2022ECCレディスは、伸ばし合いの優勝争い。2ケタアンダーが優勝ラインと見ましたが、櫻井心那さんが-13で初優勝。同じ94期生の仁井優花、川﨑春花の両選手との高いレベルの争いがありました。この94期生3選手には、意外な関係性もあります。
櫻井心那、大混戦を制し初優勝
櫻井心那さん、3日間のスコアは、68、67、68。
出場選手の中で、唯一3日間60台を並べました。
初日には、篠崎愛さんがコースレコードを出し、伸ばし合いが予想できたこの大会。
それでも、3日間安定して60台を出したのは称賛に値します。
元々飛距離は出ますが、方向性も安定し、ショートゲームも良かった。
今季、複数回のステップアップツアーが狙えますし、来季にはレギュラーツアーでの活躍も期待できる逸材です。
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ECCレディス2022で頑張った選手
最終日の終盤は、94期生3人による伸ばし合いとなったのですが、その戦いを繰り広げた選手たちです。
2位タイ 川﨑春花
ここまで安定した戦いぶりをしていた川崎さん。
惜しくも2位とはなりましたが、最後の最後まで集中力を切らすことは無かった。
飛距離は平均的ですが、ショートゲームが上手い、トータルバランスに優れた選手です。
川崎さんと言えば、2020年度全国高等学校ゴルフ選手権春季大会で優勝しています。こちら。
実はこの大会、夏季大会は緑の甲子園として知られています。
その緑の甲子園、2021年度の優勝が、櫻井心那さん。こちら。
つまり、2人とも高校生チャンピオンになっているのですね。
ちなみに、この緑の甲子園、2019年度の優勝者は、山下美夢有さんです。こちら。
2位タイ 仁井優花
本人も良く言われる駄洒落ですが、2位には仁井さんが入りました。
体格にも恵まれ、バーディーが獲れることが何よりも魅力です。
最終日、6バーディー、ノーボギーでの追い上げは見事でした。
仁井さんは、大阪学院大学高校出身で、川崎さんと同じ。
仁井さんの方が1年先輩で、プロテストは同期合格となります。
ローアマは、徳永歩
何しろECCレディスですから、ECC学園の生徒が6名参戦しました。
その他アマチュア選手を含め、ローアマに輝いたのは、徳永歩さん。
実は、徳永さんも、2021年度の全国高等学校ゴルフ選手権春季大会で優勝しています。こちら。
その実績もあり、6月に行われるトヨタジュニアゴルフワールドカップのメンバーに選出されています。
この大会の女子メンバーは、手塚彩馨、上田澪空。
手塚彩馨、上田澪空の両選手は、今年のクイーンシリキットカップで20年ぶり優勝のメンバーです。
この両選手とともに、トヨタジュニアゴルフワールドカップに挑みます。
女子は2連覇中で、3連覇がかかる大会です。
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