2020年のナショナルオープン、日本女子オープン初日です。
事前情報については、既に書いていたのですが、「なるほど」と思わせるコース。
日本女子オープン歴代最長距離、6,761ヤードですが、最近の選手には決して長くない。
まず、初日の結果は、こうなりました。上位陣。全体がこちら。
初日なので、順位より先に、スコア、そしてコンディションの把握が大切です。
先ずは首位のスコアが-8というビッグスコアです。
もしかすると、優勝ラインはー20になるかも?と言われていた通りです。
イナリさんが首位ですけど、何せインスタート早い組だったので、放送開始時でー8でした。
そして、初日の放送で追いかけられた中心は、やはり注目組でした。
「小祝さくら、笹生優花、古江彩佳」順当なセレクション。
彼女たちのプレーを参考に、今回のコースを見ていきます。
何と言っても、目立ったのは、初日?と思うほど難しいピンポジ。
良くもまぁ、初日から難しいところに切ったと思うほど、端っこですね。
それでも、このスコアが出たのは、ひとえにグリーンコンディションだと思います。
コンパンクション22、スティンプ11ですから、いわゆる普通のセッティング。
気は抜けないですが、タッチがあった選手は上に来ますよね。
全英女子オープン健闘6位の上田桃子さんは、新パター投入でー4と好スタートです。
そして、最長飛距離ということで、飛ばし屋が注目されていたのですが、来ましたね。
インスタートだったのですが、インコースで3連続バーディーと4連続バーディー。
ボギーが1つあったので、パーも1つという派手な出だし。
アウトは伸ばせずでしたが、好スタートであることは間違いありません。
飛ぶことに目が行きがちですが、この日の要因はフェアウェイキープ100%だったのですね。
ですから、難しいピンポジでも攻めて行ってバーディーを奪取です。
そして、事前のキーワードで挙げたトータルドライビング。
いわゆる飛距離と方向性のバランスが取れた選手ですが、これは筆頭格が小祝さんですよね。
プレーぶりも中継が長かったので、長く見ることができましたが良かったですね。
6バーディー、ノーボギーだったのですが、もう2つくらいは伸ばせた感じです。
と言うことで、好調者であればスコアが出るセッティングです。
もちろん、誰にとっても簡単という訳ではありません。
ラフから打って、ショートサイドに外せばボギーになる。
伸ばし合いの展開で、最終日まで行きそうです。
ただし、-20までは行くかどうか、-15くらいが優勝ラインと予想します。
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