2021年のアメリカLPGAツアーも始まりましたね。
ゲインブリッジLPGA選手権選手権です。
まずは、初戦、見どころはいくつかあります。
畑岡奈紗さんの初日でもあり、アニカ・ソレンスタムの現役復帰戦でもあります。
大会初日
大会初日、首位に立ったのは、リディア・コ選手。
1イーグル6バーディ、1ボギーの65ですからナイスプレーです。
我らが畑岡奈紗さんは、5バーディ、1ボギー1ダブルボギーの70。
途中のダブルボギーは痛いのですが、後半は3バーディーを奪取。
盛り返したので、首位とは5打差の17位なので、まずまずでしょう。
そして注目のアニカ・ソレンスタム選手。
1バーディ、1ボギー1トリプルボギーの75は3オーバーで77位。
トリが痛いなぁ。
それでも、18ホール中、15ホールがパーなので、勝負になっていないことはないです。
初日を終えて、全体の結果はこちらです。
大会2日目
大会2日目は予選カットがあります。
何と言っても、個人的な注目はこれでした。
50歳になったアニカ、13年ぶりの復帰でどうなるかですが、
通算2オーバー、67位で予選通過です。
競技委員のミスとは、こういった内容です。
少し長くなりますが、転載します。
初日には思いがけないトラブルもあった。前半の5番ホール、ソレンスタムのティショットは大きく曲がり、コース内の鉄柵の扉の下で止まった。競技委員に「扉を開けて打てるか」と聞いたが受け入れられず、ペナルティを加えてドロップ後に打ち直し、トリプルボギーを記録した。
ところが2019年のルール改正により、「合理的な努力で動かすことができる」門やドア(カギ等がかかっていない状態)などは、「動かせる障害物」として処理できるようになった。つまり、ソレンスタムは扉を開けて打つことができたが、自身が新規則を把握していなかったことに競技委員の誤ったアドバイスが加わり、罰打を付加するハメになった。LPGAはその後の声明で、ショットのために扉を動かせたこと、規則上ペナルディを取り消せないことを明らかにした。
初日にあったトリプルボギーは、こういったいきさつだったのですね。
この辺りに、13年ぶりのツアー復帰というブランクがあります。
しかし、競技委員の責任にしなかったのは、さすがアニカと言えますね。
さて、試合全体はと言えば、
初日首位のリディアが好調。
畑岡さんは、苦労しながらも2日目はパープレー、27位で予選通過です。
2日目全体のスコアはこちら。
大会3日目
大会3日目はさらっといきましょうか。理由もあるので。
まずは、どういった結果になったかと言えば、
ALBA記事の見出しで、全部わかってしまうと言う。(;^_^A
我らが畑岡奈紗さん、3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの74はトータルイーブンの49位タイです。
そして予選を突破したアニカは、1バーディ・8ボギーの79、トータル9オーバーで最下位です。
2日目まで安定していたアニカですけど、3日目は何かあったのですかね。
3日目を終わっての全体のリーディングはこちら。
リディアが伸ばせなかった中、ネリー・コルダが-13で首位です。
ただし優勝争いは上位5選手、わからない感じです。
大会最終日
最終日は結果から書くと、ネリー・コルダが逃げ切って優勝です。
最終日も3つ伸ばしたので、典型的な逃げ切り優勝ですね。
それで、珍しい記録の優勝となりました。それは、
1月の大会でお姉さんのジェシカが優勝しているので、姉妹で2大会連続優勝です。
前回と言えば、これは遡りますねぇ。2000年のことです。
今回も出場した、アニカ・ソレンスタムとシャーロッタ・ソレンスタム以来とのことです。
そして残念ながら、畑岡奈紗さんはスコアを落としてしまいました。
トータル+2は52位でフィニッシュです。
最終スコアはこちらです。
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