2020 ゴルフ5レディスで頑張った選手

2020年のゴルフ5レディスは小祝さくらさんが、2位に6打差をつけての圧勝。
-17はトーナメントレコードでした。そんな中、頑張ったと思う選手の所感を書いておきます。

古江彩佳

2位タイ 初日71 2日目68 最終日66

伸ばし合いとなった、この試合。
ですから、初日の71は出遅れで、カットラインの順位でした。
それが尻上がりに調子を上げ、最終日は66と小祝さんと並ぶベストスコア。

後半の追い上げは素晴らしいものがあり、17番のボギーは惜しかった。
それでも、古江さんの持つポテンシャルは発揮できた試合だと思います。

ランニングで体幹強化 古江彩佳はショット好調
◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 最終日(6日)◇GOLF5カントリーみずなみコース(岐阜県)◇6571yd(パー72) 20歳の古江彩佳が1イーグル5バーディ、1ボギーの「66」でプレー。通算11アンダーで今季自己最高となる2位で終えた。 「ショットはボチボチよかったけど、それがピンに絡むようにな...

安定感のあるスイングから放たれるショットは秀逸です。

植竹希望

6位タイ 初日69 2日目70 最終日68

ここへきて好調さが光ります。今季の成績がこちら。書き上げておきますと、

アース・モンダミンカップ 38位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 14位タイ
ニトリレディス 34位タイ
ゴルフ5レディス 6位タイ
rashink×RE SYU RYU/RKBレディース(ステップ)優勝

植竹さんは、QTランキング48位の出場資格です。
そんな立場ですが、ステップ開幕戦優勝、レギュラーも4試合予選通過なのです。

黄金世代4人目となる複数回優勝の裏で… 新たな“希望”に飛躍の予感
黄金世代4人目となる複数回優勝の裏で… 新たな“希望”に飛躍の予感 - 2020 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント

私も彼女が高校生アマのときに、ツアーでのプレーぶりを見ました。
スイングなどを見たときに、「ああ、この子は確実にプロになるな」と思いました。
それから、怪我などもあって、本来の力を出せないでいたと思います。
ALBA記事によれば、男子プロのチャンドさんの指導も受けたようです。
今季、注目選手の1人となるかもしれません。

蛭田みな美

9位タイ 初日68 2日目69 最終日71

最終日、最終組でのラウンドとなりました。
私も、アマ時代から注目し、実績も十分な選手だけに、遅咲きかもしれません。
今大会見ている限りでは、最終日が惜しかった。
優勝までは難しかったと思いますが、あと3つくらいは伸ばせた可能性があります。
それでも、最終日最終組は良いステップになったと思います。

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セキユウティン

11位タイ 初日69 2日目71 最終日69

優雅な雰囲気を漂わせる美人プロとして、人気があり、自分も好きな選手です。
ただ、昨年までの力で言えば、ステップ以上、レギュラー未満という位置だったかもしれません。
それが、今年の彼女を見る限り、明らかに大きく変わりました。

誰しもが気づくのが、その体ですね。
少なくとも一回り、いや、それより大きくなったかもしれません。
このコロナ禍でも、トレーニングに費やしてきたことがわかる飛距離と安定性。
それは、今季の成績にも表れています。こちら

アース・モンダミンカップ 13位タイ
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 14位タイ
ニトリレディス 26位タイ
ゴルフ5レディス 11位タイ

先の話をするのはまだ早いのですが、確実にシード選手への道を歩んでいます。
立ち居振る舞いは、相変わらず優雅。
カメラに手を振る姿にやられてしまうファンも多いと思います。自分も、その1人です。

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宮田成華

さて、5人目は宮田成華さんです。

19位タイ 初日72 2日目68 最終日71

試合に出場さえすれば、このくらいの成績は出すだろうと思える宮田さん。
そう思っている女子ゴルフファンも多いかと思います。
しかし、宮田さんの今季参戦資格は、QT185位。
ゴルフ5レディスも、推薦を受けての出場でした。
2日目に伸ばして予選を通過、最終日もアンダーでまとめた。

主戦場はステップになると思いますが、推薦をもらったレギュラーで頑張ってほしい。
実は過去2年間、QT100位台からシードを取った選手が連続で出ています。
2018年が原英莉花さん、2019年が稲見萌寧さんです。
彼女たちにできて、宮田さんにできないはずは無いと思うのですが。

宮田さん、デサントレディースも推薦をもらっています。

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