春、そして桜満開の宮崎。
2年ぶりの開催となる、アクサレディス2021が開幕しました。
ニューヒロインの初優勝か、実力派ベテランが勝つ構図の大会。
どういった展開が待っているでしょうか?
大会初日
これぞ、本当のゴルフ日和。
気温は暖かく、風も緩やか。
前日は雨ということもあり、例年に比べてグリーンも止まりやすかったです。
こういったコンディションになると、一気に多くのプロが上位混戦となります。
54人がアンダーパーということで、全体がこちら。
上位陣。
稲見萌寧 好発進
うーむ、稲見萌寧強し。初日は7バーディー、ノーボギーの65。
実力とコンディション通りで、幸先よく首位発進です。
明治安田生命レディス同様、飛び出していった実力は本物ですね。
さて、稲見さんが頭2つ抜け出したのですが、2位が-5。
-5から-1までで、53人ということになります。
上位陣の顔ぶれを見てみれば、納得です。
若手、ベテランといますが、実力者がその通りの力を出しました。
もちろん、なんだかんだ言って、渋野日向子さんもアンダーパー、-3です。
同組の河本結さんも貫禄さえ感じさせるプレーで、-4と良い発進だと思います。
そうだ、忘れていた。忘れていたのは、シード選手並みのオーラがあるからか。
宮田成華さんは、主催者推薦での出場です。
QTランキングからして、レギュラーツアーは推薦や予選会からしか参戦なりません。
しかし、出場できれば、必ず上位の良いところにいるイメージがあります。
食らいついてというのは、良いと思います。
最終日は悪天候かもしれず、泥臭いプレーでも、ついていって欲しいと思います。
個人的な応援選手の田辺ひかり、高木優奈、両選手も-3と良い出だしです。
大会2日目
大会2日目は、圧巻のスコアが出ました。トーナメントコースレコードの63!
圧巻のプレーで優勝に王手したのは?
見事なものです。そして叩き出した選手は、
#アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 の2nd Roundが終了しました✨
ディフェンディングチャンピオンの #河本結 が9バーディー、ノーボギーの63と圧巻のプレーを魅せ、2位と4打差の首位となりました‼️#gettysport<Atsushi Tomura/Getty images> pic.twitter.com/yhNmfiOwZC— JLPGA_official (@JLPGA_official) March 27, 2021
河本結さんです。
出先からスコア速報を見ていたのですが、更新するたびにスコアが伸びている。
尋常ではないと思ったときにテレビ中継が入りました。
見てすぐに思ったのは、今大会は、清水キャディが付いているのですね。
彼の役割は大きいんじゃないかと思ったのですが、ホールアウト後の河本さんのインタビューでありましたね。清水さんに言われていたこと。
「攻めるな、攻めるな」
なるほど、河本さんと言えば、攻撃的なプレーでバーディーを奪取していきます。
もちろん、すんごいバーディーも取りますが、一方でもったいないボギーも出る。
清水キャディもそれをわかっていると思います。
2人のコンビネーションは、抜群に見えます。
私は1年に1度書くかどうかですが、今回は良いでしょう。
河本結 優勝に王手!
2位には順当に、申ジエさんが来ると思います。
上位陣。全体はこちら。
一応、悪天候が予想される最終日のお天気。
午前中は結構な雨なので、耐える展開でしょう。
河本結さん王手の理由は、清水キャディがいることも1つです。
気になる選手の動向
応援選手の2日目を簡単に、上位順から。
食らいついていくと話した初日。後半伸ばしてアンダーで終えています。良し!
全然テレビには映らないのですが、常にこういった位置をキープしています。
ゴルフファンだったら、注目しておかなきゃならない選手です。
先週もだったのですが、2日目にスコアを伸ばして予選通過しています。
恐らくですが、彼女のクレバーさで初日をインプットし、2日目に活かしていると予想します。
2日目、伸ばせなかったなぁ。詳細は不明。
こちらも、2日目伸ばせませんでした。
古江さんも、今回は静かに予選通過ってことでしょうか?
うーん、17番、18番が両ホールともダブルボギーです。
バスケットボールだったら、ダブル&ダブルは良い勲章なのですけどね。
カットラインが下がってくれたので、予選通過です。
密かに経験値を積んで欲しいです。
大会最終日
2位に4打差をつけて、最終日の首位発進は完璧に見えた河本結さん。
悪天候の中始まった最終ラウンドですが、途中、30分強の中断がありました。
#アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 Final Roundは、11時29分に競技を再開しました!
スコア速報はこちら👇https://t.co/wqefgiDdY7
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) March 28, 2021
3人ともスコアを落とした最終組
そして、勝負はわからないものです。上位陣の最終結果。全体がこちら。
河本結さんは、最終日+1、岡山絵理さんが、ベストスコアの-5で逆転優勝です。
これが、要因なのかわかりませんが、1つ、傾向が出たのがペアリングです。
5打差を逆転優勝の岡山絵理
最終組は最終日に3人ともがオーバーパー。
逆に岡山さんを含む、最終組の1組前は、全員がアンダーパーでした。
河本結の一問一答
盤石に見えた河本結さんですが、先週は体調不良でしたしね。
応援していた自分も、残念でなりませんが。
何とか切り替えて、渡米して欲しい。体調には気を付けて。
気になる選手の結果
応援選手の結果を上位順に。
最終日もイーブンパーでまわっています。
安定感は19歳にしてシード選手並みになっています。
あとは、1日、もう1打伸ばすことができれば優勝争いに入ってきます。
最終日は意地で伸ばしたかもしれません。
決意を胸に渡米し、ANAインスピレーションに向かいます。
うーむ、この結果をどうみるか。
悪くは無い。でも、あと2打は欲しかったように感じます。
最終日粘ったと思います。飛距離で劣るのですから、及第点だと思います。
本人曰く、「3歩進んで2歩下がる」かぁ。上手いこと言う。
逆ではないから前向きに。増枠組の力を見せたいですね。
最終日、中断もあったコンディションで-3は立派です。
先週、覚醒の予感をさせたのですが、途切れさせず良かったです。
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