【最新】尾関彩美悠クラブセッティング

2021年度プロテストにトップ合格をした尾関彩美悠さんのクラブセッティング。高校3年生で日本女子アマを獲り、その後プロテストには一発合格。期待のルーキーシーズン、ステップアップツアースタートでしたが、徐々に実力発揮。最新は、東海クラシックで優勝のクラブセッティングです。

【尾関彩美悠が初優勝】住友生命レディス 東海クラシック 2022
東海クラシックは今年で53回目の伝統ある大会。この3年間の優勝者を見ると、西村優菜、古江彩佳、渋野日向子とニュースターが誕生しています。全米女子アマ優勝の馬場咲希さんの出場に注目も集まりましたが、優勝は2003年生まれ94期生ルーキー、尾関彩美悠さんでした。
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2022 東海クラシック優勝時のクラブセッティング

最終日を単独首位で迎えた最終組。
ボギー先行のスタートで、中盤以降は、吉田優利さんを追う展開。
特に10番、11番をボギーとし、一時は3打差をつけられた中、12番、15番のバーディーで追いつく。
そして、16番、吉田さんがロングパットを決め抜け出すと、すかさずバーディーを入れ返す。
息詰まる熱戦は、最終18番ホール、バーディーを獲り切っての優勝でした。

<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:スリクソン ZX プロトタイプ(8.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS)
フェアウェイウッド:スリクソン ZX プロトタイプ(3番15度、5番18度)
ユーティリティ:スリクソン ZX プロトタイプ(3番19度、4番22度、5番25度)
アイアン:ダンロップ ゼクシオ エックス(6番~PW)
ウェッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE(50度、56度)
パター:オデッセイ ELEVEN TOUR LINED
ボール:ダンロップ Zスター XV

クラブはパターを除き、スリクソン一色です。
そして目を惹くのが、ウッド系は全てプロトタイプです。
また、この試合からウッド系は全て変更して臨んでいます。

参考記事

ウッドはスリクソン未発売モデル 尾関彩美悠の初Vギア
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(18日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72) 19歳のルーキー尾関彩美悠が、プロとしての出場17試合目で念願のツアー初優勝を飾った。 14本中、パター以外の13本は契約する住友ゴム工業(ダンロップ)のクラブで統一している。「本当...

その前、開幕から使っていたのは、以下のセッティングでした。

ドライバー:スリクソンZX5 ドライバー
フェアウィエイウッド:スリクソンZX フェアウェイウッド(3番、5番)
ユーティリティー:スリクソンZX ユーティリティ(3番、4番、5番)
アイアン:ゼクシオエックス アイアン(6番~PW)
ウェッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE(50度、56度)

ウッド系は、スリクソンのZX5で統一。
優勝時に使っていたプロトタイプの基本がZX5であるかは不明です。
しかし、迷いなく振り切れ、距離も出て、方向性も安定していた。

間違いなく勝利に貢献したと言えます。

2022 東海クラシック優勝時での主なスタッツ

何しろ、ドライバーの飛距離アップに大変驚かされました。
尾関さんの飛距離は、ほぼ平均した女子プロの飛距離です。
※東海クラシック終了時で、241.10ヤード。

それが、この試合は間違いなく飛んでいました。
同組の山下美夢有さんよりは確実に飛ぶ。
時として、吉田優利さんをもアウトドライブしていました。

この大会のドライビングディスタンスは、249.167ydで全体8位がそれを裏付けます。
また、安定性はフェアウェイキープ率で、69.05%(29/42)は全体で3位。
そして、パーオン率は、驚異の90.74%(49/54)で全体1位でした。

グリーンに乗ってしまえば、パッティングが最も得意部門の尾関さん。
平均パット数(パーオンホール)は1.7583。
まだ出場試合が規定数に達していないため順位はついていませんが、ツアー全体で4位相当のスタッツです。

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