いよいよ始まりました、2021アース・モンダミンカップ。
初日首位に立ったのはインスタート1組目の菊地絵理香さん。
7バーディー、ノーボギーの見事なラウンドでした。
そして、なかなか興味深く、期待を持たせてくれるリーディングです。
見事なプレーだった菊地絵理香
何しろ、見事としか言いようのない、菊地絵理香さんの初日でした。
ホールバイホールがこちら。
特徴的なのが、パー5でもバーディーを獲っていますが、短いパー4でも獲っている。
そして、難しいと言われている、9番や16番を耐えている感じです。
好位置につけた古江彩佳、西村優菜
この試合に東京オリンピック代表争いがかかる古江彩佳さん。
特に折り返した、フロント9ホールで、「古江スイッチ」が入りました。
ホールバイホールがこちら。
古江さん、初日はインスタート。
まずは、スタート、難関10番ホールのセカンドが素晴らしかった。
左ラフから、約150ヤードの残りを、ほぼピッチエンドラン。
グリーン手前からの転がりは50ヤード近くあったでしょうか。
見事にピンハイに寄せるバーディー。鳥肌が立つほどの技術です。
そして、西村優菜さんも-4と、非常に彼女らしい好発進です。
さて、古江彩佳さんは7バーディー、2ボギーの初日。
この2つのボギーが、難関を象徴する9番と16番です。
フェアなセッティングを物語るリーディング
144名とツアー最多の出場選手ですが、非常に密度の高い混戦です。
初日の上位陣。全体がこちら。
ベテランもいれば、若手もいる。
飛ばし屋もいれば、小技に優れた選手もいる。
と言うことは、今回のセッティングに対応できる総合力が問われているわけです。
セッティング攻略のポイント
今回のセッティングで特徴は、フェアウェイとラフの差が大きいこと。
ファーストカットが無いので、ここで大きく差が出ます。
また、誰しもがキーポイントに挙げるグリーン。
これは、バーディーを狙いやすい位置に付けることが大切。
必ずしも近ければ良いということでは無い。
上りの真っすぐ、いわゆる、ゼロラインに付けたいです。
ゼロラインのマネジメントを最も良く知るのが、ガレスジョーンズの申し子たち。
古江彩佳、西村優菜といった、JGAナショナルチーム出身の選手です。
予選通過ラインの予想
2日目は予選通過がかかります。
70位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出します。
初日の結果を踏まえると、カットラインはイーブンパー付近。
この辺りが、非常に濃密な混戦です。
イーブンパー:51位タイ
1オーバー:76位タイ
2オーバー:85位タイ
3オーバー:108位タイ
ここまでで、何と120人が入っています。
予選カットラインを考えると、+3は十分に圏内です。
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