女子ゴルフツアーも、2019シーズンすべての日程が終了しました。
9月の時点で優勝者を振り返る記事を書いたのですが、その続きとなります。
ですから、今回の記事が、2019シーズンの最終版となります。
色分けをしてあるのですが、それは、パターンに分類されるからです。
ダイキンオーキッド 比嘉真美子 クラブセッティング
PRGRレディス 鈴木愛 クラブセッティング
Tポイント×ENEOS 上田桃子 クラブセッティング
アクサレディス 河本結 クラブセッティング
ヤマハレディース 成田美寿々 クラブセッティング
スタジオアリス 申ジエ クラブセッティング
KKT杯バンテリンレディス 李 知姫 クラブセッティング
フジサンケイレディス 申ジエ
パナソニックオープン 勝みなみ クラブセッティング
ワールドレディスサロンパスカップ 渋野日向子 クラブセッティング
ほけんの窓口レディース イ ミニョン クラブセッティング
中京テレビブリヂストン 勝みなみ
リゾートトラストレディス 原英莉花 クラブセッティング
ヨネックスレディス 上田桃子
サントリーレディス 鈴木愛
ニチレイレディス 鈴木愛
アース・モンダミンカップ 申ジエ
資生堂アネッサレディス 渋野日向子
ニッポンハムレディス S・ランクン クラブセッティング
サマンサタバサ 小祝さくら クラブセッティング
センチュリー21 稲見萌寧 クラブセッティング
大東建託 成田美寿々
meijiカップ ペソンウ クラブセッティング
NEC軽井沢72 穴井詩 クラブセッティング
CAT Ladies 淺井咲希 クラブセッティング
ニトリレディス 鈴木愛
ゴルフ5レディス イミニョン
日本女子プロ選手権 畑岡奈紗 クラブセッティング
デサントレディース 渋野日向子
ミヤギテレビ杯ダンロップ 柏原明日架 クラブセッティング
日本女子オープン 畑岡奈紗
スタンレーレディス 黄アルム クラブセッティング
富士通レディース 古江彩佳 クラブセッティング
マスターズGCレディース 柏原明日架
三菱電機レディス 鈴木愛
TOTOジャパンクラシック 鈴木愛
伊藤園レディス 鈴木愛
エリエールレディス 渋野日向子
リコーカップ ペソンウ
色分けのカテゴリーですね。
実に39試合中、34試合が3つのカテゴリーに分類されます。
赤字：1億円プレイヤー経験者 18勝
青字：黄金世代 12勝
緑字：ツアールーキー 4勝
あてはまらないのが、成田美寿々、穴井詩、柏原明日架、黄アルム、古江彩佳の4選手だけ。
そのうち、黄アルムさんは、昨年ほぼ1億円プレイヤー。
そして、古江彩佳さんは、アマチュアでの優勝です。
ツアールーキー4勝のうち、ペソンウさんが2勝ですが、あとの2人は当時19歳。
古江彩佳さんも19歳なので、黄金世代以下の世代で15勝ということです。
ですから、中堅とくくるのは大変に大雑把なのですが、その優勝は3人だけになります。
成田さん、穴井さんと柏原さん。そして、成田さん、穴井さんは既に優勝経験がありました。
逆に言えば、黄金世代より上の世代での初優勝は、柏原明日架さんだけだったのです。
こう振り返ってみると、「とてつもない一年」だったように思えます。
劇的な若返りと言えば、その通りなのですが、逆に恐ろしい気もします。
そして、ツアー中盤までは、「黄金世代」と脚光を浴びていましたが
今季1年を通してみると、もはや黄金世代＝実力者の構図です。
少なくとも黄金世代がTOP10フィニッシュしなかった試合は、ゼロです。
そして、初優勝が期待される1998年度生まれの選手もまだいますしね。
2020シーズンは、黄金世代より下、古江彩佳さん世代にも期待が集まります。
いわゆるミレニアム世代、プラチナ世代。
古江彩佳、安田祐香、西村優菜、吉田優利のミレニアムカルテット。
まだ、ファイナルQTの途中なのですが、大変楽しみでもあります。
一方で、20代後半選手の優勝がなかったことは寂しく思います。
唯一気を吐いたのが、成田美寿々さんで2勝。
この世代、実は層の厚い92年度生まれ。
これを中心とした世代にも奮起を期待したいところなのです。
振り返ると、李知姫さん40歳での優勝と、上田桃子さんの2勝は特筆。
30代以上の優勝者は、申ジエさん含め3人だけとなりました。だからこそ価値がある。
そして、まだまだ30代前半の選手も力はあるので、ここも奮起を期待したいです。
さて、3つのカテゴリー、赤、青、緑、全てにあてはまる選手が1名出ました。
渋野日向子さんです。
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