2020年の日本女子プロゴルフ選手権は、永峰咲希さんが混戦を制してツアー2勝目。
メジャーのタイトルを獲得しました。
そんな中、頑張った選手の所感を書いておきます。
田辺ひかり
ステップアップツアーを見ているファンにはおなじみだったでしょう。
しかし、レギュラーツアーでの出場は少なく、2019シーズン、レギュラーでの獲得賞金はゼロ。
そんな田辺さんですから、今回、一躍全国区となったと思います。
特徴と言えば、目鼻立ちのくっきりした愛らしいルックス。
そして、グリップエンドを極端に余らして握るアドレスでしょうか?
今回、特に最終日は初の最終組にも関わらず、非常に良いプレーでした。
最終的に優勝までは1打届かなかったのですが、中盤はイケるのでは?と期待させました。
今回、難しいとされた4つのパー3。
まずは、3番のパー3で、あわやホールインワンかと思うベストショット。
12番、13番を連続バーディーとし、迎えた14番のパー3。
ここも強風で難しいカップ位置だったにも関わらず、バーディーチャンスに乗せた。
惜しくもバーディーパットはカップにけられましたが、全く、緩みはありませんでした。
素質はありながらも、あまり欲が感じられなかった田辺さんですが、
ここへきて同郷、佐伯三貴さんとの出会いが、精神面で大きく変わったと思います。
これからのツアーでの活躍が、大変楽しみになりました。
田辺ひかりのプロフィール
JLPGAのプロフィールはこちら。
2020参戦資格:QTランキング46位
所属:伊藤園
出身地:広島県福山市
生年月日:1997年4月13日
入会期:2016年7月30日 88期生
契約ボール:ブリヂストン
ウェア:キスオンザグリーン
シューズ:ナイキ
この大会時点でクラブ契約はありません。
そのため、キャロウェイやピンのクラブを使用しています。
田辺ひかりのインスタグラム
田辺ひかりのツイッター
田辺ひかり 短く握るグリップのわけ
田辺さんと言えば、極端にクラブを短く握るのが特徴ですよね。
例えば、ラフであるとか、アプローチであるならわかります。
しかし、田辺さんは、いつでもどこでも短く握ります。
これまで表立っては取材記事が出なかったのですが、さすがに出ましたね。
結論から言うと、ゴルフを始めたときからずっとだからです。
当然、上達するにつれ、長くというか普通に握るように勧められますよね。
田辺さんもトライしたようですが、どうもしっくりこない。
そのまま、現在に至るってことのようです。
短く握るメリットもデメリットもあります。
田辺さんは、上手くいっていれば、このままでも良いのかと思います。
木村彩子
同じく2位タイと健闘したのが木村彩子さんです。
何と言っても、最終日、あの風の中、3バーディー、ノーボギーは見事でした。
木村彩子さんは、2019シーズンはシード選手として戦いましたが、賞金ランキングは77位。
QTに回り、今季はQTランキング6位の資格で参戦しています。
木村さんの強みは、キレのあるショット。いわゆるショットメーカーです。
試合によって波があるのが課題なのですが、この試合は乱れる場面が少なかったです。
木村彩子のプロフィール
JLPGAのプロフィールはこちら。
参戦資格:QTランキング6位
所属富山常備薬グループ
出身地大阪府枚方市
生年月日1995年11月2日
入会期2015年8月1日 87期生
契約ボール:タイトリスト
ウェア:FILA
シューズ:ナイキ
木村彩子のインスタグラム
木村彩子のツイッター
木村彩子のキャディ
今回、木村彩子さんのキャディは、坂口悠菜さんを起用しました。
坂口悠菜さんは、地元の岡山県出身。
木村さんとのつながりは、同じ南秀樹コーチに師事しているということですね。
坂口さんとのタッグも、木村さんの好成績に貢献したかもしれません。
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