鹿児島高牧カントリーで開催のTポイント×ENEOS ゴルフです。
事前情報記事はこちら。
大会初日
大会初日は、曇りで風も弱い穏やかな天候。
例年であれば、硬くて速いグリーンに苦戦という光景が散見されます。
しかし、今年は違った。
グリーンコンディションは速さが10フィート、コンパンクションが23。
この状況ですと、今の選手は、もれなくスコアを出してきます。
上位陣。初日の結果がこちら。
いつもなら、10位前後で貼り付けるリーディング。
今回はスマホの画面いっぱいでも入りきれない。
高橋彩華さんが、鹿児島高牧でのトーナメントレコードに並ぶ64。
頭3つ抜け出し、-6に2選手なのですが、それ以降が大混戦。
-5が4位タイで、5選手。
-4が9位タイで、12選手。
-3だと、21位タイとなって、10選手
-2だと、31位タイになり、12選手
-1で43位タイということで、18選手。
つまり、-5から-1までの4打差に57選手が密集しています。
それだけ、コンディションが整うと、力が拮抗しているのが、今の女子ゴルフです。
さて、-8と自身初の単独首位に立ったのが、高橋彩華さん。
ツアー初優勝を狙う黄金世代。
これまでも何回かチャンスはあったので、頃合いは来た時期です。
そして、スイング大改造中の渋野日向子さんは-5とまずまず。
確かに自信を持って、100%振り切っているかと言えば、そうでもない。
それでも、独自の感性や修正能力でスコアを作っているという感じです。
さすがにこれだけ混戦だと予測もつかないです。
しかし、2日目は雨予報。
コンディションが悪くなると、上下の差は開きそうです。
大会2日目
大会2日目は、今にも振りそうな天候の中、スタート。
予報よりも早く雨が降り出し、昼を過ぎてから一層強さを増しました。
そんな厳しいコンディションのため、上下で差が開きました。
結局、サスペンディッドとなってしまったのですが、暫定上位。
このコンディションの中、暫定のベストスコアは、-7の65。
サイペイイン、イミニョン、菊地絵理香の3選手。
サイペイインさんは、これで暫定首位にまで一気に駆け上がりました。
さて、降雨によるため、2日目はサスペンディッド。
ホールアウトしていない選手も1/4ほどいるため、3日目は早朝からスタートで、残りホール分を消化。
その後、カップを切り直し、ペアリングも変え、最終日と思われます。
Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメントの2Rは、降雨によるコースコンディション不良のためサスペンデッドとなりました。
2Rは3/21(日) 7:20再開予定、3Rは第1組9:20(OUT/IN)スタート予定です。
気になるお天気ですが、明日は回復傾向です。
雨は大丈夫そうですが、風は強そう。優勝争いは混とんとしそうです。
大会最終日
大会最終日は、まず、2ndラウンドの残りが行われました。
2ndラウンドの残り
雨は霧雨くらいだったのですが、何しろ強風。
上位陣はこのようになりました。全体はこちら。
一見してですが、優勝争いは2人になるだろうと予想できました。
それは、ペソンウ、小祝さくらの2選手です。別ブログでも、書きました。こちら。
最終ラウンド
途中、淺井咲希さんや臼井麗香さんが首位に立つ場面もありました。
しかし、これだけの悪コンディション、最終的には予想通りの2選手。
そして、やはり強さを見せた、小祝さくらさんの優勝となりました。
ペソンウ、小祝さくら両選手が優勝を争うであろうと予想したのは、こんな理由です。
1.ブレない体が出来ていること
2.その体に裏打ちされたブレないスイング軸
3.安定したメンタルと経験値
悪コンディションとなった最終日のベストスコアは-2、70でした。最終結果はこちら。
健闘光った臼井麗香
そんな中、最終盤まで優勝の可能性を見せたのが、臼井麗香さんです。
地力では劣るものの、確実に去年よりは強くなっています。
特に最終日後退していった昨年は、体力不足も見られました。
これから優勝争いに加わる試合も増えるであろうと予感させました。
小祝さくら選手優勝おめでとうございます!ベストアマチュア賞は、皆吉愛寿香選手!三日間本当に応援ありがとうございました☆#小祝さくら #皆吉愛寿香#TポイントxENEOSゴルフトーナメント #jlpga #鹿児島高牧カントリークラブ #女子ゴルフ #ゴルフ女子 #ゴルフ #golfgirl #また来年お会いしましょう pic.twitter.com/wgwpzstHwh
— tpoint_eneos_golf (@tpoint_ladies) March 21, 2021
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