2019年、アマチュア選手として、史上7人目のツアー優勝を遂げた古江彩佳さん。
プロとして戦う2020-21シーズンは4勝を挙げ、トッププロになりました。
その古江彩佳さんのクラブセッティングの変遷です。
更新記事ですので、最新は目次からジャンプしてください。
古江彩佳アマ 優勝時のクラブセッティング
2019年、ブリヂストン勢初の優勝者となったのは、契約プロではなく、アマチュアでした。
古江彩佳さんは、パターを除く13本がブリヂストンとなっています。
1W:ブリヂストン TOUR B XD3 (10.5度)
(フジクラ スピーダー569 TR/S/45.25インチ)
3W:ブリヂストン TOUR B JGR 2017年(15度)
7W:ブリヂストン TOUR B JGR 2017年(21度)
4U:ブリヂストン TOUR B JGR 2017年(23度)
5U:ブリヂストン TOUR B JGR 2017年(25度)
6~PW:ブリヂストン TOUR B X-CB
W:ブリヂストン TOUR B XW-1(50、54、58度)
PT:オデッセイ ストロークラボi ♯5
B:ブリヂストン TOUR B X
参考記事
まず、思ったのが、まずドライバー。
最新流行のJGRではなく、TOUR B XD-3ですね。使いこなしていると思います。
飛距離では三ヶ島かなさんより上、高橋彩華さんと同等でした。
ドライビングディスタンス、3日間平均240.833ヤードを記録。
また、パーオン率は、79.6%(54ホール中43)、75%を超えれば超一流です。
そして、フェアウェイウッド、ユーティリティーも最新のJGRではなく、2018モデルです。
5番ウッドでなく、7番ウッドなのは、コースにもよるかと思います。
フェアウェイウッドとユーティリティーは、最新モデルが先月出たばかりです。
旧製品マークダウンとなっていますので、在庫を見つければ、今は格安で買えます。
アイアンはハーフキャビティーのX-CB。
私がハンデ16からシングルになったとき、ちょうどX-CBを使っていました。
・・・スチールモデルだったので、重かったですけど。(^▽^;)
打ち切れれば、強い弾道が出る、良いクラブだと思います。
パターは大流行のオデッセイストロークラボモデル。
古江さんは、#5を使っています。
2021年初戦でのクラブセッティング
ドライバー:ツアーB XD-3 ドライバー(2018年)(10.5度)
シャフト:SPD569TR(45.25インチ、S)
フェアウェイウッド:ツアーB JGR フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
ツアーB JGR フェアウェイウッド(2017年)(7番21度)
ユーティリティ:ツアーB JGR HY(2017年)(4番23度、5番25度)
アイアン:ツアーB X-CB アイアン(6番~PW)
ウェッジ:ツアーB XW-1 ウェッジ(50度、54度、58度)
ボール:ツアーB XS ボール
基本は変わっていません。
足すと14本を超えちゃいますけど、この中から日によって14本をチョイスですね。
参考記事
2021 富士通レディース優勝時のクラブセッティング
2020年はプロとして3勝を挙げた古江彩佳さん。
統合シーズンとしては3勝でしたが、2021年単年では初優勝でした。
堂々としたプレー内容と、涙の記者会見が印象に残ります。
さて、富士通レディースでのクラブセッティングです。
ドライバー:ブリヂストン B1 ドライバー(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー NX(硬さS、45.25)
フェアウェイウッド:ツアーB JGR(5番18度)、ツアーB JGR(2017年)(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR HY(2017年) (4番22度)、SIM2 MAX レスキュー(6番28度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CB(6番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン BRM(50度、54度、58度)
パター:テーラーメイド スパイダー X チョークホワイト
ボール:ツアーB XS ボール
注目のドライバーは新しいBシリーズ、操作性に優れるB1に、今年は来るであろう、フジクラのスピーダーNXを装着しています。9月の住友生命Vitalityレディス東海クラシックからですので、本当に最近ですね。
フェアウェイウッドは、試合に拠って、3番、5番、7番を使い分けていると思います。
そして、ユーティリティーにSIM2 MAX レスキューが加わっています。
ウェッジは、ブリヂストンのBRM、3本セッティングでの戦いでした。
参考記事
尚、古江彩佳さんは、2022年度の米女子LPGAツアー出場権をかけた、Qスクールへエントリーをしたようです。
既に渋野日向子さんも出場を明言していることの予選会。
12月2日~5日、9日~12日の計8日間144ホールにて行われます。
2022 スコットランド女子オープン優勝時のクラブセッティング
2022年、米女子LPGAツアーのルーキーとして活躍をする古江彩佳さん。
スコットランド女子オープンで、初優勝を飾りました。
そのクラブセッティングですが、昨シーズンと比べて変更があります。
ドライバー:B3 SD ドライバー(9.5度)
シャフト:藤倉コンポジットスピーダー NX(重さ50g台、硬さS、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ツアーB JGR(5番18度)、ツアーB JGR(2017年)(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR HY(2017年) (4番22度)、SIM2 MAX レスキュー(6番28度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CB アイアン(6番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン BRM(50度、54度) BRM ウェッジM‐TECH(58度)
パター:テーラーメイド スパイダー ツアー ホワイト
ボール:ツアーB XS ボール
大きな変更は、ドライバーですね。ブリヂストンの新製品、B3 SD ドライバーを使っています。
どちらかと言えば、アベレージ向けの方向性重視に分類されるドライバーだと思います。
その前に使っていたB1に比べると操作性より、寛容性と相性を求めた選択かもしれません。
2022 富士通レディース優勝時のクラブセッティング
富士通レディースで、大会2連覇を達成した古江彩佳さん。
クラブセッティングは、スコットランド女子オープン優勝時から変更ありません。
2023 USLPGA開幕戦のクラブセッティング
2023年シーズンも、USLPGAツアーは、ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズで開幕。
2022年、スコットランド女子オープンで優勝した権利で古江彩佳さんも出場します。
基本的なクラブセッティングに変更はありませんが、ドライバーのシャフトが、女子では定番に近い存在となった、スピーダーNXグリーンに変更です。
昨年の富士通レディース優勝時からテストはしてきたようですが、初戦から実践投入です。
2023 ホンダ LPGAタイランドでのクラブセッティング
ホンダLPGAタイランドでは、若干、クラブセッティングの変更がありました。
ドライバー:ブリヂストン B3 SD(ロフト9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダーNX(重さ50g台、硬さS、長さ45.25インチ)
フェアウェイウッド:ブリヂストンスポーツ ツアーB JGR(3番15度)、ツアーB JGR(2017年モデル)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR HY(4番22度)、テーラーメイド SIM2 MAX レスキュー(6番28度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CB(6番―PW)
ウェッジ:ブリヂストン BRM2(50、54、58度)
パター:テーラーメイド スパイダー ツアー ホワイト
ボール:ブリヂストン ツアーB XS
ウェッジに新しいモデルを投入。その他は変更ありません。
参考記事
コメント