LPGAツアーはハワイの試合からカリフォルニアへ。
西海岸2連戦の2戦目は、新規大会のパロスバーデス選手権。
距離は短いですが、高低差がありグリーンが難しいコース。
日本勢は、古江彩佳、渋野日向子、笹生優花の3選手が出場です。
大会概要
2022年04月28日~2022年05月01日
アメリカ:パロスバーデスGC(カリフォルニア州)
賞金総額:$1,500,000
大会の見どころ
カリフォルニア2連戦、パロスバーデスGCは非常に特徴があります。
太平洋を望むコースは、小高い場所でアップダウンがある。
海風が吹き込みやすい地形で、プロツアーは初めての開催になります。
また、グリーンはベントとポアナのミックス。
この地方らしい、セッティングですが、慣れも必要で攻略が難しいところです。
苦戦した日本勢
まずは、古江彩佳さんが唯一予選を通過しました。
初日に67と好発進し、2日間通算-2の18位で予選通過です。
一方で、渋野日向子、笹生優花の両選手は予選通過なりませんでした。
しぶこさんが1日で憔悴するほど、攻略できなかったグリーン。
しかし、こういった系統の芝は日本にはありません。
感覚を合わせるのは至難の技ですが、肩を震わせながら練習したのも無理はありません。
一方で、世界各国のコースをプレーしている笹生優花さんでさえ、
風が吹き、寒さを増したコースで、グリーンだけでなく、フェアウエイの芝目にも注意が必要です。
ですから、こういった初見のコースで、予選を通過した古江彩佳の秀逸さが光ります。
優勝はマリナ・アレックス
優勝争いは、コジンヨンはじめトップ選手の接戦になりました。
最後は、マリナ・アレックス選手が逆転で優勝です。
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古江彩佳は最終日にも粘り
日本勢で唯一予選を通過した古江彩佳さん。
3日目は不運も重なって、オーバーパーでしたが、最終日はしっかりアンダーパー。
67、73、75、70で通算+1は49位でフィニッシュです。
もちろん、もっと上位にいくに越したことはないのですが、こちらを評価したいです。
全ての試合が初見でぶっつけ本番状態ですが、出場8試合で、全て予選を通過です。
飛距離では大きく劣り、初めてのコースや芝の中、大変良い序盤だと思います。
「ここ2戦くらいで自分のスイングもつかめてきた。予選落ちがないのはすごくうれしいですし、今後も予選を通過しながら、上位を狙っていけるように頑張りたい」。21歳にして、本調子でなくとも、きっちりスコアメークする地力がある。
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