先日のラウンドは、自分以外、年齢は70代の方、3人とのプレーでした。
しかし、皆さん、大過なく、スコアは90台でラウンドされました。
飛距離は出ない、それでも100は切れるコツと技術は安定しています。
どうしても100切りに悩まれている方のご参考になれば幸いです。
100切りができるプレースタイル
70台では無く、70代トリオのプレースタイルは、ある程度共通しています。
ドライバーの飛距離は、平均で180ヤードほど。
パーオンするホールも、2つか3つ。
パーも1ラウンドで、1つか2つという感じです。
ただし、徹底して大叩きが少ない。
ダブルボギー率が低いですし、トリプルボギーはありませんでした。
決して、華麗なショットや技術がある訳ではない。
あれが、良い意味での「枯れたゴルフ」なのかと思います。
90台でラウンドするマネジメント
ティーショットが180ヤードくらいということは、パー4やパー5でパーオンは難しい。
短いパー3でどうか?といったところです。
そうなると、パー4でホールの距離が320ヤードでも400ヤードでも変わらないのですね。
ドライバーをポーンッと打って、2打目をユーティリティ-などでポーンッと打つ。
残りが50ヤードから100ヤードになるので、それを、グリーン真ん中に乗せていく。
2パットでいって、ナイスボギー、1パットで入ればパーです。
感心するのは、大ミスをしないこと。
OBなんてのは出ないですし、池などのハザードは徹底的に避ける。
無理してパーを狙わず、ダブルボギーをたたかないようにする。
これを徹底、かつ、安定してやっていて、90台が出ています。
逆に言えば、100をどうしても切れない方は、この逆をしているように思えます。
例えば、
無理にパーオンを狙って、ガードバンカーにつかまり、大叩き。
バーディーやパーパットを入れに行って3パット。
やはり、「飛ばしたい欲」や「良いスコアを出したい欲」が強すぎるように思えます。
もちろん、いずれ80台から70台を目指そうという過程が前提ならば、ある程度納得です。
しかし、80台や70台でプレーできるようになるには、センスや練習量も相当に必要です。
一般的には、月に2回から5回の練習、ラウンドは月イチというペースの方が多いと思います。
それを考えると、そもそも90台でのラウンドは大変立派なことだと思います。
100切りに最低限必要な技術
そう考えると、100切りだけを目標にした場合、最低限必要な技術は決まってきます。
一般的な男性ゴルファーで言えば、
ティーショットで死なないこと
つまり、OBとか池とか、いきなり罰打がつくのは厳しいです。
飛距離は200ヤードそこそこで十分で、次が打てれば大丈夫。
フェアウェイ絶対とは言いませんが、それなりのラフくらいには置いておきたいです。
もちろん、そこには、ドライバーを持たないという選択肢もあります。
セカンドは冷静に見極める
まず、狙うのか、手前に置くのかを決めます。
それは、球のライ、残り距離、使用番手など、いろいろな要素から決定されます。
重要なポイントが、やはりライの見極めです。
特に、芝への埋まり具合や傾斜など、フルショットができない場合には、無理して届かせようとする番手選びは非常に危険です。
乗らなくても、バンカーを避け、寄せやすい50ヤードくらい手前にレイアップも全然アリだと思います。
100ヤード以内はグリーンのどこかに乗せる
もちろん、寄せることが出来れば言うことなしですが、贅沢は言いません。
まずは、確実にグリーンのどこかに乗せる技術は欲しいです。
そうなるとウェッジということになりますが、多くの人はウェッジの練習が少ないと思います。
20ヤード以内のショートアプロートは意外に難しいです。
逆に、30ヤード、50ヤードとか70ヤードを打ち分けられるようにしたい。
そこで自信を持てれば、マネジメントも楽になります。
無理してパーオンを狙わなくても、ボギーではあがれる訳ですから。
パッティングは40以内を目標に
100切りということであれば、時々、3パットもするでしょう。
それでも、全体で40パットであれば、目標圏内だと思います。
4ホールは、3パットをしてもOKですね。
100切りは目標か?通過点か?
100というのはキリの良い数字ですし、ゴルフにとっては絶妙ですよね。
響きも、2ケタと3ケタでは、何となく違うものです。
しかし、一般的な男性であれば、考え方1つで、さほど難しいものではありません。
特に、スコア110近辺で安定してしまっている方は、改善できると思います。
将来的に80台、70台のラウンドを目指すのであれば別ですが、90台で楽しくラウンドするのが目標のエンジョイゴルフはアリだと思います。
コメント